80,90年代に活躍した各局名物アナウンサー(フジテレビ編)

80,90年代に活躍した各局名物アナウンサー(フジテレビ編)

2000年代に入ると、〇〇パンなどアイドル的女子アナも登場してより一層華やかな職業となったアナウンサー。その先駆けと言えるのは80年代からだった!?女子アナのみならず男性にも多くいたテレビの名脇役となっている名物アナウンサーを紹介します。ここではフジテレビ編を紹介します。


1977年の入社以来、途中からアナウンス部に異動(1981年から)した稀有な存在女子アナです。女子アナで最初の定年までフジテレビで務めた人でもあります。最後は、編成制作局アナウンス室ゼネラルアナウンサーにまで出世。

長きにわたりフジテレビアナとして活躍した彼女ですが、やはり印象が強いのは、なるほど!ザ・ワールドのレポーターとしての活躍でしょう。世界中を飛び回り、時には被り物をしたり、失敗を繰り返すお茶目な姿が人気を呼び、「ひょうきん由美」として視聴者から親しまれました。

野崎昌一アナウンサー

フジテレビアナウンサー期間:1979年~2012年

主な出演番組:プロ野球ニュースなど

長きにわたり、プロ野球ニュースのメインMCを務めており、スポーツ好きにはお馴染みの男性アナウンサー。アナウンサーから2001年、広報局広告宣伝部長に異動後は、フジテレビの重職を歴任しました。

フジ退社後は、テレビ制作会社「株式会社NEXTEP」の執行役員に就任。

山村美智子アナウンサー

フジテレビアナウンサー期間:1980年~1985年

主な出演番組:オレたちひょうきん族

前フジテレビ社長である亀山千広氏と同期入社の1980年にフジテレビ入社。わずか5年でフリーに転身と言う、アナウンサーフリー転身の先駆けとも言える存在。

代表作は何と言っても伝説的バラエティ「オレたちひょうきん族」。ひょうきんアナとして、それまでのアナウンサーの概念を打ち崩すような活躍をしました(良い意味でも悪い意味でも!?)。

フリー転身後は、山村美智に改名、学生時代にュージカル劇団「東京キッドブラザース」に在籍していたこともあり女優として活躍、その後脚本家デビューもしました。

色んな意味でひょうきん族で人生が変わった一人と言えるでしょうね。

寺田理恵子アナウンサー

フジテレビアナウンサー期間:1984年~1989年

主な出演番組:(フジテレビ時代)オレたちひょうきん族、笑っていいとも!など

(フリー時代)クイズダービーなど

アイドル並みのルックスで、特に男性人気が高かった女子アナ。まさにフジの女子アナ路線の先駆けを走っている点がいくつもあり、例えば、入社前から他局クイズ番組のアシスタントとして活躍、電通社員との結婚(しかも父親は大手企業の元会長という玉の輿婚)など良い意味でも悪い意味でも後輩のお手本となった存在でした。

結婚後も、クイズダービー5枠週替わり回答者やフジテレビビッグトゥデイなどタレントしてフリーアナウンサーとして活躍しました。

長野智子アナウンサー

フジテレビアナウンサー期間:1985年~1990年

主な出演番組:(フジテレビ時代)FNNスーパータイムお天気キャスター、オレたちひょうきん族など

(フリー時代)THEスクープ、報道ステーション、サンデーステーションなど

現在もめざましテレビで活躍中の、三宅正治、軽部真一両アナと同期入社である1985年にフジテレビ入社。入社してすぐ国際派のアナウンサーとして、夕方のニュース「スーパータイム」のお天気キャスターとしてそのはつらつな感じが人気を呼び、バラエティでも活躍するように。そして、人気を決定づけたのは、やはり上記2人の後を継いで就任した「ひょうきんアナ」ではないでしょうか。

フリー後は、まるでテレビ朝日専属アナのように報道番組に出演。今では、日曜日夜のサンデーステーションのメインMCとして活躍しています。今の姿では、ひょうきんアナ時代が想像できませんね。

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