エスパー・超能力アニメ(1970年代から80年代)

エスパー・超能力アニメ(1970年代から80年代)

元祖超能力漫画の『バビル2世』(1971年)から80年代までのエスパー・超能力アニメをおさらいしましょう。強力な超能力者が満載ですが、なかでも「超人ロック」は最強の超能力者であり、連載雑誌を必ず廃刊・休刊させ、連載移転先の出版社を次々と倒産させる程の恐ろしい超能力を持っています。


『六神合体ゴッドマーズ』(1982年)

『六神合体ゴッドマーズ』(ろくしんがったいゴッドマーズ)は、日本テレビ系列で放送された東京ムービー新社製作のロボットアニメである。ナレーターは蟹江栄司。

当初は半年の放送予定だったが、おもちゃのセールスが好調だったほか、おもちゃの購買層である低年齢層とは別に、女性ファンを中心にアニメファンの人気が高まり、1年以上放映された。ストーリーは、ギシン星編、マルメロ星編、地球編の三部構成。

スタッフは、前番組の『太陽の使者 鉄人28号』からシフトする形で参加。『マジンガーZ』、『宇宙戦艦ヤマト』などで実績のある藤川桂介がシリーズ構成に起用され、ストーリー作りに重要な役割を果たしている。

全宇宙の支配を狙うギシン星・ズール皇帝がその魔手を地球に伸ばしてきた。コスモクラッシャー隊の一人として活動していた明神タケルは、戦いの中で自らの出生の秘密を知る。タケル=マーズは、彼を守るため造られた「ゴッドマーズ」とともにズールに立ち向かっていくが、それは血を分けた双子の兄・マーグとの悲しい戦いの始まりでもあった。

『六神合体ゴッドマーズ』(1982年)

マーズ / 明神 タケル(みょうじん タケル)
声 - 水島裕 / 佐々木るん(少年時代)
本作品の主人公。17歳。ギシン星人。超能力者。ズールによって、産まれてすぐに拉致された上で地球に送られた。ガイヤーが地球に到達した際に生まれた明神礁にて、発見者の明神博士に拾われ、我が子として育てられた。戦闘では常人を遥かに上回る身体能力に加え、両手首を交差して発生させる衝撃波や髪の毛を針状にして飛ばすという超能力を使用する。

前述の経歴からアイデンティティーは完全に地球人のそれであり、血を分けた兄マーグと邂逅を果たして実の両親の事や自身にまつわる真実、ギシン星の体制や状況を知った後も、自身は地球の人間という意識を持ち続けていた。これは戦いが終わるまで変わる事がなく、マルメロ星編では異星人に出会った際「俺の名は明神タケル。宇宙名マーズだ」と名乗っていた。

マーズ / 明神 タケル(みょうじん タケル)

マーグ
声 - 三ツ矢雄二
17歳。マーズの双子の兄。超能力者。当初、気のふれた振りをして諜報活動をし、その情報をマーズにテレパシーで送っていたが、それがバレた後、ズールに(わざと不完全な状態で)洗脳され、マーズと戦わされることになる。13話でマーズに父の記憶と、母から託されていた六神ロボを操るロケットを渡す。

マーグ(超能力者) マーズの双子の兄。

放送当時のマーグの人気は凄まじく、マーグが死亡すると分かったときは助命嘆願書やカミソリが送られ、実際に本編で死亡した際には『あしたのジョー』の力石徹に倣って、アニメ雑誌「アニメディア」の協力で、日本テレビの南館ホールで葬儀を行うイベントが開催されたほどである。

三ツ矢雄二が声をあてたマーグは主人公以上の人気を集め、本作が多くの女性ファンを獲得する原動力となった。

ロゼ
声 - 鵜飼るみ子
17歳。洗脳改造されたマーグの副官として、第14話から登場した超能力者。実はギシン星人ではなく第四恒星系第八番惑星植民地の出身者。思念による蝶を手から発して攻撃する。暗示と催眠の力にも長けており、マーグの洗脳を補強したり、対象を操ることも出来る。また、変装術も巧みで、単独による破壊工作も行っている。マーグ亡き後、マーズに一騎打ちの決闘を申し込むが、「復讐は復讐を生むだけ」という名台詞の下、マーズの育ての母・静子に和解を促される。

