紀元前3000年から現代までの世界地図が閲覧出来る「GeaCron」が面白い!

紀元前3000年から現代までの世界地図が閲覧出来る「GeaCron」が面白い!

社会科の授業で世界地図と向き合った学年ってありましたよね。地図帳を眺めたり白地図を埋めたり、世界の形は変わらないのに、世界の国は歴史とともに目まぐるしく変わっていきました。そんな年次ごとの世界地図を、なんと紀元前3000年から現代まで1年単位で俯瞰出来るWebサイトが「GeaCron」。このサービスを使った世界地図をいくつか切り取って眺めていきましょう。


まだずいぶんと「白地図」状態であることが分かります。
アメリカの西部、アフリカ、オーストラリアなどは、未だ開拓されていない時代でした。
イギリスがやたら大きいのがわかると思います。

次は、さらに遡って大航海時代の世界地図です。

1500年の世界地図

1500年の世界地図

世界はまだ、ほとんどが未開拓の時代。
しかしながら、ヨーロッパの国々が海路を用いて世界を開拓に向かって行ったことが地図からも分かります。

次に1000年の世界地図です。

1000年の世界地図

1000年の世界地図

日本はまだ平安時代、東日本はまだ「アイヌ」と記されています。
まだ世界のほとんどは白地図で、国は地中海沿岸や中東、中国あたりに集中しています。

紀元1年の世界地図

紀元1年の世界地図

紀元の始まり。
古代ローマや古代ペルシア、中国あたりにしか国は存在していません。
まだこの時代は、日本も国として認識されていないのです。

紀元前1500年の世界地図

紀元前1500年の世界地図

紀元前1500年の世界。
4つの色は、そのまま四大文明をさしていると思われます。
メソポタミア文明・エジプト文明・インダス文明・黄河文明ですね。

紀元前3000年の世界地図

紀元前3000年の世界地図

さらに遡って紀元前3000年。
かろうじて色分けされているのがエジプト文明、メソポタミア文明でしょうか。

GeaCronの世界地図は地域ごとに拡大縮小して閲覧出来ます

本記事では便宜上もっとも俯瞰した地図を年代ごとに追ってみましたが、GeaCronが凄いのは世界地図の各地域で詳細を見ることも出来る点、そしてそのマップから史実を知ることが出来る点でしょう。

例えば、下図はGeaCronで1600年の日本を拡大表示しています。

1600年の日本地図

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