日本の音楽界において特異な存在であり続けるムーンライダーズの貴重な映像で綴る70年代をご覧あれ!

日本の音楽界において特異な存在であり続けるムーンライダーズの貴重な映像で綴る70年代をご覧あれ!

ムーンライダーズはカルトな人気を誇る一方、6人のメンバー全員がプロデューサーとしても活動しているという稀なバントで、日本の音楽界への影響は計り知れません。今の彼らからは想像できない70年代のムーンライダーズ集めてみました。


ムーンライダーズ

言わずと知れた日本が世界に誇れるバンド「ムーンライダーズ」!

ムーンライダーズ

鈴木慶一とムーンライダースの大名盤『火の玉ボーイ』40周年×新宿ロフト40周年ダブル記念! 『火の玉ボーイ』40周年盤が、新宿ロフト・オープン3日目の秘蔵ライヴ音源(1976年10月3日)を収録し、12/7(水)に奇跡のデラックス盤リリース!!|鈴木慶一とムーンライダース|ワーナーミュージック・ジャパン

なのですが、一般的には言われても知らないヒトが多数を占めているように思えます。しかし、彼らの音楽を知らないというのは余りにも勿体ない。勿体なさすぎます。
ということで、70年代のムーンライダーズを貴重な映像と共にまとめました。

1976年1月25日にアルバム「火の玉ボーイ」がリリースされます。名義は「鈴木慶一とムーンライダース」ということで、これをムーンライダーズのファーストアルバムとすることもあるようですが、参加メンバー的にもこれは鈴木慶一のソロアルバムとしたほうがよさそうです。

とは言え、ムーンライダーズの香りも漂う素晴らしいアルバムです。因みにこの曲の参加メンバーは以下の通りです。
鈴木慶一:Vocal、林立夫:Drums、細野晴臣:Bass、佐藤博:Electric Piano、矢野誠:Hammond Organ、徳武弘文:Electric Guitar、駒沢裕城:Pedal Steel、矢野顕子:Chorus、武川雅寛:Chorus

そして、1977年2月25日に正真正銘のファースト・アルバム「ムーンライダーズ」がリリースされます。

 1. 紅いの翼
 2. 独逸兵のように(シャルロットへ)
 3. お洒落してるネお嬢さん
 4. 紡ぎ歌
 5. スパークリングジェントルメン
 6. マスカット ココナッツ バナナ メロン
 7. 頬うつ雨
 8. 湊町レヴュー
 9. シナ海
 10. 砂丘

MOON RIDERS

先ず何と言ってもジャケットが良いですね。曲の方も勿論素晴らしいです。

アルバムには収録されていませんが、デビューシングルは「スカンピン」と「あの娘のラブレター」のカップリングでした。

この当時のメンバーは、鈴木慶一 (ボーカル、ギター、キーボード)、岡田徹 (キーボード、コーラス、ボーカル)、武川雅寛 (ヴァイオリン、トランペット、マンドリン、ギター、コーラス、ボーカル)、鈴木博文 (ベース、ギター、コーラス、ボーカル)、かしぶち哲郎 (ドラムス、パーカッション、ギター、コーラス、ボーカル)にギターが椎名和夫です。
看板ギタリストの白井良明はまだ参加していません。

イスタンブール・マンボ

ギタリストの白井良明が加入し現行のメンバーが揃う事になったのが、1977年10月25日にリリースされた無国籍サウンド全開の2ndアルバム「イスタンブール・マンボ」です。

 1. ジェラシー
 2. 週末の恋人
 3. さよならは夜明けの夢に
 4. ビューティコンテスト
 5. 女友達(悲しきセクレタリー)
 6. Beep Beep Beオーライ
 7. ウスクダラ
 8. イスタンブール・マンボ
 9. ブラッディマリー
 10. ハバロフスクを訪ねて

イスタンブール・マンボ

無国籍サウンドと言っても、ムーンライダーズの場合はどのアルバムも無国籍、というか唯一無二ですからね。特別と言うわけでもないのですが。
アルバムからは「ジェラシー」がシングルとなりましたが、アルバムとは別ヴァージョンです。

ヌーベルバーグ

ヌーベル・バーグとは、フランス語で「新しい波」という意味ですが、1950年代後半から 1960年代前半にかけて商業主義にとらわれず自由に映画制作を行なった映画のことです。
そのヌーベルバーグをタイトルにしたのが1978年リリースの3rdアルバムになります。

 1. スイマー
 2. ドッグ・ソング
 3. アニメーション・ヒーロー
 4. マイ・ネーム・イズ・ジャック
 5. スタジオ・ミュージシャン
 6. ジャブ・アップ・ファミリー
 7. いとこ同士
 8. 夜の伯爵/The Night Count
 9. オールド・レディー
 10. トラベシア

ヌーベルバーグ

本作にはヌーベル・バーグ映画の題名をそのまま曲名にした「いとこ同士」などが収録されていますが、この傾向は次作「モダーン・ミュージック」にも受け継がれ、さらに次のアルバム「カメラ=万年筆」に結実することになります。

アルバムからのシングルカットはなく、この年にシングルはリリースされていません。当時の映像も残っていないようですので、1993年のライブから収録曲の「スイマー」を。

モダーン・ミュージック

一時的だったとはいえ、この時期ディーヴォのような格好をしていたムーンライダーズが1979年10月25日にリリースした4thアルバム「モダーン・ミュージック」。

 1. VIDEO BOY
 2. グルーピーに気をつけろ
 3. 別れのナイフ
 4. DISCO BOY
 5. VIRGINITY
 6. MODERN LOVERS
 7. BACK SEAT
 8. BURLESQUE
 9. 鬼火

モダーン・ミュージック

シングルカットされた「モダーン・ラヴァーズ」は、なるほどディーヴォ的といえます。カップリングはヌーベル・バーグの名画と同名の「鬼火」です。

カメラ=万年筆

70年代最後を飾るのは1980年8月25日リリースの架空の映画のサウンド・トラックというコンセプトを持つアルバム「カメラ=万年筆」です。
収録曲を見てもらえると分かるように、ほとんどがヌーヴェルヴァーグ映画のタイトルを曲名としています。

 1. 彼女について知っている二,三の事柄
 2. 第三の男(Instrumental)
 3. 無防備都市
 4. アルファビル
 5. 24時間の情事
 6. インテリア
 7. 沈黙
 8. 幕間
 9. 太陽の下の18才
 10. 水の中のナイフ
 11. ロリータ・ヤ・ヤ(Instrumental)
 12. 狂ったバカンス
 13. 欲望
 14. 大人は判ってくれない
 15. 大都会交響楽(Instrumental)

カメラ=万年筆

シングルとなったのは「彼女について知っている二・三の事柄」。ジャン=リュック・ゴダール監督の作品と同名ですね。

更に貴重な当時の映像でもう一曲。これはフランス映画ではなく、1963年に公開されたイタリア映画のタイトルですね。アルバムの中でも疾走感のある印象深い「太陽の下の18才」です。

この後ムーンライダーズはジャパン・レコードへ移籍し、80年代には更に充実した作品をリリースしていくことになります。

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