今でも”ナウい”と思って「昭和言葉」を使っていると『老人』扱いされますよ!!④

今でも”ナウい”と思って「昭和言葉」を使っていると『老人』扱いされますよ!!④

「今でも”ナウい”と思って「昭和言葉」を使っていると『老人』扱いされますよ!!③」の続編です。私は、この趣旨の続編記事に載せる「昭和言葉」もそろそろ終わりかな?と思いながら書いているのですが、調べると”あるわ!あるわ!”、今さらながら驚いている最中です。「しぇ~!!」、その分私が年を獲ったのかな?!


驚愕のシーンでも「昭和言葉」がいっぱい!!

怪獣ゴジラまで披露した「シェー!」

シェーは、赤塚不二夫の漫画作品『おそ松くん』の登場人物イヤミが行うギャグで一般にマジで驚いた時に画像のようなポーズを取りながら「シェー」と叫ぶのである。
『おそ松くん』の作中でイヤミが「シェー」をやりはじめたのは1964年春に発表のエピソードからであり、このギャグが1960年代には日本全国を席捲し、特に小学校ではやらない児童はいなかったと記憶している。

「シェー」の一例

三波伸介の十八番ネタだった「びっくりしたなぁ、もう」!!

「ガーン」、「ガビーン」も死語だった!!

スマホを道路に落としてしまい、スマホの画面に大きな傷が出来てしまった際に、思わず「あぁ!スマホ画面がめちゃくちゃ!! ガーン!!!」と口にしたら、後輩から「ガーンって・・・先輩、、古っ!!」と笑われてしまった。
時代の流れはそんなに早いのかとしみじみ思った瞬間であった。実に残酷でもある。ショックを受けた時や驚いた時に発する「ガーン」がもう古いとは・・・?!。90年代に一世を風靡した「ガーン」。もう古いと言うなら、今はなんて言うのだろうか?

「ガーン」のイメージ

「ガーン」や「ガビーン」とは、何かに頭を強く打たれた時や精神的にすごいショックを受けた時に衝撃が走って、そのショッキングな様を表す擬態語であろうが、最初に「ガーン」や「ガビーン」を用いたのはやはりマンガの『おそ松くん』か『巨人の星』かであるという説が有力とのことだ。

現代の若者はどんな表現をするのか?

すこし前なら、「じぇじぇじぇー!!」や「びっくりぽん!!」などが候補に挙がる可能性があるが、私の近くの若者に聞いたら、「オォマイガッド(Oh my God)」、「ぬおおっ」、「orz」、「なえ」などがあるようだ!!。

「チャラリー、鼻から牛乳~!」ってフレーズもあったっけ!?

Wikipediaなどによると、嘉門達夫が「鼻から牛乳」を発表したのは1992年4月21日となっているのだが、私が高校時代(1970年頃)には既にこの替え歌が流行っていたような記憶がある。嘉門達夫の発表よりずっと前にあった替え歌だったんで、おかしいと思った次第だ。
私の高校時代の友人が、昼食時に歌って皆んなを笑わせていたし、牛乳を飲んでいた他の友人が爆笑して牛乳を吹いて私にも引っ掛かったことを強烈に覚えているから・・・。

「ごめんなさい」も世代によって言い方いろいろ!!

後免駅(ごめんえき)は、高知県南国市駅前町二丁目にある、四国旅客鉄道(JR四国)・土佐くろしお鉄道(TKT)の駅。南国市の代表駅である。おもしろ駅名として有名!!

JR四国の後免駅名標。当駅に限り平仮名主体で表記されている。

「アイムソーリーヒゲソーリー」は60歳代かな?

「アイムソーリーヒゲソーリー」の語源は不明だそうだが、有名なオヤジギャグとして君臨している死語の一つだ。これは、地口(じぐち)と言われる言葉遊び(ダジャレ)の一つで、リズムをつけるため特に意味のない言葉を続けるというもの。同類の言葉で「あたり前田のクラッカー」(あたり前だ+前田のクラッカー【固有の品詞】)や古くは「その手は桑名の焼き蛤(その手は食わぬ+桑名の焼き蛤【固有の品詞】)がある。

前田製菓も悪のりしてまんな!!

前田製菓のクラッカー

こんなLINEスタンプもあったんですね!!

「おじさんと死語」LINEスタンプ

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