懐かしの都電、銭湯、地名がよみがえる!復刻版都市地図シリーズ『MAPPLEアーカイブズ』が発売!!
昭文社より、昭和~平成の四世代の都市地図を電子書籍で復刻した『MAPPLEアーカイブズ』が発売されます。その第一弾として、東京23区の各区版が現在好評発売中です。価格はそれぞれ1210円(税込)。

1960年の創業以来、膨大な数の地図を刊行してきた昭文社。ベストセラーとなっている都市地図シリーズを復刻した『MAPPLEアーカイブズ』電子書籍版では、高度成長真っ盛りで都電や銭湯が日々の暮らしを支えていた1968年、バブル前夜で古き良き東京がまだ垣間見えた1985年、平成に入り大規模開発で大きく変貌を遂げた2001年、そして東日本大震災を経た2014年をセレクトして掲載。日本の現代史を振り返る上でも第一級の資料となっています。
渋谷駅付近(1968年版)

本書の特長
長年にわたり都市地図を刊行してきた昭文社。今回復刻するアーカイブでは、地形図ではわからない街の息遣い、都市の変遷、地図仕様そのものの進化が一目瞭然となっています。「あの懐かしの町名が!」「通っていた小学校だ!」「ここは昔映画館だったんだよ」「こんなところも都電が走ってたんだ…」「今と道が全然違うね…」「2001年からも結構変わってるんだね」といった会話で盛り上がること間違いなし!
江東区(1968年)

板橋区(1968年)

港区(1985年)

各電子書籍とも、各エリアの変遷や特徴を解説した記事と、各年代ごとの分割地図(大判一枚だった原本の区分地図を8~9図に分割)で構成。この数十年間に東京がどう変化してきたのか、何度、各年代の地図を見比べても興味が尽きないこと間違いなしです。
新宿副都心の変遷(解説記事より)

掲載内容や記号の違いにも注目!
各年代の地図の凡例を見れば、その時代に何が重要視され、街にどんなものがたくさんあったのか、といったことがよくわかります。たとえば1968年版にはトロリーバスやポスト、電報局、浴場(銭湯)があります。地下鉄が少なく携帯電話がない時代、そうしたものが交通・通信を支えていたことがわかります。日本の現代史を振り返る上でも第一級の資料と言えるでしょう。
凡例の変遷



解説ページも充実!!
各書籍の巻頭には当該エリアの特徴、変遷等についての解説記事を掲載。各区の成り立ち、昔と今の地名、土地利用の違い、建物や道路の変化などをテキスト、写真、地図比較などから、具体的に紹介しています。この解説を参考に、各年代の地図を参照、比較することができます。地図と併せて読むことで、昭和から平成に至る東京23区の発展具合や注目ポイントが捉えられます。

書籍概要
シリーズ名:『MAPPLEアーカイブズ』
商品名:『昭和・平成 都市地図 区』
ラインアップ:
千代田、中央、港、新宿、文京、台東、墨田、江東、品川、目黒、大田(5月22日発売)
世田谷、渋谷、中野、杉並、豊島、北、荒川、板橋、練馬、足立、葛飾、江戸川(6月3 日発売)
体裁・頁数:B5判、本体70~78頁
発売日:2023年5月22日、6月3日
Amazon(Kindleストア)にて販売
定価:各1,210円(本体1,100円+税10%)
出版社:株式会社 昭文社
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Amazon.co.jp : MAPPLEアーカイブズ
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