ポップスの枠にとらわれないピアノプレイが圧倒的な存在感を放つ矢野顕子と、参加作品がグラミー賞を受賞するなどジャズピアニストとして成功を収める上原ひろみ。
そんな、ジャンルは違えども、ニューヨークで活動し”ピアノ”で世界的に活躍しているという共通点を持つ二人が意気投合し、一夜限りのレコーディング・ライブを収録した一枚です。
矢野顕子X上原ひろみ Get Together -LIVE IN TOKYO-
矢野顕子X上原ひろみ Get Together -LIVE IN TOKYO-
年代別、代表的なアルバムのディスコグラフィー
『JAPANESE GIRL』
1976年にリリースされた衝撃のデビューアルバム。デビュー作にも関わらず、アメリカのロック・バンド『リトル・フィート』をハックバンドに迎えてLAで制作。当時、「天才少女現る」を話題を呼びました。
また、バンドのリーダー、ローウェル・ジョージは、矢野顕子の音楽のレベルに対し、自分達が十分なサポートをすることができなかったことを泣きながら詫び、演奏代金を受け取らなかった、との逸話も残っています。
JAPANESE GIRL
『オーエス オーエス』
1984年にリリースされた通算7枚目のスタジオアルバム。東京とロサンゼルスでレコーディングが行われ、坂本龍一が共同プロデュースおよびシンセサイザーを担当しています。また、細野晴臣、高橋幸宏ら、解散後のYMOのメンバーも参加しています。
なお、写真家として有名な篠山紀信が担当したジャケットは、矢野自身が「葬式用」にと撮影してもらったものを使用しています。
オーエス オーエス
『GO GIRL』
1999年にリリースされた作品。アルバムタイトルにある通り「Girls」への前向きなメッセージに溢れた歌詞が新境地を開拓したと言えそうな一枚です。
アルバムにはアニメ映画「ホーホケキョとなりの山田くん」主題歌「ひとりぼっちはやめた」を含む12曲が収録されています。
GO GIRL