サッカー元日本代表・小野伸二(44)が引退。
サッカー元日本代表で北海道コンサドーレ札幌のMF・小野伸二(44)が3日、明治安田生命J1の最終節・浦和レッドダイヤモンズ戦で、現役ラストマッチを迎ました。
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自身がプロキャリアをスタートさせた古巣・浦和との試合に挑んだ小野。2012年以来11年ぶりとなる先発出場を果たすと、前半22分にMF・スパチョークと交代するまでプレーし、優しいボールタッチからのスルーパスなどでサポーターを魅了しました。試合は0-2で浦和に敗退。なお、44歳2カ月あまりでのJ1リーグ出場は、三浦知良、中山雅史に次ぐ歴代3位となりました。また試合終了後には引退スピーチを行い、会場は大きな拍手と歓声に包まれていました。
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小野の引退で思い出す!彼の運命を変えた「フィリピン戦での大怪我」
引退を迎え、有終の美を飾った小野伸二。“黄金世代”と称された1979年生まれの一人であり、1998年には若干18歳でワールドカップに出場するなど、“天才”と呼ばれ高く評価されていました。しかし1999年、そんな小野に悲劇が襲うこととなります。
事件が起こったのは1999年7月に行われたシドニー五輪アジア地区1次予選。U-22日本代表がU-22フィリピン代表と対戦した際、対戦相手から悪意に満ちたタックルを受け、その結果、左膝靭帯断裂という重傷に。その後10月末には復帰したものの、以後のキャリアに大きな影を落とすこととなってしまいました。2021年には、同じ黄金世代の播戸竜二のYouTubeに出演、当時を振り返っています。この機会に、是非チェックしておきたいところです!
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