主たる運用先を失った189系と489系は、各地に散り散りになり、中央線特急「あずさ」「かいじ」や、上越線・北陸本線の夜行急行「能登」などで活躍しましたが、軽快な新型車両が続々と登場するにつれ、次第に「趣味人のための車両」の様相を呈してきました。
東京の189系が引退へ。
東京の189系ラストランのツアー告知(JR東日本)
PDFファイルのため、リンクしか貼れませんが、2018年4月22日および27日をもって、189系のうち東京近辺で使われていた2編成が、このツアーをもって引退ということになりました。
これにより現在(2018年)残る189系電車は、長野にいる1編成のみとなります。
489系は全廃との情報も。
yahoo!知恵袋の一般の方からの情報のため、真偽は不明ですが、489系のほうは既にすべて廃止されているようです。
このツイートをされた方は、「信じてもらえないかもね」とツイートしていますが、私はよーくわかります(笑)。
私も12年前(2006年)、この489系ホームライナーを撮影し、上野ー大宮間に乗車しました。
車内はガラガラでした。
しかし、ボンネット車ならではのグレードの高い静粛性の車内の風景は、今でも覚えています。
1997年まで碓氷峠を毎日越えていた特急189系も、残りついに1編成となりました。
東京ではもうラストラン以外は見られず、長野で活躍する編成のみです。
この「189系N102編成」がいつまで使われるのかは現在のところ不明ですが、碓氷峠を越えたあの時代の生き証人として、これからも走り続けてほしいと思います。
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