そしてゆきは自身の母がそうしたように一人子供を育てようと山安を後にするが、野麦峠を彷徨っているうちに流産してしまう。
産まれた子供と糸取りをしに戻ってくる!という願いは叶えられなかった。
けん
明治四十一年アメリカに不況が訪れ、生糸の輸出は止まってしまう。倒産から逃れるには国内向けの生糸を大量生産しなければならず、労働条件は悪化していった。劣悪な労働条件から、みねは結核で倒れ糸取りができなくなってしまう。
血を吐き意識を失う。
けん
病気の工女は使いものにならず、藤吉はみねを家族に引き取らせる。
知らせを受けた兄の辰次郎は不眠不休でキカヤに駆けつけた。物置小屋に隔離され衰弱しきったみねを背負って、故郷に向かった。
「春から糸取ってない」などと言いがかりをつけ散々みねの糸で儲けた山安は1円も給金を支払わず兄妹を追い立てた。
けん
秋の野麦峠は美しい紅葉でおおわれていた。みねの目に故郷・飛騨が広がっている。「兄さ、飛騨が見える」みねの最期の言葉だった。兄のみねの名を叫ぶ声がこだまする。
ただひたすら故郷に帰りたかった。
けん
みねが野麦峠で死んだと山安にも伝わる。工女達は一斉にみねのいた物置小屋に駆け寄る。制しようとする黒木。それを阻もうと掴みかかる音松。小屋の周囲には、工女達が全員合掌していた。
みねが死んだ翌年、アメリカ経済が回復。日本の生糸黄金時代がやってくる。
けん
私的、工女が可愛い!シーン6選
私的、見どころ!5選
①労働条件悪すぎっ!
けん
②山の斜面を転がり落ちても見捨てない!
けん
③病気になったら今までの功績は無となる。
けん
④脱走したら違約金50円!(支度金は5円)
けん
⑤繭の煮える匂い!
けん