エスパー・超能力アニメ(1970年代から80年代)

エスパー・超能力アニメ(1970年代から80年代)

元祖超能力漫画の『バビル2世』(1971年)から80年代までのエスパー・超能力アニメをおさらいしましょう。強力な超能力者が満載ですが、なかでも「超人ロック」は最強の超能力者であり、連載雑誌を必ず廃刊・休刊させ、連載移転先の出版社を次々と倒産させる程の恐ろしい超能力を持っています。


残されたポセイドンと共に北極基地を攻撃するバビルの前に、縫い跡だらけの不気味な風貌となったヨミが現れた。

ヨミは身体が衰えもはやバビルと戦う力が残っていないことを告げ、「これ以上破壊すると基地の原子炉が爆発して北極の氷が溶け地球が水没する」と話し、バビルに攻撃を中止して引き返すよう懇願。

バビルはそれを受け入れ、去ってゆく。そして1人残されたヨミは基地と共に海に沈んでゆくのだった。

ヨミは基地と共に海に沈んでゆく

『超人戦隊バラタック』(1977年) バラタックは超能力で操る遠隔操作型のロボット。敵側がバラタックが動く原理を理解できなかった。

『超人戦隊バラタック』(ちょうじんせんたいバラタック)は、1977年(昭和52年)7月3日から1978年(昭和53年)3月26日までテレビ朝日系で毎週日曜日18時00分から18時25分に全31話が放送された、東映動画製作のロボットアニメ。

ダイナミック企画や渡辺宙明がスタッフから外れるなど、『マジンガーZ』『鋼鉄ジーグ』などと比べ、かなり作品のカラーが異なる。磁石で各パーツが合体したり、状況に合わせてパーツを交換するのは一緒であるが、ジーグやガ・キーンが、操縦者がロボットと合体して操縦する形式なのに対し、バラタックは司令機からテレパシーで遠隔操縦する形式となっている。

『超人戦隊バラタック』(1977年)

バラタックシークレットという地球防衛のために密かに作られた戦闘部隊に所属する5人の超能力者が指令機ペンタゴラスから送るテレパシーをバラタックの口にある受信機で受信することによって遠隔操縦される(テレ・インジェクト)。

パーツ変更もテレパシーで指令を送ることでスムーズに行うことが可能である。至近距離なら5人がバラタックに直接テレパシーを送信して操縦することも可能。

バラタック・シークレット(超人戦隊・5人の超能力者)

ユージ(加藤ユージ)
声 - 三ツ矢雄二
15歳。トロッター2号機に搭乗する。アメリカン・フットボールの花形選手。マックに超能力を見いだされバラタック・シークレットの一員となり、シャイザックに拉致された母と兄を救い出すため戦うことを決意する。熱血漢で友情に厚いが、母親と兄に対する思慕が強く人質のことになると理性を無くし突っ走ってしまうところがある。主人公であるが超人戦隊のリーダーでもなくバラタックのメイン操縦者でもない異色の存在であった。戦闘服は赤。

ユージ(加藤ユージ)

マック(橘マキト)
声 - 水島裕
17歳。トロッター1号機に搭乗する。バラタック・シークレット(超人戦隊)のリーダーであり、ペンタゴラスのメイン・パイロットとしてバラタックを操作する(兵器の呼称なども全て彼がする)。またシャイザックの侵略を予知してバラタックとシークレット・ベースを密かに作り上げた人物。

青いロングヘアーで美形であり、沈着冷静で判断力に優れ、仲間からは「チーフ」と呼ばれ信頼されている。第14話での負傷によりユージとチーフを交代した時は「チーフはユージだ」と発言して動かないなど、仲間への信頼も厚い。メンバーの中で最も強い超能力を持ち、特に予知能力に優れている。戦闘服は青(水色)。

マック(橘マキト) メンバーの中で最も強い超能力を持つ。

ユリ
声 - 潘恵子
15歳。トロッター4号機に搭乗する。バラタック・シークレットの紅一点。体操選手として活躍し、時にはファッション・モデルもこなし、さらに料理など家事も万能であるが、とてもロマンチストで可憐な美少女。

予知能力と読心術などの超能力が特に優れている。戦闘服は桃色で、メンバーでは唯一ベルトと光線銃入りホルスターを装備してない。

ユリ

バラタック・シークレットの紅一点・ユリが、バラタックを超能力でコントロールする様子を写したもの

ディッキー
声 - 石丸博也
16歳。トロッター3号機(形状は2号と同じ)に搭乗する。メンバーの中で最も巨体で力も強く、重量挙げの選手でもある。メンバーの中で特に透視能力が優れている。豪快で仲間思いでもあるが、得意の透視能力でときどきユリをのぞき見する。戦闘服は緑。

