ニューミュージックの先駆者『財津和夫』。多才なアーティストはチューリップで開花した。

ニューミュージックの先駆者『財津和夫』。多才なアーティストはチューリップで開花した。

財津和夫の音楽の原点は、九州でのバンド活動。そして、ニューミュージシャンとして、アーティストとしてのメジャーの原点は「チューリップ」。多数の歌手に楽曲を提供しつつ、自身もソロとして活躍してきました。


チューリップ

財津和夫と言えば何といっても「チューリップ」でしょう。
原点はそれ以前にあるとしても、ミュージシャン・財津和夫はここから始まったのです。

メジャーデビュー

1972年、九州で活動していたメンバーが上京して最初に発売したのが、
「魔法の黄色い靴」。

この後も、シングル、アルバムと発売しますが、あまり売れずに苦しい時を重ねていきます。

背水の陣 「心の旅」

この歌は、財津に代わって姫野達也がメインボーカルになったのですが、
発売当初はメジャー活動の危機でした。

連続ヒット

「心の旅」でブレイクした彼らの2作目のヒットは、
1974年1月に発売された「銀の指環」。

バラードの名曲

この年の6月に発売された「青春の影」は、「心の旅」「銀の指環」と打って変わったバラード調の歌。
「君の心へ続く 長い一本道は・・・」
詩・メロディ共に心に響く名曲、財津の神髄と言えます。

この歌は、西城秀樹、岩崎宏美、つんく、大友康平、福山雅治等、多数のアーティストもカバーしており、ミュージカル俳優の山崎育三郎(安倍なつみの夫)も今年カバーしました。
40年以上経った今でも、色褪せない名曲です。

サボテンの花

1975年、バラード第2弾、「サボテンの花」が発売されます。
この歌には、実はこんな裏話があったのです。

なんと、こんなこともあるんですねぇ。
ひょうたんから駒とはこういうことですね。
「降りそそぐ」なんてロマンを感じさせる間違い方をするところが、財津和夫ですね。

「ひと屋根」でリバイバルヒット

1993年に放送されたドラマ「ひとつ屋根の下」の主題歌となって復活したのが、
「サボテンの花」。
6人の兄弟たちの生きざまに、詩もメロディもマッチして、ドラマ共々ヒットしました。

出演者も今振り返ると豪華です。
江口洋介、福山雅治、山本耕史、酒井法子、いしだ壱成、大路恵美等々。
この後、随分違う道を歩むことになるなんて、この時の彼らは思ってもいなかったでしょうね。

久々のヒット

「サボテンの花」以降、ヒット曲に恵まれなかった彼らに、久々のヒットが生まれます。
「虹とスニーカーの頃」。
詩に出てくる「男の罪」「女の罪」はちょっとした流行語になりました。

ソロ活動

この頃から財津はソロ活動を開始します。
自身でも歌を歌いながらほかの歌手に楽曲を提供し、歌のみならず、エッセイ集の出版やテレビ、映画への出演と幅広く活躍していきます。

自身のヒット曲

1979年12月に発売された「Wake Up」は、ソロとしての最大のヒット曲になりました。

松田聖子

財津が一番多くの楽曲を提供したのが「松田聖子」。
1980年4月にデビューした松田聖子は、順調にアイドルの階段を登っていました。
そこへ現れたのが財津作曲の「チェリーブラッサム」。
1981年1月に発売されるや大ヒット。
そして、「夏の扉」「白いパラソル」と続けて提供した曲も大ヒット。
松田聖子のトップアイドルの地位を、不動のものにしたのでした。

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