『超人バロム・1』と『サンダーマスク』がカルトな人気を誇る理由

『超人バロム・1』と『サンダーマスク』がカルトな人気を誇る理由

70年代の特撮ヒーローの中でもカルトな人気を誇る『超人バロム・1』と『サンダーマスク』の特徴をおさらいします。グロテスクな画像や微妙に変な画像が多々ありますので、お食事中のお方は、ご注意ください。


『サンダーマスク』は、1972年(昭和47年)10月3日から1973年(昭和48年)3月27日まで日本テレビ系列局 (NNS) で放送された特撮テレビ番組、およびその劇中に登場する変身ヒーローの名前である。東洋エージェンシー(現・創通)とひろみプロダクションの共同製作。全26話。放送時間は毎週火曜 19:00 - 19:30 (日本標準時)。

テレビ放送と並行して、手塚治虫による漫画版が『週刊少年サンデー』で連載されていた。

同時期のウルトラシリーズでは一週500万円の予算が支給されていたように、特撮巨大ヒーロー作品は多額な制作費を必要とする。

しかし本作では、『仮面ライダー』などの等身大ヒーロー物に、若干上乗せした程度の一週300万円の予算しか支給されていなかった。

そんな厳しい予算にもかかわらず、1話完結の形式で特撮セットや怪獣の着ぐるみをウルトラシリーズ並に新造していたため、予算超過が度重なり、二桁台の平均視聴率を記録しながら、半年間で終了した。

テレビ版『サンダーマスク』の権利

テレビ版はひろみプロ・東洋エージェンシー(現:創通)の両者が連名でクレジットされているにもかかわらず、放送終了後、東洋社員が制作会社を訪れ、一方的な形でマスターを引き上げた。

地上波では1994年3月、中京テレビ『今甦る!昭和ヒーロー列伝』で抜粋した3話分を放送したのを最後に、「マスターは状態が悪い」、「ネガならある」、「全て存在しない」と創通側の説明が二転三転。

本作の権利が分散し、各会社の権利と利害が発生することも含め、現段階で創通のみの判断では再放送やソフト化して市場に流通販売できない、いわゆる封印作品と化している。

出典 サンダーマスク - Wikipedia

テレビ版『サンダーマスク』(1972年・日本テレビ系)は封印作品と化している。

正義のヒーロー「サンダーマスク」がシンナー中毒の廃人・狂人に・・・ 第19話『サンダーマスク発狂』 「シンナーマン」登場

ビニール袋にシンナー入れて、吸っています。現代ではできない描写。

番組冒頭は、プラモデルを作っている(接着剤などシンナーを使う)子供の描写・・・そして若者たちがシンナー遊びをしています。

シンナーマンという、そのまんまな直球なネーミング。こういう企画がバンバン通る寛容な世の中でした。

シンナーマンは70年代の不良なので、不良の鉄板な武器「チェーン・鉄の鎖」を持っています。さすがのセンスですね。恐れ入ります。

「シンナーマン」はシンナー中毒者の脳をストローで吸い食べることで成長する。

シンナー中毒者の額に穴を開けて、ストローを刺して、脳みそを食べるシンナーマン。

シンナー中毒の脳をどんどん吸うシンナーマン

敵の画策に謀られ、シンナーマンの腐りきった脳みそと命光一(サンダーマスク)の脳みそを入れ替える移植手術が行われる。

光一の脳(サンダーマスクの脳)とシンナーマンの脳と交換する手術で、命光一(サンダーマスク)の脳がシンナーマンの脳になってしまう。

そのため、命光一(サンダーマスク)はシンナー中毒の廃人・狂人になってしまう・・・街で暴れる。

狂った命光一(サンダーマスク)「ウヘヘヘ、ウヒヒヒヒ・・・ウヒウヒ・・エヘヘヘヘ・・・」

正義のヒーローが狂ってしまった・・・警察も制止できないほど、暴れまくる狂った命光一(サンダーマスク)・・・

シンナーマンの腐りきった脳みそのサンダーマスクでなく、サンダーマスクの脳みそのシンナーマンが、博士のところに戻ってくるのが本来は筋ですが・・・まあ、話が多少、破綻しているのは、しょうがないでしょう。

博士が催眠術からとけて、正気に戻り、狂った命光一(サンダーマスク)とシンナーマンの脳みそを移植し直す。

脳みそが元にもどり、めでたし、めでたし・・・正義のヒーローがシンナー中毒の脳みそを移植され、狂ってしまう・・・現在ではできない、とても面白い改造手術の企画でした。

サンダーマスクは処刑される。 第12話 「残酷!サンダーマスク死刑」

流星鉄仮面
第12話から登場した、大魔王ベムキングの部下。魔剣流れ星が必殺武器であり、魔王デカンダとの決闘に勝利して、新幹部の地位に就く。

新幹部ならではの秘策として、サンダーマスクの妹に化けて命光一に心理戦を挑み、巨大化後も魔獣メガトロンとの共同作戦で、サンダーマスクを圧倒。磔の刑にした。

第13話で、サンダーザイマー光線を浴びて倒される。その後、第25話で復活するが、その役割は囮であり、科学パトロール隊の特殊ミサイルで爆死した。

流星鉄仮面

73年1月号ではメガトロンのツノがサンダーマスクの胸を貫通、さらには流星鉄仮面が魔剣流れ星でデカンダと同じようにサンダーマスクの首を斬りおとしてしまう、というこの上ない残酷な展開になっています。

この残酷過ぎる描写は現代では無理。

漫画版「サンダーマスク」の残酷過ぎる処刑シーン。 『冒険王』73年1月~2月号、長谷川猛

大恐竜魔獣メガトロンが尻尾の鈴の音でサンダーマスクの脳波は狂わされる

メガトロンの角で宙に放り出され、なんとその落ちた先がメガトロンの角の上。胸から流血しながら大声で叫び声をあげ、苦しむサンダーマスク。

サンダーマスクはメガトロンのツノに串刺しにされる

サンダーマスク「ギャアーーーー!」

そこに追い討ちをかけるように流星鉄仮面の槍が飛んできます。その槍があろうことかサンダーマスクのセンターバックルを直撃!そのままサンダーマスクの腹に突き刺さってしまいます。

流星鉄仮面の槍にも串刺しにされる。サンダーマスク「ギャアーーーー!」

散々もがき苦しんだ後、バッタリと絶命するサンダーマスクです。

流星鉄仮面の槍にも串刺しにされる・・・サンダーマスク死亡・・・

その後、流星鉄仮面に磔にされ見世物にされるサンダーマスク

死んだサンダーマスクは見せしめに十字架に磔にされる。屈辱的なやられ方。

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