70年代のロックが好きならこれを聴け!マイケル・シェンカーを輩出したブリティッシュ・ハードロックバンド“UFO”

70年代のロックが好きならこれを聴け!マイケル・シェンカーを輩出したブリティッシュ・ハードロックバンド“UFO”

ギターヒーローと言う呼び方がピッタリなマイケル・シェンカーがUFOに参加したのは、なんと若干17歳の時です!70年代のロック好き、特にブリティッシュ・ハードロック好きには避けて通ることが出来ないマイケル・シェンカー在籍時のUFOをご紹介します。


ダニー・ペイロネルは曲作りにも積極的に参加していて、それまでとはタイプの違う明るいロックンロールを提供しています。

大きな貢献ともいえますが、結果アルバムとしては従来のタイプの曲と混在したことでまとまりを欠く仕上がりとなっています。

因みにマイケル・シェンカーは、ダニー・ペイロネルが作った曲は嫌いだったそうですよ。

Lights Out

「消灯」と訳されタイトルにされても困ってしまいますが、1977年に発売された「Lights Out」にある意味このセンスには脱帽ですが「新たなる殺意」というタイトルを付けてしまうのも如何なものでしょうか。

現在であれば許されないですよね。この頃からハードロックの邦題は意訳というよりも原題を無視した大げさな題名にするのが定着していったようです。

1. 燃えたぎるギター
2. 自殺行為
3. トライ・ミー
4. ライツ・アウト
5. ゲッティン・レディ
6. ひとりぼっちのロックンロール
7. エレクトリック・フェイズ
8. ラヴ・トゥ・ラヴ
9. オン・ウィズ・ジ・アクション

新たなる殺意

邦題はさておき、このアルバムこそがUFOの代表作といってよいでしょう。1970年代のロックを代表する傑作アルバムの1枚でもあります。

Obsession

「執着」。本人たちがどのように考えていたのかは分かりませんが、1978年に発売された執着と題されたアルバムの邦題は「宇宙征服」。ついにここまできましたね。地球ではなく一気に宇宙まで持っていったところに当時のUFOの勢いを感じます。
若しくはレコード会社の願望でしょうか。

1. オンリー・ユー・キャン・ロック・ミー
2. パック・イット・アップ
3. アーボリー・ヒル
4. エイント・ノー・ベイビー
5. ルッキン・アウト・フォー・No.1
6. ホット・ン・レディ
7. チェリー
8. ユー・ドント・フール・ミー
9. ルッキン・アウト・フォー・No.1
10. ワン・モア・フォー・ザ・ロデオ
11. ボーン・トゥ・ルーズ

宇宙征服

シンプルであり、バンドとしてのまとまりがあるアルバムです。明るくアメリカンな感じがあり、既に80年代的なハードロックを先取りしたようなところを感じさせるアルバムです。

しかし、残念なことにバンド内での確執もあったようですが、本作でやり尽くしたと思ったのではないでしょうかマイケル・シェンカーにとってはUFOにおけるこれが最後のスタジオアルバムとなってしまいました。

この時期のUFOには勢いがあります。かなり充実していたことはたしかなようで、翌年発売されたライブアルバム「UFO ライヴ」で当時の様子を垣間見ることが出来ます。

1. ナチュラル・シング
2. アウト・イン・ザ・ストリート
3. オンリー・ユー・キャン・ロック・ミー
4. ドクター・ドクター
5. マザー・メアリー
6. ディス・キッズ
7. ラヴ・トゥ・ラヴ
8. ライツ・アウト
9. ロック・ボトム
10. 燃えたぎるギター
11. アイム・ア・ルーザー
12. レット・イット・ロール
13. シュート・シュート

UFO ライヴ

ベストアルバム的に代表曲をズラリと並べた内容は圧巻の一言。このアルバムにこそもっと派手な邦題をつけてもらいたかったと思ってしまうほどです。

UFOは、ボーカルのフィル・モグを中心としてこれ以降も解散と再結成を繰り返しながら現在でも現役として活動しています。

一方のマイケル・シェンカーは、脱退後はマイケル・シェンカー・グループを結成しギターヒーローの地位を確立します。そしてUFO同様に現在も素晴らしいプレイを聴かせてくれています!

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