小学生のとき、図書館で借りて読んだ「大どろぼうホッツェンプロッツ」。
「ふたたびあらわる」「三たびあらわる」の三部作でしたが、ちょっと怖い画風がいまでも印象的です。
このホッツェンプロッツ、「どろぼう」なんて平仮名表記ではありますが深刻に怖い泥棒なんですよ。。。
「大どろぼうホッツェンプロッツ」

「大どろぼうホッツェンプロッツ」三部作
この挿絵が、なんというか子供心に怖いんです。
当時「これが西ドイツ風なのかな?」とか思いながら、目が笑っていない感じに。。。
児童文学ですが、当時の感覚では江戸川乱歩シリーズを読んでいるのに近い感覚でした。
主な登場人物

「大どろぼうホッツェンプロッツ」主な登場人物
まずは主人公「大どろぼうホッツェンプロッツ」

「大どろぼうホッツェンプロッツ」
カスパール
ゼッペル
カスパールのおばあさん
アロイス・ディンペルモーザー
ペトロジリウス・ツワッケルマン
奴隷とか気絶とか、わりと穏やかでない状況になっていることが分かると思います。
設定的には明るければ「ルパン三世」なノリなのかもしれませんが、愛嬌ないです「ホッツェンプロッツ」。
もちろん、いま読み返せばそうでもないと思うのですが、子供心にはなんか怖かったのです。
ホッツェンプロッツがこっちをみている絵とか…
西ドイツこえー、みたいなことを言ってたような気がします。
さあ、今一度「大どろぼうホッツェンプロッツ 」三部作を(笑
やっぱり今見てもちょっと怖いです。
「三たびあらわる」のホッツェンプロッツの横顔とか…。
西ドイツでは映画?にもなっていたみたいです。
観た感じ、愛嬌あります(笑