大竹しのぶと風間杜夫のテンポの良い掛け合いや、「誰かの勢い」に全力でみんな巻き込まれてしまうというストーリーに笑いっぱなしでした。「かけおち」と言えば、「親や周囲に反対され一緒になれない2人が、別の土地に逃げるように移り隠れるように生活する」と、暗いイメージがあり、最初はそのタイトルから恋愛モノかと思っていたのでビックリしました。
ビックリといえば、脇を固める役者が素晴らしいです。この突拍子もないストーリー展開をあまり疑問に思わずに最後まで笑えるのは個性的な俳優陣の演技あってこそではないかと思うのです。
私的、見どころシーン!
☆【和夫(杉浦直樹)】
当時、サスペンスドラマやNHKのドラマ、オカタイ役のイメージが強かった杉浦直樹。
この「青春かけおち篇」では、突拍子もないメチャクチャな台詞の多いセツ子の父親役を演じています。
数多くのドラマ・映画・舞台に出演し、2011年に80歳で亡くなりました。
「君さえいなきゃねぇ~…いっそ死んでくれない?」
けん
「轢けばいいじゃないの、男なら!」
けん
☆【タケ子(渡辺えり子)】
当時から強烈な個性で目をひいた渡辺えり子(現在は渡辺えり、に改名)。
「青春かけおち篇」では康夫たちが駆け落ちした京都の旅館の従業員役。「駆け落ちして心中をしたけれど死にきれなかった」風を装っていました。大竹しのぶとの悪口の言い合いも笑わせてもらいました。
不敵にニヤッと笑うタケ子が印象的。凄みのあるのに可笑しいんです!
けん
現在の渡辺えり子(渡辺えり)。変わってないですよね~!
渡辺えりオフィシャルブログ「夢見る力」Powered by Ameba
実は包帯はハッタリだった!
けん
☆【松田(柄本明)】
「社長の早乙女のためならなんだってやる!」「栃木の人間は絶対人を裏切らないからね!俺を裏切ったら何するかわからない」と、ほかのキャラクター同様にメチャクチャな言動を繰り返す運転手の松田役を、柄本明が怪演していました。
散々威勢が良かった松田もガスの充満する部屋ではおとなしくなる
けん