まずは、塩撒きに関するトリビア2-塩撒きの塩はどこから??
大相撲の塩の種類は?一日の量は?といった事柄を纏めてみた。
力士が土俵に撒く塩なんですが、産地はどこで、一日どのくらいの量を使うものなのか?また、使用後の処理や処分はどのようにされているのだろうか? 今まで疑問に思ってた方もこれですっきりするでしょう!!

味の素 瀬戸のほんじお 1kg
「伯方の塩」も「瀬戸のほん塩」も食卓で使うような「精製塩」ではなく、天然の海水を天日干しして作られる「荒塩」だそうだ。
塩の使用量については、本場所で1日当り平均45kg使用され、1場所当りでは675kg(45[kg]×15[日])消費されることになる。
なお、この大量の塩は伯方塩業株式会社と味の素株式会社が無償提供している。また別に懸賞金も出している。塩の提供は年3回なので、年間では、675[Kg]×3[回]=2、025kgということになる。
ここからは「私のゲスの勘繰り」になるが、このような塩は1キロ約300円位だから、普通に買ったら約60万円になるが、企業ですから原価はこれよりもっと低いと予想される訳で、広告費と思えば企業側にとっても大変魅力的に映っているかも・・・??。
後、撒かれた塩はどうなるのか?? つまり不要となった土俵の「著しく塩分濃度の高い土」は「産業廃棄物」になるそうで、「産業廃棄物処理事業者」に処分を委託しているそうです。
それから、私は相撲を見ていて、いつも気になっているのが、よく足の指などを怪我している力士は、著しい酸性の土で余計痛くならないのか??あいにくこの質問に答えてくれる資料が見つからなかった。だれか判る方いませんか???
現役力士の中では、”宇良”が塩撒きの塩が少ないことで有名!!

宇良 和輝(うら かずき)
思い出に残る小量塩撒き力士は元祖タレント力士の”出羽錦”!!

出羽錦 忠雄(でわにしき ただお)
だが資料によると、出羽錦は最初から守りの相撲をしていたわけではなかったそうだ。最初は突っ張って前へ出る激しい取り口だったが、膝を怪我したのが原因で相撲の取り口が一変したと言われている。昔、膝にいつも包帯を巻いていた姿を思い出すのですが、そのせいだったんですね!

出羽錦忠雄/田子ノ浦親方/ドリフターズ【ズンドコズンドコ全員集合】
1990年から1999年までNHK専属解説者だったが、なかなか明解で、聞きやすかった。また、生放送中に突然川柳を詠むことでも知られ、「勇退の 伯父にはなむけ 初賜杯」「寝て起きて また強くなる 貴花田」「曙が 朝日に変わる 九月場所」「智ノ花 先生辞めて 良かったね」などを残した。ただ現代流に言うと”ウケねらい”なのだろうが、サービス過剰な面もあった。
体は”デカ”いが、塩を撒くより舐めるのが多かった”高見山”!!

髙見山 大五郎(たかみやま だいごろう)
現在の相撲界は一年前にやっと日本人の稀勢の里がようやく横綱昇進に漕ぎ着けたが、未だに他の大横綱二人がモンゴル出身であり、大相撲がもはや日本の国技であるということを忘れてしまわせるような状態だ。しかし、今の大相撲の国際化を語る上で忘れてはいけない人物がいるとすれば、それは元関脇”ジェシー”こと高見山大五郎だろう。彼はなんと相撲界で最初の外国人力士として活躍した人物のだ。
【高見山・小錦・曙・武蔵丸】外国人力士の道を切り拓いた先人たちの今を追う。 - Middle Edge(ミドルエッジ)