門倉有希

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福島県須賀川市出身。 1994年、『鴎・・・カモメ』でデビュー。 1996年、第六回NHK新人歌謡コンテストで『女の漁歌』を歌い、グランプリ受賞しました。その年の第47回NHK紅白歌合戦に出場します。 2016年、作曲家三木たかしの未発表曲『恋猫』を、元NHKで現フリーアナウンサーの宮本隆治とのデュエットにて発売しています。
代表曲『ノラ』
1998年、8枚目のシングル『ノラ』が80万枚を超えるロングヒットとなりました。独特でハスキーな歌声と、表情から染み出る悲壮感が多く支持されています。
現在もロングヒットを続けており、カラオケランキングの常連となっています。スナックなどでも多く歌われているようです。
門倉有希の失踪騒動
門倉有希は、デビューしてから半年たったころ、突然姿を消しました。その失踪は、『紅白歌合戦にも出演した美人演歌歌手Kの失踪事件』としてマスコミに取り上げられました。男性との「逃避行」「駆け落ち」といわれた失踪で、大変な非難を受けました。しかし、その真相はこれまでははっきりしていませんでした。

洗脳と監禁
演歌歌手としてデビューした門倉有希は、紅白にも出場し、順調なスタートを切ったかのようにみえました。しかし、現実は厳しく、いつまでたってもまともに歌うことが出来ませんでした。全国各地をキャンペーンで回りCDを売る営業周りばかりだったのです。
そんな毎日の生活に嫌気がさしてしまった門倉は、鬱病になってしまいます。その時に言葉巧みに近づいてきたひとりの男によって門倉の人生が狂わされたようです。
その男がまさしく門倉を洗脳して監禁した犯人でした。一体誰なのか?
その男は、門倉の悩みを聞き出し、心から励ますどころか弱味を握り、同情の言葉をかけ洗脳していったといいます。
壮絶な監禁生活を告白
当事の門倉は、失踪した理由について、「仕事に疲れてしまい、交際相手の家で静養していた。」と答えていました。ここで「男の家に転がり込んでいた」と誤解され、マスコミからバッシングを受けてしまうことになります。

門倉が仕事に疲れていたのは本当でした。しかしそこで近づいてきた男によって精神的にも肉体的にも束縛されてしまいます。洗脳とともに、門倉はDVも受けていたのです。

暴力と優しさを交互に繰り返されることによって、だんだん門倉の精神も麻痺していきます。その男から24時間監視され、逃げようとすれば包丁を突きつけられ、自分は逃げることは出来ない、これも彼の愛なんだ、と思い込むようになります。
洗脳の恐怖
この状況でも、門倉自身に洗脳されているという自覚はなかったようです。落ち込んでいる自分に優しくしてくれた彼だけが心の拠り所で、そんな彼が犯罪まがいのことをしているわけがないと思っていました。

うつ病からの回復
自らの意志で監禁生活から逃げ出すことが出来た門倉でしたが、その後実家で引きこもり生活を送ることになります。その状態から引き上げてくれたのは、多くのファンからのファンレターでした。

所属事務所の社長がファンレターを届けてくれ、その励ましもあって、門倉は復帰を果たします。デビューは1994年、その半年後に失踪。復帰は、さらにその4年後となります。その1998年、自身の代表曲ともなる『ノラ』で歌手活動を再開しました。
現在の門倉有希
現在も独身です。自宅には総勢8匹の愛猫がおり、幸せに暮らしているといいます。猫たちのために資格まで取ってしまったというほど、深く愛情を注いでいます。

営業先で拾って飼った「リボン」という名の猫が、原因不明の病気で亡くなってしまったことから、自分でも猫の体調を管理できるように「小動物看護士」と「小動物介護士」という資格をとりました。さらに猫専用の共生型マンションに住んでいるそうです。
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