もんじゃ焼き

もんじゃ焼き
もんじゃ焼き(もんじゃやき)は、ゆるく水溶きした小麦粉を鉄板で調理して食べる東京近郊のローカルフードである。
単にもんじゃと呼ぶほか、地域によって異なるさまざまな呼称がある
概要

もんじゃ焼(ドテ作り)
名前の発症

北斎漫画
文政2年(1819年)刊の『北斎漫画』に「文字焼き屋」の挿絵があり、この時代既に江戸にもんじゃ焼きに類するものがあったことがわかっている。焼くときにタネで文字を書いて遊んだことから「文字(もんじ)焼き」と呼ばれ、これが訛って「もんじゃ」となったとされる。
初体験

昭和の駄菓子屋
私の、もんじゃ焼きデビューは遅く高校生になってからでした。
私の地元(杉並区)では聞いたこともなく、たまたま月島の高校の同級生の家に泊まりに行った時に、【旨いものを食わしてやる】と友人に言われ、連れていかれたのが駄菓子屋でした。
駄菓子屋で旨いもの???
駄菓子屋に入ると奥の鉄板のテーブル席に座り、友人が注文し出てきたのがもんじゃ焼きです。
始めは、お好み焼き?と思ったら、なかなか固まらず、ゲ〇みたいと言う印象でした。(お食事中の方ごめんなさい。)
箸ではなくコテ?友人は器用に使っていました。
食べた感想は、正直、旨からず不味からず、普通・・・でした。
道具

もんじゃをはがすための「へら」は、「こて」あるいは「はがし」と呼ばれることもある。
幅20-30mm、長さ10-15cmのステンレス製で、お好み焼き用のヘラよりもかなり小さい。
上手く使いこなすとツーだとか・・・
駄菓子屋なら当たり前
地元の駄菓子屋では、もんじゃ焼きなどやってる所など全く無かったのに友人曰く月島の駄菓子屋では、もんじゃ焼きは当たり前だとか・・・
値段も、たしか100円くらいだったと思います。
駄菓子屋ともんじゃ焼き
東京・下町の駄菓子屋には、昭和40年代ころまでは大抵どこのお店も、もんじゃ焼きの鉄板があったそうです。
もんじゃ焼きは東京の子供達に広く親しまれていたが、駄菓子屋そのものの減少に加えて、食文化や嗜好の変化もあって、提供する店が激減していったそうです。
80年代始め頃までがギリ駄菓子屋、もんじゃがメジャーだったのではないでしょうか。
それでも下町の一部にはまだ1杯あたり80円 ~300円といった昔ながらの価格で提供する駄菓子屋もんじゃも残存しているとか。
都内全域と言うわけでは

月島 もんじゃストリート
調べいると、もんじゃ焼きは都内全域に分布しているわけではなく、古くからの店が残るのは墨田区・江東区・台東区・葛飾区・足立区・荒川区等の下町に限られる。
山の手地区においても繁華街でもんじゃ焼きを提供する店は確認できるが、歴史もなく浸透度は低い。観光地として有名なのは、月島と浅草である。
月島には「もんじゃストリート」もあり現在もんじゃ屋が75店ほどあるとか。

月島西仲(もんじゃ通り)
老舗は数店

ただ「もんじゃストリート」にある、お店も昔からある老舗店は数店でほとんどは1980年代後半の「もんじゃブーム」で他の商店からくら替えしたお店がほとんどだそうです。
大半の店はもんじゃ焼きだけではなくお好み焼きも提供しています。
近どう本店|月島もんじゃ振興会協同組合 | 店舗ご案内 | 月島もんじゃ情報なら月島もんじゃ振興会協同組合におまかせ!
最後に・・・

もんじゃ焼き
今では駄菓子屋自体減ってきていますが、東京は下町方面には、まだ駄菓子屋もんじゃ焼きが健在だそうです。
興味のある方は是非足を運んでみてはいかがだったでしょうか。
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