イカ天出身バンド「たま」のドラム、石川浩司
石川浩司(いしかわ こうじ)
バンド内では、テレビドラマ『裸の大将放浪記』にて芦屋雁之助演じる画家山下清に類似した、坊主頭と白のランニングシャツ(タンクトップ)・半ズボンの服装がトレードマークであり、通称「たまのランニング」と呼ばれた(命名はダウンタウンの松本人志)。
本人曰く、毎回ライブ中に暑くなって服を脱ぎ、最後には上半身裸になってしまうので、始めからランニング姿でライブに出るようになったとのこと。
1990年、シングル『さよなら人類』でメジャーデビュー。
2003年10月、バンド「たま」解散
「さよなら人類」以降も地道にバンド活動を続けていたがヒットに恵まれず、2003年10月バンド解散、新しい活動を模索。
ソロや他のミュージシャンとの共演、一般からの依頼による「出前ライブ」などの音楽活動を続ける他、『たま』メンバーであった知久と共に音楽ユニット『パスカルズ』に参加・活動。ヨーロッパなど海外公演を多く行い、フランスの新聞「ル・モンド」に紹介されたり、音楽チャートで1位になるなどの人気を獲得している。
雑誌でのエッセイ連載や書籍も執筆
すごろく旅行のすすめ
アートショップ「ニヒル牛」をプロデュース開店
アートショップ「ニヒル牛」
2000年、アート系レンタルショーケース(貸し箱ギャラリー)の先駆けとされるアートショップ「ニヒル牛」(西荻窪)をプロデュース開店。
手作りによる雑貨・アクセサリー、自主制作のアート作品などを展示販売するスペースを賃貸する形式であり、現在では同様の形態をとる店舗が都内を中心に広まっている。
ニヒル牛の公式サイト
バラエティ出演や、映画・舞台に役者として参加
その個性的なキャラクターで『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』『たけしの誰でもピカソ』などのTV番組出演、また映画『害虫』をはじめ、いくつかの映画・舞台に役者として参加している。
映画『この空の花 -長岡花火物語』
【映画出演】
善人(2011年)
害虫(2002年) - キュウゾウ 役
劇場版 SPEC〜天〜(2012年) - ループ親父 役
この空の花 -長岡花火物語(2012年) - 山下清 役
【舞台出演】
雰囲気のある死体(2006年・劇団うわの空・藤志郎一座)
12人はご機嫌ななめ(2006年・劇団うわの空・藤志郎一座)
桜 -sakura -(2007年・劇団うわの空・藤志郎一座)
どん底(2008年・シアターコクーン公演)
祈りと怪物(2012年〜2013年・シアターコクーン公演)
ソロで「出前ライブ」も行っていて観客1人から受け付けているとか。
アイドルグループ「えんがわ」としてデビュー
アイドルグループ「えんがわ」のメンバーは、石川と、黒セーラーに黒羽のアイドルグループ「BELLRING少女ハート」のカイ、他のアイドルオーディションに落選したメンバーだけで結成された「あヴぁんだんど」の宇佐蔵べにの3人。
2016年4月20日に1stシングル「おばんざいTOKYO/オー・シャンゼリゼ」は発売している。
『アウト×デラックス』に出演!

『アウト×デラックス』に出演した石川浩司
たまのメンバーとしてブレイクする前の貧乏時代について、
「唯一の楽しみが、燃えないゴミの火に街を徘徊し、いろんな物をかき集めてくる。一時期、家の中テレビ8台くらいあったこともある」と明かし、その中で太鼓を拾ったことがキッカケでたまの活動に繋がったという、驚きの事実を告白した。
また、シンバルを3m程の高さに置きジャンプして鳴らすパフォーマンがシルク・ド・ソレイユの目に留まりオファーを受けたが、「空き時間に象の尻を洗わされるのではないか?」という勝手な妄想から断ったという。
さらに、自身の公式サイトでネタを投稿して1万ポイントを獲得したファンに紅白出場のトロフィーをそのままあげちゃったことや、山口百恵の引退時になぞらえて、たまとしての最後のライブで、トレードマークのランニングをマイクに掛けてステージを去り、以後10年間ランニングを着なかったことなど、なんとも個性的なエピソードを連発。
終始、スタジオのレギュラー陣を驚かせた。
「たま」解散以降どうしたんだろ?と不安になっている人もいるかと思うが予想外の多才さで今も活躍中らしい。
なんとなく、ほっとした・・・。
石川浩司のひとりでアッハッハー