憧れの青春ヒロイン「風吹ジュン」。一家に一枚のピンナップガールとはまさに彼女のことか?!

憧れの青春ヒロイン「風吹ジュン」。一家に一枚のピンナップガールとはまさに彼女のことか?!

ピンナップガールという言葉がまだ日本に浸透していなかった1973年、颯爽と登場して青少年の部屋の壁を埋め尽くした風吹ジュン。フォトジェニックとしか言いようがない70~90年代の彼女の魅力に迫ってみます。


風吹ジュン

風吹ジュン。1973年に初代ユニチカマスコットガールとしてデビューし、現在も女優として大活躍している息の長いタレントさんですね。
最近は独特の雰囲気を持った女優、いえ大女優と言えるような地位を確立しています。

しかし、デビュー当時はアイドル。彼女もまた憧れの青春ヒロインでした。

本名:川添 麗子
生年月日:1952年5月12日
出生地:富山県富山市八尾町
身長:157 cm
血液型:B型
活動期間:1973年~現在

風吹ジュン

改めて経歴を見ると、初代のユニチカマスコットガールというのは意外な感じがしますが、それよりなにより彼女のどこか不安げ、寂しげな表情。それでいて健康的なナイスバディ!これにやられました。
70年代の健康な男子学生の部屋には彼女のピンナップが必需品だった!といっては大げさですが、良く似合いました。

当時は風吹ジュンの雑誌の切り抜きを集めた男子学生は数知れず。瞬く間にハートを鷲掴みにされたのでした。

ピンアップガールと言う言葉は当時の日本にはなかったかと思いますが、まさにそんな感じです。そして、その人気を当て込んで1974年から歌手として活動を開始します。

歌手

レコードデビューは1974年5月、「愛がはじまる時」でした。

その後、シングルは8月に「涙に微笑みを」、10月に「ふたりの舗道」、翌年の5月に「23才」と4枚のシングルを発売するにとどまっています。

オリジナル・アルバムはファーストアルバム「ジュンとあなたの世界」、セカンドアルバム「ジュンとあなたの世界」の僅かに2枚。ベスト・アルバム「風吹ジュン オリジナル・コレクション16」があるのみです。

ファーストアルバム

ジュンとあなたの世界

1年ほどで風吹ジュンは、あっさりと歌手活動に見切りをつけてしまいます。舌っ足らずな歌い方が魅力でしたが、残念ですね。
今でもジャケット欲しさに買い求めているファンがいるようですが、同じ写真を使ったベストアルバムがCDとなっており現在でも購入することが可能のようです。

 1. 23才
 2. 愛がはじまる時
 3. 夏のふれあい
 4. 涙に微笑みを
 5. 愛の雨音
 6. 私はかもめ
 7. ふたりの舗道
 8. 古い日記
 9. 優しい関係
 10. ロマンチスト
 11. 美しい冒険
 12. 別れたあとも
 13. 涙ひとつぶ
 14. 風に似た人
 15. 恋は不安
 16. 恋のかけひき

風吹ジュン ゴールデン★ベスト

当時の写真で使えるものがないのでしょうか?まぁ、カワイイ写真なので良しとしますが、「ジャケ買い」というのであれば、やはり大きいだけにCDよりもレコードの方がいいですね。

CM

CMは1974年の「三ツ矢サイダー」を皮切りに、まさに引っ張りだこの状態で数多く出演しています。

かわいいですね!音楽ファンであればチェックしておきたいのは音楽を大瀧詠一が担当しています。
CMに起用されるというのは好感度が持たれているということでしょうが、デビューまもなくから現在に至るまでほとんど途切れることなく毎年どこかのCMに出ています。出演したメーカー数は実に20社。これは驚異的です。

中でも女優として円熟味の出てきた90年代のCMには、思わずウットリしてしまいます。

蟹江敬三とのコンビですが、いい雰囲気ですよね。こんな夫婦になりた。いえ、こんな女性を妻にしたい。そう思わずにはいられません。

KDD(現・KDDI)国際電話での伊武雅刀との夫婦役も楽しかったです。

90年代となると風吹ジュンも40代です。もうアイドルと言う年齢でも雰囲気でもありませんが、実に美しくなっていますね。人妻の魅力とも言えそうですが、もうりっぱな女優。化粧品のCMも実に堂々とこなしています。

面白いところでは、最初のCM出演だった1974年から40年後の2014年に再度「三ツ矢サイダー」のCMに出演していいるんです。

これはもうメーカーからもファンからも愛されているということの証拠ですね。とても珍しいです。ただ残念なのは音楽ですね。大瀧詠一を使ってほしかったです。出来ることなら新曲を。。。

映画

映画デビューは1977年の「白熱デッドヒート」でした。映画もテレビドラマもデビュー以来ずっとでているのですが、主役というわけではありませんが今日まで出っ放しです。売れっ子。そう言って間違いないでしょう。1981年の結婚、そして出産当時こそ控えめですが、離婚した1992年以降はものすごく頑張っています。

そんな中、大きな話題となり、体当たりの演技で女優としての地位を確立したと言えるのが1979年の映画「蘇える金狼」ではないでしょうか。

風吹ジュンは、この映画で松田優作を相手に大胆な濡れ場を演じています。風吹ファンにとっては大きな見どころですが、それは別としても配給収入10億4200万円も記録したとても面白い映画となっています。
因みに、風吹ジュン以外にも結城しのぶ、吉岡ひとみもヌードを披露していますよ。

実は、風吹ジュンと松田優作は、前年にテレビドラマ「大都会 PARTII」で既に共演していました。

なるほど、だからこそ「蘇える金狼」で息の合ったところを見せれたということなのでしょうね?!ところで、風吹ジュンが出演したテレビドラマといえば、「はみだし刑事情熱系」の印象が強く残っています。

「はみだし刑事情熱系」は1996年から2004年まで8年も続いていました。風吹ジュンは根岸玲子という警視の役でしたね。懐かしいです。

デビッド・ハミルトン

写真集は1982年の世界の巨匠デイヴィッド・ハミルトンが撮影した「絹の風」1冊のみ。意外ですね。もっと沢山出している印象がありますけどね。
しかし、まぁ、デイヴィッド・ハミルトンの撮影ですからエロというよりも芸術的。いやらしさのかけらもありません。残念です。

デビッド・ハミルトン撮影

絹の風

しかし、このデイヴィッド・ハミルトンというカメラマンは、風吹ジュンがユニチカのマスコットガールとしてデビューした際、ポスターの撮影をしているんです。浅からぬ縁があるんです。

歳を重ねるごとに美しくなる風吹ジュン。幸せに過ごされているということでしょう。ファンとしては嬉しい限りです。

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