翌日、取材に出かけたキンバリーは、偶然、リチャードに会う。彼は、例のフィルムを物理学者のローウェル博士(ドナルド・ホットン)に見せにきたのだ。フィルムを見た博士は、もう少しでチャイナ・シンドロームになるところだったと断言した。チャイナ・シンドロームというのは、原子炉の核が露出した時、溶融物が地中にのめりこんでいき、地球の裏側の中国にまで達するという最悪の事故のことだ
ジャックは、発電所内の各所にあるパイプ結合部のX線写真を調べているうちに、重大なミスを発見した。それは、納入業者が製品チェックの手ぬきのために、同じ写真を何枚も焼き増ししたものなのだ。事故の原因追求に悩みぬいた末、ジャックはX線写真をキンバリーに渡し、世論に真相を訴える決意をする。
しかし、その頃、何者とも知れぬ者たちが動き出し、まずX線写真をとりに行ったヘクターが車ごと崖下に突き落とされ、ジャックも彼らの追跡をうけ、命をねらわれた。
そこで、ジャックは残された1つの手段を決行することにした。それは、発電所の中心部にジャックが篭城し、
発電所をキンバリーに取材させ、
内部の異常を世間に知らせようというもので、言うことをきかなければ、核をもらすと所長を脅した。
しかし、外から中心部を操作できる発電所の人間が、発電所の動きを止めたため、ジャックは射殺され、
すべて酔っぱらいのたわごととしてかたづけられることになつた。
しかし、キンバリーは、追求を続け、発電所内の人間の証言をとり、ニュースで事実を発表するのだった。
原発事故は、誰かが早く知らせないと手遅れになってしまいます。ジャックの勇敢ある行動がとても素晴らしかったです。
映画解説
●チャイナ・シンドローム ~目の前に迫った炉心溶融の恐怖~|パイルD-3の『時速8キロの映画感』=★
国が促進する原発。事故の裏を取るのは難しい。
現実にありそうな、ちょっと心配になるシーン。
原発所で地震が起きてトラブルが発生!!しかし広報担当は、よくある故障だと取材班を安心させますが、こんな事を言われたら原発所に対しての不信感が増す気がします。