元日本代表MF・小野伸二(44)が今季限りでの現役引退を発表。
J1リーグの北海道コンサドーレ札幌に所属する元日本代表MF・小野伸二(44)がこのたび、自身のインスタグラムにて今季限りでの現役引退を表明しました。
現役引退のコメントはこちら。

「そして皆さまに、ご報告があります」と切り出し、「サッカーと出会い39年間もの間、僕の相棒として戦ってくれた“足”がそろそろ休ませてくれと言うので、今シーズンを最後に、プロサッカー選手としての歩みを止めることを決めました」と、44歳の誕生日である9月27日に合わせて引退を発表した小野。幼少期より“天才”と称され、1998年には清水商からJ1浦和レッズに加入、同年弱冠18歳でフランスW杯に日本代表史上最年少で出場しました。そして翌1999年にはワールドユースに出場、キャプテンとして準優勝に貢献(決勝戦には不出場)し、ベストイレブンにも選出されました。なお、この時のチームは稲本潤一、高原直泰、本山雅志を始めとした1979年生まれが多く“黄金世代”と呼ばれており、小野はその中心に君臨していました。その後の小野ですが、選手としては怪我に悩まされ、ファンからは“怪我さえ無ければもっと大活躍出来た”とタラレバを言われる存在に。しかしながら、フェイエノールト(オランダ)や清水エスパルスなど、44歳まで国内外のチームを渡り歩く名選手として、“天才”の名に負けない活躍を続けてきました。

小野の引退に、浦和レッズの公式SNSアカウントが反応。
小野の引退発表に合わせ、コンサドーレ札幌の公式X(ツイッター)アカウントが小野の引退をアナウンスすると、その投稿を引用する形で小野の古巣・浦和レッズの公式アカウントが懐かしの写真を投稿し、サッカーファンを中心に大きな話題となっています。
現在話題となっているのはこちらの投稿。「28&8&18」と、1998年の浦和加入当初の背番号である「28」、入団2年目の背番号「8」、2006年に浦和に復帰した際の背番号「18」を表すコメントとともに、28番を背負うプロ1年目の姿などを収めた懐かしの写真を公開しました。こちらの投稿には、「小野伸二選手お疲れ様でした!」「やっぱり8番は伸二さんが一番似合う」「唯一無二の天才」といったファンからの引退を惜しむ声が続々と寄せられていました。
今後の小野のスケジュールですが、今季最終の12月3日にホームで行われる札幌vs浦和に向けて調整を行っており、ラストマッチでのプレーを目指しているとのこと。小野の有終の美を期待したいところです!
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