その後、タケルとの再戦に敗れ、彼に助けられた事で己の使命と生きる意味に心が揺らぎ、第22話で(無意識に)故郷に戻り、妹・ルイと再会。そこで妹やマーズの生き方と強さ、そして己がズールにとって単なる道具であることを知ってルイと和解し、ズールの下から離反した後はマーズと共闘。地球編で再登場し、やがて彼を愛するようになる。

ロゼ

ズール皇帝
声 - 納谷悟朗
宇宙支配を目論むギシン星の皇帝であり、恐怖政治を敷き、己に逆らったり、任務に失敗した者を絶対に許さない独裁者。例え僅かでも己に意見した者さえも「反逆者」として一片の慈悲も無く、最も残酷な手段で処断する冷血漢にして、マーズを(強引に拉致して)人間爆弾としてガイヤーと共に地球に送り込んだ張本人。

マント状の上衣に身をやつし、手足を見せず、空中や宇宙空間に出現。『愛』を極度に嫌悪する。

地球編にてメタール、ボーデ、ナッカ、スナッパ、キッカ、ニードの6つの"ゲシュタルト"の合身体と判明。マルメロ星編、地球編でも黒幕として暗躍。

ズール皇帝

『幻魔大戦』(1983年) 原作漫画は人類の敗北を暗示して終了するが、劇場版は人類が勝利する。

『幻魔大戦』(げんまたいせん)は、SF作家平井和正と漫画家石森章太郎との共作で『週刊少年マガジン』に連載された漫画で、幻魔大戦シリーズの第1作。また、作中で描かれる戦いの総称。

(原作)
高校生の東丈は超能力に目覚め、宇宙を無に帰せんとする幻魔と闘わねばならない現実を知る。幻魔に対抗しようと超能力者を結集するが、幻魔の強大な力にはとても及ばなかった。月が地球に急接近する絶望的なシーンで物語の幕は閉じる。

『幻魔大戦』(1983年)

東丈(あずま じょう)
高校生。出来のいい弟・卓に対するコンプレックスなどから鬱屈した日々を送っていたが、ルナとベガにより強力な超能力に目覚める。当初は力の強大さに酔いしれていたが、やがて自身の使命に覚醒、幻魔との戦いに身を投じる。

使用できる超能力は当初はサイコキネシスだけだったが、終盤では高温の熱エネルギーを発する「ノヴァ」、周囲の熱エネルギーを自らの体に取り込む「絶対零度」の超能力も獲得した。

東丈(あずま じょう)

ルナ姫
オリジナル漫画版ではプリンセス・ルーナ。小国トランシルヴァニア、ジーベンビュルゲン王朝の姫。年齢は漫画版では19歳。強力なテレパシーと予知能力の持ち主。旅客機で飛行中に幻魔に抹殺されかかるがフロイに救われ、自身の使命に覚醒する。当初は育ちゆえにワガママで人種差別的なところがあり、丈やソニーと反目することもあったが、やがて真の慈愛に目覚めていく。

ルナ姫

ベガ
異星のサイボーグ戦士。過去の幻魔との戦闘に敗れて屈辱の眠りについていたが、ルナのテレパシーにより覚醒、地球で再び幻魔との戦いに挑む。全身に武器を内蔵している。
アリエータという恋人がいた。

火竜(カフー)戦で自らの躯体を増幅装置としたため、力を使い切り光の玉となる。

ベガ

タオ
香港出身。予知能力を持つ少女。丈の修行に付き合う。カフーの完全撃破後に発見した球体がベガであると看破し涙する。

アサンシ
アラビアの遊牧民。丈に超能力の使い方を教える。力を刃に変えて攻撃する。カフーにより丈と共に石に元素転換されるが、ルナ達のサイキックウェーブマッサージで回復する。

サラマンダー
インディアン。ニューヨークで丈達に敗北して逃走するザメディが、日本へ渡ろうとしていることを読心能力で読み取り、丈に三千子の危機を察知させる。

ヨーギン
ヒマラヤ在住の老人。ソニー同様のテレポート能力を持つ。ニューヨークで戦いから逃げ出そうとするソニーに「今逃げたら一生負け犬で終わる」と説き、共に参戦する。

対幻魔超能力者戦団・サイオニクス戦士

さあ、幻魔との最後の戦いだ

幻魔の地球侵攻の司令官「カフー」・最終形態(真の姿)「火竜」

オリジナル漫画版における幻魔の地球侵攻の司令官。文明滅亡の悲壮美を好む芸術家を名乗る。丈を追い小説最新作『幻魔大戦deep トルテック』に再登場する。
アニメ版では「カフー」という名前で登場。

