2015年7月29日発売の井上陽水『UNITED COVER 2』
注目は井上陽水自身の代表曲「氷の世界」のセルフカヴァーや、井上陽水がデビュー当時から、人気を二分していた吉田拓郎の楽曲「リンゴ」を初カヴァー。両曲とも世界的サルサバンド、オルケスタ・デ・ラ・ルスのとの競演により、原曲とはまた違った魅力を持った楽曲となっている。
その他「シルエット・ロマンス」(大橋純子 1981年)、「リフレインが叫んでる」(松任谷由実 1988年)、「有楽町で逢いましょう」(フランク永井 1957年)、「夜霧よ今夜も有難う」(石原裕次郎 1967年)など、時代を越えて愛される名曲ばかり。さらには、ボーナストラックにてオリジナル最新曲、NHK「ブラタモリ」テーマソング「女神」「瞬き」までも収録した、贅沢なポップ・カヴァー・アルバムとなっている。
井上陽水『UNITED COVER 2』
※収録曲および曲順:( )内は 原曲歌唱者 原曲発売年
1.シルエット・ロマンス/(大橋純子 1981年)
2.黄昏のビギン/(水原弘 1959年)
3.リフレインが叫んでる/(松任谷由実 1988年)
4.リンゴ/(吉田拓郎 1972年)
5.有楽町で逢いましょう/(フランク永井 1957年)
6.夜霧よ今夜も有難う/(石原裕次郎 1967年)
7.女神 / bonus track(オリジナル楽曲 新曲)
8.瞬き / bonus track(オリジナル楽曲 新曲)
9.あの素晴しい愛をもう一度/(加藤和彦と北山修 1971年)
10.I WILL/(The Beatles 1968年)
11.夢で逢いましょう/(坂本スミ子 1961年)
12.SAKURAドロップス/(宇多田ヒカル 2002年)
13.氷の世界/(井上陽水※セルフ・カバー 1973年)
※オルケスタ・デ・ラ・ルス参加楽曲
「リンゴ 」/「女神」/「瞬き」/「I WILL」/「SAKURAドロップス」/「氷の世界」
永遠のライバル吉田拓郎の名曲『リンゴ』をカバー
井上陽水と双璧をなし、フォーク界を牽引した吉田拓郎
1970年代には井上陽水と吉田拓郎は双璧をなし、フォークソング界あるいはニューミュージック界を牽引した。
1975年、共同でレコード会社「フォーライフ・レコード」を設立
貴重な井上陽水と吉田拓郎のラジオ対談
2012年6月11日の『坂崎幸之助と吉田拓郎 オールナイトニッポンGOLD』(ニッポン放送)に井上陽水が初出演。
吉田拓郎とのメディア共演は、1997年10月の『オールナイトニッポンDX(デラックス)』以来、実に15年ぶりであった。
井上陽水『UNITED COVER 2』制作中に「ブチ切れ事件」
井上陽水 新作アルバム制作中に「ブチ切れ事件」
前作、2001年に発売した井上陽水のカバーアルバム『UNITED COVER』
「UNITED COVER」は出荷枚数80万枚の大ヒットとなり、昨今のカヴァーアルバムブームの先駆けとなった作品。
井上陽水『UNITED COVER』
※収録曲および曲順:( )内は 原曲歌唱者 原曲発売年
1.蛍の光(スコットランド民謡)
2.コーヒー・ルンバ(西田佐知子、1961年)
3.花の首飾り(ザ・タイガース、1968年)
4.旅人よ(加山雄三、1966年)
5.銀座カンカン娘(高峰秀子、1949年)
6.サルビアの花(早川義夫、1969年)
7.東京ドドンパ娘(渡辺マリ、1961年)
8.ウナ・セラ・ディ東京(ザ・ピーナッツ、1964年)
9.嵐を呼ぶ男(石原裕次郎、1958年)
10.誰よりも君を愛す(松尾和子 / 和田弘とマヒナスターズ、1959年)
11.ドミノ(ペギー葉山、1952年)
12.星のフラメンコ(西郷輝彦、1966年)
13.月の沙漠(童謡)
14.手引きのようなもの(井上陽水奥田民生、1997年)