しなの鉄道で115系の動く博物館を完成したい!
しなの鉄道では、平成29年10月1日に開業20周年を迎える記念事業として、115系の「懐かしい車体カラー」を次々に復活させてきました。4月に「初代長野色」、5月に「湘南色」、7月に「横須賀色」が甦り、現行の「しなの鉄道色」「長野色」「観光列車 ろくもん」を合わせると6色が走っていて、まさに115系車両の「動く博物館」になっています。

ここで「1つ足りない」とファンから指摘が!
しなの鉄道としては、「信越本線時代から走っていた車体カラーはこれで全て」と思っていたところ、あるファンから「もう1色、「コカ・コーラ」レッドカラーの電車もあったのでは」との指摘が!調べた結果、確かに全面広告列車として「コカ・コーラ」レッドカラーの電車が30年前に走っていたことがわかりました。

115系S11編成
「コカコーラ・レッドのフル・ラッピング電車」を復刻したい!しかし、しなの鉄道にとっては予算の範囲外の話。そこで提案されたのが、信頼性の高いクラウドファンディングで出資を募る方法です。
クラウドファンディング概要
「しなの鉄道で115系の動く博物館を完成したい!「コカ・コーラ」レッドカラーで実現」という正式名称でクラウドファンディングが募集されています。募集期間は平成29年12月17日23:59まで。目標金額は290万円となっています。

「コカ・コーラ」レッドカラーの電車完成イメージ
出資はこちらからお願いします!
しなの鉄道で115系の動く博物館を完成したい!「コカ・コーラ」レッドカラーで実現 - CAMPFIRE(キャンプファイヤー)
支援者には嬉しいリターンが!!
今回のクラウドファンディングですが、支援者には嬉しいリターンがあります。リターンは金額ごとに異なっていますので、下記でご確認ください。
3000円コース
・「記念列車運転時刻表レプリカ」
・「開業20周年記念ピンバッジ」(※先着50名)

5000円コース
・「オリジナルピンバッジセット」
・「記念トレインカード+カードホルダー」
・「記念列車デザインプレート」
・「記念フリーきっぷ (2路線1セット)」
・「復刻記念1日子ども駅長」(※先着4名)

1万円、2万円、3万円・各コース
1万円コース
・「記念臨時列車」へ招待(※先着150名)
・「S11編成 車両番号銘板」 (※先着50名)
・「記念フリーきっぷ (2路線2セット)」+「「コカ・コーラ」ミニボトルキーホルダー」(※先着100名)
2万円コース
・「車両工場見学(S11編成入場時)」
3万円コース
・「記念ヘッドマーク」(※先着2名)

しなの鉄道を長年支えた「昭和の生き証人」169系電車。

しなの鉄道と言えば何といっても169系。
国鉄165系電車 - Wikipedia
平成9年9月30日、翌日の長野(現:北陸)新幹線の開業により横川ー軽井沢間の区間が廃止されました。
翌日から軽井沢ー篠ノ井間の経営を引き継いだしなの鉄道は、ほぼJR東日本時代に使われていた車両を引き継いで、独自のカラーリングも施し使用していましたが、なかでもここだけにしかなかった車両が、169系です。
横川ー軽井沢間の碓氷峠の急こう配に対応するために強力なモータを積んだ169系車両は、仲間である165系、167系急行電車が次々とJRを去る中、平成25年まで走り続け、古き良き国鉄急行の雰囲気が味わえる路線として、鉄道好きの興味の的となりました。
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