「駆け落ち」の次は「心中」に酔う2人。康夫はガスが足りない!と旅館の板場にガスボンベを取りに行く。そこに早乙女の運転手の松田が「裏切り者」として康夫を殺しにノコノコやってきたが、勢いに乗る康夫に引っ張りこまれる形でガスの充満する部屋に連れて行かれる。
キャバレー帰りでご機嫌で旅館に到着した和夫と留吉もガスの充満する室内で意識朦朧で早乙女を待つことになる。
「逃げんな!」ガスにビビッて逃げ出そうとする松田を引っ張り込む康夫。
けん
関西ガスに電話し、だいたい5~6時間でガス中毒。3時間くらいでやめるとアホになる」と聞いた一同は「アホは嫌だ」と怖くなる。もうガスを止めようという意見にセツ子だけは猛反対。早乙女が来るまでは絶対にダメ!と言いながらもフラフラ。
「何でこんなことに…」父親たちも松田もワケのわからない展開に呆然。
けん
ようやく駆けつけた早乙女が、畳に投げ出されたままだった松田が持ってきた出刃包丁を蹴飛ばしてしまう。包丁が畳の上を滑りボンベに向かっていく。そして大爆発が起こる。早乙女を含めた6人は揃って入院した。
出刃包丁がボンベにあたり、「あ!」全員が声を出すかどうかのところで爆発した。
青春かけおち篇 : 作品情報 - 映画.com
一年後・・・
1年後、康夫は婿養子に入り、セツ子は女の赤ちゃんを産んだ。則子はもう康夫は用無しとばかりに、「康夫くん、あなた1年くらい実家に戻ってたら?」と顔も見ようとしない。和夫と康夫は顔を見合わせ苦笑いするのだった。
康夫とセツ子の間に、かわいい女の子が誕生。
けん
「しょせん僕らは種馬なんだよ」
けん
大竹しのぶと風間杜夫のテンポの良い掛け合いや、「誰かの勢い」に全力でみんな巻き込まれてしまうというストーリーに笑いっぱなしでした。「かけおち」と言えば、「親や周囲に反対され一緒になれない2人が、別の土地に逃げるように移り隠れるように生活する」と、暗いイメージがあり、最初はそのタイトルから恋愛モノかと思っていたのでビックリしました。
ビックリといえば、脇を固める役者が素晴らしいです。この突拍子もないストーリー展開をあまり疑問に思わずに最後まで笑えるのは個性的な俳優陣の演技あってこそではないかと思うのです。
私的、見どころシーン!
☆【和夫(杉浦直樹)】
当時、サスペンスドラマやNHKのドラマ、オカタイ役のイメージが強かった杉浦直樹。
この「青春かけおち篇」では、突拍子もないメチャクチャな台詞の多いセツ子の父親役を演じています。
数多くのドラマ・映画・舞台に出演し、2011年に80歳で亡くなりました。
「君さえいなきゃねぇ~…いっそ死んでくれない?」
けん
「轢けばいいじゃないの、男なら!」
けん
☆【タケ子(渡辺えり子)】
当時から強烈な個性で目をひいた渡辺えり子(現在は渡辺えり、に改名)。
「青春かけおち篇」では康夫たちが駆け落ちした京都の旅館の従業員役。「駆け落ちして心中をしたけれど死にきれなかった」風を装っていました。大竹しのぶとの悪口の言い合いも笑わせてもらいました。
不敵にニヤッと笑うタケ子が印象的。凄みのあるのに可笑しいんです!
けん
現在の渡辺えり子(渡辺えり)。変わってないですよね~!
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実は包帯はハッタリだった!
けん
☆【松田(柄本明)】
「社長の早乙女のためならなんだってやる!」「栃木の人間は絶対人を裏切らないからね!俺を裏切ったら何するかわからない」と、ほかのキャラクター同様にメチャクチャな言動を繰り返す運転手の松田役を、柄本明が怪演していました。
散々威勢が良かった松田もガスの充満する部屋ではおとなしくなる
けん