鮮烈だったジュリー(沢田研二さん)のメイク姿
沢田研二「OH!ギャル」
YouTube
覚えている限り、お茶の間のテレビで男性歌手が化粧をして歌っている姿を初めて見たのは、ジュリーこと沢田研二さんだったように思います。
当時、男性が化粧をすることはかなり珍しかったので、私の家族には不評でしたが、まだ先入観もほとんどなかった幼い私には、とても綺麗で「かっこいい!」と思えたことも艶やかで鮮明な思い出として脳裏に焼き付いています。
1975年「暴行事件」と書かれたことを決起に
Wikipediaには「暴行事件」と簡単に書かれてあります。
それは、沢田研二さんの当時の奇抜なメイクに衣装が「暴行事件」だったのか‥‥調べてみました。
1975年に、ジュリーは国鉄(今のJR)職員との間でトラブルを起こしています。
沢田研二 1975/12 1976/5 新幹線暴行事件 | サワダな一日 - 楽天ブログ
沢田研二「さよならを言う気もない」
YouTube
ジュリーにとっては、もしかしたら「暴行事件」と書かれたことへの、ささやかな抗議、反抗のような気持ちで、奇抜な衣装に化粧というスタイルを築いたのかもしれないですね!
それにしても、当時は女性だけでなく男性歌手でも「華やか」だった時代でした。
沢田研二「恋のバッドチューニング」
YouTube
沢田研二「6番目のユ・ウ・ウ・ツ」
YouTube
メイクをしていた男性アーティストいろいろ
男性も華やか・艶やかだった70年代・80年代の日本の音楽界でした。
では、沢田研二さんの他にも化粧を纏って歌って(演奏して)いたアーティストたちを見ていきましょう。
YMO(イエローマジックオーケストラ)
イエローマジックオーケストラ
Amazon
YMO史上、最も売れた『君に、胸キュン。』アイドル風のPVに驚きを隠せなかった! - Middle Edge(ミドルエッジ)
70年代終わりから80年代に、「テクノブーム」を巻き起こしたイエローマジックオーケストラ、通称YMOも、初期時代はしっかり化粧をしている姿で演奏していました。
特に坂本龍一さんは、音楽活動の他に映画では俳優としても出演されています(「戦場のメリークリスマス」「ラストエンペラー」)が、「戦場のメリークリスマス」出演時にも、メイクをされていたのが印象的でした。
坂本龍一(YMO)
YouTube