【多摩湖自転車道】西武新宿線小平駅・南口ショッピングセンターの裏側の壁画【第2弾】

【多摩湖自転車道】西武新宿線小平駅・南口ショッピングセンターの裏側の壁画【第2弾】

武蔵野美術大学の学生さんがショッピングセンターの裏側の壁画を彩る 壁画のコンセプトは『小平の自然』


はじめに

第2弾に入る前に第1弾のおさらい

15年ほど前、西武新宿線小平駅・南口ショッピングセンターの裏側の壁を、当時の武蔵野美術大学の学生さんが壁画で彩ったそうです
それから15年後、後輩の武蔵野美術大学の学生さんが新たに壁画で彩ったという記事でした

【多摩湖自転車道】西武新宿線小平駅・南口ショッピングセンターの裏側の壁画が15年ぶりにリニューアル - Middle Edge(ミドルエッジ)

西武新宿線小平駅前 ShoppingCentaer

今回、追加される絵は前回の春夏秋冬の狸たちのタイトルとなる様な作品になるそうです

下絵の段階ですが春夏秋冬それぞれの狸が集合したような作風に描かれるそうです

神社でしょうか、完成が楽しみです

下絵の段階

秋担当? 冬担当?

うっかりしてしまい、右の生徒さんに担当は秋・冬どちらなのか聴きそびれてしまいました
絵の狸から秋っぽい毛並みのように感じられるのですがどうでしょうか
(冬毛の狸は色がもっと濃かったように思えます)
完成しだい第三弾として報告します

左の先生は春担当、前回お話を伺った中央の生徒さんは夏担当なのは知っているのですが

都会の狸で連想される 平成狸合戦ぽんぽこ

ときは高度経済成長期、多摩丘陵が造成されてニュータウンの開発が急激に進み、山がのっぺら丘にされて住処を奪われつつある狸たち。危機感から対策会議を招集し、何かに化けたり幻を見せる「化け学」で脅かして人間を追い出そうとあれやこれやするのですが・・・

1994年の邦画 平成狸合戦ぽんぽこ

いつでも誰かが  上々颱風 - 歌詞タイム

「都会でタヌキ」と言って最初に連想したものが1994年スタジオジブリ作品 『平成狸合戦ぽんぽこ』でしたが皆さんはいかがでしたか?
70年代の高度経済成長期から80年代バブル経済にかけて行われた多摩ニュータウン開発を題材に『タヌキ達側の視点』から描かれた名作でした
実際、狸に限らず日本各地で開発によって動物達の生息地が減少し続けていますが、専門家の方々のお話によりますと推定500〜1000頭の狸が東京23区内に生息してる事が推測出来るそうで、皇居の狸だけでなく、最近ではテレビ番組【ザ!鉄腕!DASH!!】のコーナーの1つ新宿DASH内でも新宿に狸が生息している事が大きく取り上げられました

新宿DASH

江戸っ子タヌキ達は今も健在

小平などの自然がまだ多く残る地域だけじゃなく23区内でも目撃情報があり
江戸っ子タヌキは今も健在

都心には案外、タヌキが暮らせる緑地が残っている?

狸の行動範囲は半径数百メートルほどに収まる事が多いらしく意外に広く感じないのですが、東京には夜に閉鎖される緑地公園や、私鉄線路脇にはたいてい側溝があって雑草など自然がそこそこ広がるため昆虫などのエサが確保出来るようです。ですから夜行性の狸にとって深夜、電車が来なくなった人通りの無い線路沿いは行動しやすい様で昆虫類と果実類を中心にムカデ類、甲殻類、魚類、爬虫類、鳥類、哺乳類を食べ生きているようです。また、都内では天敵の野良犬がほとんどいない事も助けになっているとか

小平のたぬき 海外メディアからも注目される

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