第4回空耳アワード 審査員メンバー
審査委員長 タモリさん
ソラミミスト 安斎 肇さん
審査員 濱田マリさん(モダンチョキチョキズ)
DJ クリス・ペプラーさん(ミスターJ-WAVE)
実は空耳アワーはこの番組でいったん打ち切られた
1992年からはじまった空耳アワーは、実は、この第4回空耳アワード(1995年8月18日)で一旦打ち切りになりました。
空耳アワーに替わるコーナーとして、「THE INTRONASHININAL いきなりシンギング」というコーナーが始まりましたが、あっという間に「空耳アワー」に戻り、詳しい日付はわかりませんが、映像の内容からおそらく1995年のクリスマス前に収録されたと思われる、「帰ってきた空耳アワースペシャル」という番組が放映されました。
以来、2017年に至る今日まで、空耳アワーは続いています。
それでは、原曲を見ていきましょう。(超・個人的セレクト)
「住民票、誰んだあ?」「俺だあー!」
曲:ジョン・ゾーン 「トゥー・ミー」
非常に奇々怪々な曲です。このジャンルの曲は何て言えばいいんですかね。
原詞:「 TO MEET YOUR SURRENDER. WITHOUT」
「兄貴の位牌~ヤクザ!!」
ガンズ・アンド・ローゼズ 「ミスター・ブラウンストーン」
本当に奇跡な空耳ですね。曲の一番最後です。
「ヤクザ!」の部分は「不明」とされていますが、クリス・ペプラーさんが、「ヤウザ」ではないか、と指摘していました。ヤウザ!ヤウザ!という掛け声があるそうです。
原詞 「I LEAVE IT ALL BEHIND YAW-ZA !」
「内輪差!」
スーパーキャット 「ゼム・ノー・ウォーリー・ミー」
ガンズ・アンド・ローゼズが曲の最後なら、こちらは曲のドアタマです。
「内輪差!」なんて運転免許の世界でしか使わないような言葉を、よく曲を聴いて思いついたものです。本当に頭が下がります。
原詞 「NOW HEAR THIS」
「いい女 ボス 手でいじる いや こら アッパレです。」
フェイス・ノー・モア 「カラーリョ・ヴォワドール」
私はこの曲の説明で、「グランジ」という音楽のジャンルをはじめて知りました。
「いい女 ボス 手でいじる」で爆笑し、さらに「いや こら アッパレです」とたたみかける空耳です。
これはライブでの映像で聴いても、なんかそう聞こえるんですよね。
原詞「EO NON POSSO DIRIGIR E AGORA A PARES」
「ねえ、しっかりしてや、なあ」
これは、ヨーロッパの代表曲「ザ・ファイナルカウントダウン」のアルバムに入っている曲です。これも「なんでこんな声で???」と、不思議な気持ちになりますね。
原詞 「NU SKA VI SPELA」は、英語にすると、「Let's start to play music!」という意味になるらしく、「さあ、これから音楽が始まるぜい!」ということなのですが、それが日本語では、「ねえ、しっかりしてや、なあ」と聞こえるのは非常に滑稽ですね。
これは、空耳アワーの映像がありますので、ご紹介します。
一世を風靡したバンド【EUROPE】の代表作【THE FINAL COUNTDOWN】 - Middle Edge(ミドルエッジ)
スウェーデンのバンド「ヨーロッパ」は"The Final Countdown"に代表されるメロディアスな旋律とハイトーンボイスが印象的なヘヴィメタバンド!! - Middle Edge(ミドルエッジ)
「電車賃、電気館、電話、手品~」
小野リサさんがボサノバを歌っている中で、日本人が外国語で歌っている曲が日本語に聞こえるという特異な空耳です。いくつかありますが、この空耳は代表的なものですね。
原詞 「TEM JARDIM,TEM QUINTAL,TEM UM BAR,TEM JIRAU」
日本人が外国語で歌っているのが日本語に聞こえるのは、「アウトレイジ」というバンドにもあります。
空耳アワードにはノミネートされませんでしたが、面白い空耳を1作品ご紹介します。
ちなみに、「電気館」というものは、明治時代に浅草にあった映画館らしいです。渋谷に「電力館」というものもありました。電力館には私も昔何回か行ったことがあり、それも懐かしい思い出ですね。(今は閉館しているそうですね。)
番外編「土日 バーゲンセール 全部売るぜ 捨て値でいい」
Outrage - Wikipedia
グランプリはお得意のシモネタでした。
「ふふふふ、チ〇コすごい」と言っています。
シモネタなので、深いコメントは避けます(笑)。
こちらもよろしかったら、ご覧ください。
【1993年秋放送】第2回空耳アワードノミネート作品の超・個人的セレクト - Middle Edge(ミドルエッジ)
【1994年春放送】第3回空耳アワードノミネート作品の超・個人的セレクト - Middle Edge(ミドルエッジ)