幻魔の地球侵攻の司令官「カフー」 東丈の姉の東三千子の残留思念に一時的に倒されるが・・・最終形態へ

アニメではカフーの正体。名の通り竜の姿。普段は溶岩と一体化し火口内に潜む。体そのものが生体原子変換器であり熱エネルギーを吸収する。丈の「絶対零度」により凍結させられ滅ぶ。

カフーの最終形態・真の姿「火竜」

ベガの増幅装置を経由した究極パワーの東丈の「絶対零度」

全員の最大出力の超能力とベガの増幅装置を経由した究極パワーの東丈の「絶対零度」

「火竜」(カフー)は丈の「絶対零度」により凍結させられ滅ぶ。

ラスボスの「幻魔大王」(髑髏のイメージで描かれる)も消滅・・・

ラスボスの「幻魔大王」(髑髏のイメージで描かれる)

幻魔大王と火竜がどの程度結びついていたのかは映像からは不明ですが、火竜と幻魔大王が一体化しているところがあったのかもしれない。

ラスボスの「幻魔大王」(髑髏のイメージで描かれる)も消滅したようだが・・・

宇宙のあらゆる物の破壊・消滅を本能とする凶暴なエネルギー生命体。劇場版アニメでは、髑髏のイメージで描かれる。

原作漫画では、幻魔の王。任務に失敗したサメディとゾンビーに雷を落とす。ルナが見せたビジョンではマントを被った巨大な悪魔のような姿。自称10億年の不敗者。

ラスボスの「幻魔大王」(髑髏のイメージで描かれる)も消滅

『サイコアーマー ゴーバリアン』(1983年)

『サイコアーマー ゴーバリアン』は、テレビ東京系で1983年7月6日から同年12月28日まで全26話放送されたテレビアニメ、およびそれに登場する巨大ロボットである。
リアルロボットとスーパーロボットの特徴を組み合わせたヒーローロボット(サイコアーマー)に超能力アクションを加えたテレビアニメで、毎回ハードな展開が繰り広がれていた。

異次元宇宙のガラダイン軍が地球を狙っていた。防衛隊が出撃するも、ガラダイン軍の戦闘機であるフラインジャー編隊の前には歯が立たず、苦戦を虐げられていた。

これに対抗すべく彼らと同じ異次元の科学者ゼクー・アルバは、地球のサイコ・ジェネス(無から物質を生成する能力)の持ち主たちを超能力戦士として結集する。彼らの超能力で創造される巨大ロボットはサイコアーマーと呼ばれ、強大な戦闘能力と自己再生能力を持っていた。主人公イサムは自ら生成したサイコアーマー「ゴーバリアン」でガラダイン軍に戦いを挑む。

『サイコアーマー ゴーバリアン』(1983年)

サイコアーマーはサイコ・ジェネスによって生成されたマシンの名称である。エネルギー源はパイロット自身のサイコパワーである。

ゴーバリアン
パイロットはイサム。
バリホークと合体することで強化形態にパワーアップする。
全高13m、重量47t

マジンガーZにそっくり・・・原作は永井豪とダイナミック企画なので・・・

ゴーバリアン

イサム・ナポト
CV:平野義和 
本作の主人公でゴーバリアンのパイロット。16歳。 
ガラダイン軍の攻撃により、母と妹のノリコを失ってしまう。 
そして自身の超能力に導かれ、仲間達に出会い、ガラダイン軍との戦いに身を投じる事になる。 
強い超能力を持ち、その力は家屋や警備ロボットを易々破壊できてしまう程で、ピケ&プケの双子姉妹と協力してサイコアーマーゴーバリアンをサイコジェネスした。 

その超能力は限りなく成長して行き、最終的にはゴーバリアンをパワーアップするにまで至り、双子姉妹も追いつけなくなる程になった。

イサム・ナポト

アチカ・リサ
CV:三浦雅子 
ヒロイン。15歳。 
読心能力とテレパシー能力、そして花をサイコジェネスする力を持つ少女。 
控えめで大人しく健気な性格で、自身の読心能力を駆使し前線で戦うイサムのメンタルケアなどをしていたが、バスターの死を経験して人の心を読む事の辛さを身を以って知った。 
戦闘では双子姉妹と共にイサムのサポートに徹する事が多い。

