鳴り物入りで入団も…期待外れだったJリーグ助っ人外国人特集!

鳴り物入りで入団も…期待外れだったJリーグ助っ人外国人特集!

2017年シーズンから、元ドイツ代表FW・ポドルスキが、Jリーグのヴィッセル神戸でプレーしています。11月末現在までのスタッツを見ると、破格の年俸のわりに結果は今一つ…。思えばこのような鳴り物入りで入団したのにもかかわらず、結果が伴っていない外国人選手は、これまでに何人もいたものです。そこで今回、期待外れだったJリーグの助っ人外国人を、何人かピックアップして紹介します。


シーラス(ブラジル)‐京都パープルサンガ・1998~1999年シーズン在籍

ジーコ、レオナルドの系譜に連なるブラジル代表の元10番がやってくる!…そう言われて期待されていたシーラスでしたが、そもそもこの人、1990年のイタリアワールドカップでNO.10を背負ったもののまったく活躍できず「セレソン史上最低の10番」と酷評されたプレイヤー。まぁ、カナリア軍団のエースナンバーを任せられるだけで、すごいことなのですが、如何せん、この京都時代も「史上最低の10番」の二つ名にふさわしい、低調なパフォーマンスに終始したため、あっさり解雇されています。

パウロ・シーラス

J1通算350得点メモリアル|京都サンガF.C.オフィシャルサイト

ベベット(ブラジル)‐鹿島アントラーズ・2000年シーズン在籍

言わずと知れたロマーリオの恋人。得点能力に優れているだけではなく、前線でタメ・起点をつくれるという万能屋であり、所属するどのチームでも重宝されていました。

しかし、プレイヤーとしての最盛期はとうに過ぎていたにもかかわらず、まったくトレーニングせずに来日したものだから、身体がついていかず、鹿島における実績は、7試合出場で1ゴールだけ。こんな怠惰なベベットですが、当時の監督トニーニョ・セレーゾがジーコと共に1982年W杯を戦った元セレソンメンバーだったこともあって、この同郷の後輩を贔屓。まったく結果が出ていないのにベベットを使い続けたため、チームの雰囲気が悪くなったというエピソードもあります。

(こじへい)

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