ディッキー 時々ユリちゃんの服を透視していた・・・

バラタック起動手順
バラタック・ゴー(湖底に隠された格納庫が浮上し、バラタックが外部に登場)
テレ・インジェクト(ペンタゴラスの先端部分が変形する)
エスパー・ジェクター(5人の集約されたテレパシーがバラタックに注入)
バラタック・カモン(バラタックの起動)

バラタック起動手順:「テレ・インジェクト」ペンタゴラス(テレパシー送信)からバラタック(テレパシー受信)へ

ゴルテウス(敵)側は最後までテレ・インジェクトのメカニズムに気づくことはなく、第30話で人質交換によりバラタックを奪ったにもかかわらず、操作方法が分からなかった。

ペンタゴラス(テレパシー送信)とバラタック(テレパシー受信)

『未来少年コナン』(1978年) 宮崎駿の初監督作品。後世に与えた影響がとてつもなく大きい傑作中の傑作。NHKが放映した最初のセルアニメーションシリーズ

『未来少年コナン』(みらいしょうねんコナン)は、1978年4月4日から10月31日にかけて、毎週火曜日19時30分から20時00分(日本時間)まで日本放送協会(NHK)で放送された日本のアニメ作品である。全26話。製作会社は日本アニメーション。

宮崎駿が初めて監督を担当した作品として知られる。また、NHKが放映した最初のセルアニメーションシリーズでもある。

本作を見たことでアニメ業界を志したクリエイターも多い。本郷みつる、摩砂雪、井上俊之、田中達之など。スタジオジブリ作品の常連となったアニメーターの高坂希太郎も高校時代に本作を見て、宮崎駿と仕事が出来る可能性のあった作画スタジオのOH!プロダクションに入社したという。

平松禎史にとっては、絵を動かすことの面白さを教えられた作品であり、パラパラマンガを描くようになったという言わばアニメーターとしての原点となっている。

本作には絵コンテで参加した富野由悠季は、『戦闘メカ ザブングル』を監督するにあたって、『未来少年コナン』を模倣するところから始めたと語っている。また、当時新人だった押井守は、本作の絵コンテ集によってレイアウトを学び、高畑勲の絵コンテでのラオ博士の扱いでキャラクターを立たせる「戦略的な演出」を理解したという。

劇場版「未来少年コナン」
NHKのテレビシリーズをまとめた総集編『未来少年コナン』が1979年に劇場公開された。同時上映作品は、同じく日本アニメーション製作の『野球狂の詩 北の狼南の虎』。

『未来少年コナン』(1978年) 宮崎駿が初めて監督を担当した作品。NHKがアニメをやってるの!とビックリした。

ラナ
声 - 信沢三恵子
12歳になるラオ博士の孫娘。テレパシー能力を持ち、アジサシのテキィと心を通わせたり、祖父ラオ博士と意思疎通を図ることができる。そのためにレプカから目を付けられており、功を焦ったダイスによってそれまで住んでいたハイハーバーから拉致される。バラクーダ号から逃亡を図り、漂着した先の「のこされ島」でコナンと出会う。

ラナ

ラナ

コナン
声 - 小原乃梨子
のこされ島で誕生した、自然を愛する12歳の快男児。脚力・腕力・肺活量など、人並み外れた驚異的な身体能力と不屈の根性を持っている。生まれてからずっと島で暮らしており、おじい以外の人間を見たことがなかったが、ラナとの出会いによって大きく運命が変わる。のこされ島時代から漁に使っていた銛を自在に操る。

ジムシィ
声 - 青木和代
コナンがのこされ島を出て最初に漂着した島で出会った10歳の少年。首にコナンの乗ってきた筏の帆をまとっている。コナンと互角に渡り合う運動能力の持ち主で、大の食いしん坊で狩りの名人。最初は警戒心もあってコナンと衝突したが、実力を認めあいすぐに意気投合する。ラナの人柄に接するまでは女嫌いだったが、ハイハーバーではテラと心を通わせるようになる。コナンほどの熱血漢ではなく気分屋のところもあるが、友情に厚くコナンと行動をともにする。好物はカエルの干物で、ハイハーバーでは養豚に関心を持つ。後半ではダイスとの名コンビぶりで活躍した。

ラナ、コナン、ジムシィ

ダイスとモンスリー「バカね!」

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