「ブレードランナー」において、デッカードは「地球に侵入したレプリカントは男3人、女3人の計6名であり、うち1名は既に死亡している」と上司から説明されていますが、本作では4名しか登場していません。
実際は6人目のレプリカントは配役まで決まっていたのですが、予算の都合で登場シーンは撮影されませんでした(「ファイナル・カットでは「1名が既に死亡」→「2名が既に死亡」に変更されています)。
このため、「6人目はデッカードではないか?」いう論議がなされました。
実際はただのミスだったのですが、監督自身がそのアイデアを気に入り、それを暗に匂わせるような「デッカードが見るユニコーンの夢」のシーンを撮影します(そのシーンの詳細な説明は下記のサイトに詳しく明記されています)。
このシーンは「ディレクターズ・カット」で初めて使用されたのですが、監督自らは2000年に行われたインタビューにおいて「デッカードはレプリカントだ」と明言しています。
この明言に対しては賛否両論が巻き起こり、現在でも「ブレードランナー」における最大の謎と言えますが、どんな解釈をするのも私達見る側の自由です。
あなたはどちらだと思いますか?
SFマニア必見『ブレードランナー』の解説|デッカードはユニコーンの夢を見るか? |PUUL(プウル)
デッカードが見るユニコーンの夢
「ブレードランナー」本当にデッカードはレプリカントなのか?
映画の続編としての小説
「ブレードランナー」はフィリップ・K・ディックの「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」を原作としていますが、後にディックの友人であるK・W・ジーターにより、映画の続編として3作の小説が発表されています。
それぞれ、
「ブレードランナー2 レプリカントの墓標(Blade Runner 2: The Edge of Human)1995年」
「ブレードランナー3 レプリカントの夜(Blade Runner 3: Replicant Night)1996年」
が日本国内では早川書房より発売され、2000年に発表された3作目にあたる「Blade Runner 4: Eye and Talon」は日本語版は発売されていません。
原作の続きというより、映画の世界を引き継いだ作品になっていますので、更に深く「ブレードランナー」の世界を楽しみたい方にはお勧めです。
ブレードランナー2 レプリカントの墓標
ブレードランナー2―レプリカントの墓標 (ハヤカワ文庫SF) | K.W. ジーター, K.W. Jeter, 浅倉 久志 |本 | 通販 | Amazon
ブレードランナー3 レプリカントの夜
ブレードランナー〈3〉レプリカントの夜 (ハヤカワ文庫SF) | K.W. ジーター, K.W. Jeter, 大野 晶子 | 本 | Amazon.co.jp
映画の続編公開は2017年!
アメリカではアメリカで2017年10月6日に、そして日本では同年11月に「ブレードランナー」の続編が全国公開されることが決定したそうです!
タイトルは「ブレードランナー 2049」。
今回は前作の舞台2019年から数十年後の設定だそうです(タイトル通り2049年?)
今回もデッカード役はハリソン・フォードが演じる事になったそうで、製作総指揮はリドリー・スコット、監督は「プリズナーズ」「ボーダーライン」のドゥニ・ヴィルヌーヴが務めるそうです。
「ブレードランナー 2049」
『ブレードランナー』続編の日本公開は来年11月、コンセプトアートも - 映画・映像ニュース : CINRA.NET
「ブレードランナー」から約30年、特撮などの技術はどう進化しているのでしょうか?
デッカードの謎は明かされるのでしょうか?
人間とは何か?というテーマへの明確な回答は出るのでしょうか?
公開前に是非ともしっかりと初代「ブレードランナー」を復習・堪能して、来るべき続編公開を待ちたいですね♪