ヌーベルバーグ
本作にはヌーベル・バーグ映画の題名をそのまま曲名にした「いとこ同士」などが収録されていますが、この傾向は次作「モダーン・ミュージック」にも受け継がれ、さらに次のアルバム「カメラ=万年筆」に結実することになります。
アルバムからのシングルカットはなく、この年にシングルはリリースされていません。当時の映像も残っていないようですので、1993年のライブから収録曲の「スイマー」を。
モダーン・ミュージック
一時的だったとはいえ、この時期ディーヴォのような格好をしていたムーンライダーズが1979年10月25日にリリースした4thアルバム「モダーン・ミュージック」。
モダーン・ミュージック
シングルカットされた「モダーン・ラヴァーズ」は、なるほどディーヴォ的といえます。カップリングはヌーベル・バーグの名画と同名の「鬼火」です。
カメラ=万年筆
70年代最後を飾るのは1980年8月25日リリースの架空の映画のサウンド・トラックというコンセプトを持つアルバム「カメラ=万年筆」です。
収録曲を見てもらえると分かるように、ほとんどがヌーヴェルヴァーグ映画のタイトルを曲名としています。
カメラ=万年筆
シングルとなったのは「彼女について知っている二・三の事柄」。ジャン=リュック・ゴダール監督の作品と同名ですね。
更に貴重な当時の映像でもう一曲。これはフランス映画ではなく、1963年に公開されたイタリア映画のタイトルですね。アルバムの中でも疾走感のある印象深い「太陽の下の18才」です。
この後ムーンライダーズはジャパン・レコードへ移籍し、80年代には更に充実した作品をリリースしていくことになります。