アチカ・リサ

ライラ・スワニー
CV:室井深雪(深雪さなえ) 
二人目のヒロイン。17歳。 
予知能力を持ったグランドーのレーダー担当。 
勝気な性格で行動力のあるヒロイン。 
一度だけだが、時間を逆行させて谷底に落ちそうになったトラックを救うなど、強い超能力を見せた。 
裕福な家庭に育ったが、仕事の事ばかりで母が病気の時にも帰ってこなかった父と確執があり、決して幸せでは無かったと語った。 

ピケとプケ
南国出身の双子の超能力姉妹で、マスコットポジション。 
島に来た観光客に超能力で悪戯をしていたが、ゼク-に力を見入られ、グランドーのクルーになった。(若干誘拐に見えなくもないが…) 
イサムと共にゴーバリアンを創生して、戦闘時はイサムに超能力を使ってサポートをしていたが、イサムの超能力が進化するに連れて彼に力が追いつかなくなり、その後はグランドーの機銃などで戦闘に参加した。

ライラ・スワニーとピケとプケ

劇場版『超人ロック』(1984年・松竹)

『超人ロック』(ちょうじんロック)は、聖悠紀のSF漫画、およびそれを原作とするラジオドラマ、アニメーション映画、OVA。またその主人公の通称。

永遠に生き続ける一人の超能力者、通称「超人ロック」の活動を通して語られる、宇宙時代の人類の物語。

劇場版『超人ロック』
原作は『魔女の世紀』。1984年3月11日に松竹系にて公開された。同時上映は『未来少年コナン特別篇 巨大機ギガントの復活』。ジェシカ役の潘恵子がパーソナリティーを務めるニッポン放送「潘恵子の星占しょなるロック」にて作品の情報が伝えられた。

『超人ロック』1984年3月11日に松竹系

ロック
主人公。永遠の命を持ち、不可能なことはなにもないと言われる伝説のエスパー。人呼んで、超人ロック。時代や場所によって有名だったり無名だったり、神として扱われていたこともある。様々な場面で銀河の歴史に干渉してしまうが、それでも自分はただの人間だと主張する。苗字は時代や場所によって異なり、「伝説の超人」として知られると共に苗字を名乗らなくなっている。

相手のエスパーの超能力を読み取り、自分の能力として使用するラーニング能力に優れている。作中、敵となったエスパーに敗れる場面が幾度か描かれているが、次回以後の戦いではそのエスパーが持つ能力を吸収し、より大きな力で返したり、過去に得た能力と組み合わせるなどして勝利する。

また、代謝を早めて若返る力があるが、それが限界になるほど肉体が老いると、しばしば赤ん坊まで戻って再生を行い、生命の永続化を図っている。作中、若返りの能力を有するものは何人もおり、医療の一環となって社会にも溶け込んでいるが、やり直しともいえる独特の若返り能力を持つのはロックだけで、何体も登場したクローンたちにも、この能力は備わっていない。また、他者を(無垢な状態まで)若返らせることもでき、今までに幾人もの敵エスパーを生まれ変わらせてきているが、再び敵に回るケースも少なくない。

超人と言われるもう1つの由来は、第2段階(セカンド・フェーズ)と呼ばれる極限の状況まで追い込まれた際に発動する狂戦士状態で、攻撃能力が惑星を破壊できるほどに大幅にアップするが、理性を失っているため敵味方見境なくなってしまい、しばしば都市を丸ごと破壊する。

ロックが人里を離れて生活することを好むのはこのため。また、催眠暗示などのマインド攻撃に少し弱い一方、普通の超能力者を苦しめるジャマー攻撃などには、後年のエピソードでは耐性があってほとんど利かない。同様に「超能力なし」の状況でも大抵の事は無難にこなす器用さ、技能と知識も持つ。格闘技術などは本職には及ばないが、ロックがエスパーだと知っている人が驚くほど強い。

ロック

リュウ・ヤマキ
『魔女の世紀』『女神と伝説』『黄昏の戦士』『エスパーなんてこわくない』『がんばれ!キャリアン』『ロード・レオン』に登場。
バレンシュタインの後任で歴代最年少の銀河連邦軍情報局長官。ロックと敵対的立場にあったバレンシュタインとは異なり友好的な協力関係を築き、以降にロックが銀河連邦と共闘する先駆けを作った。ロックにミレニアムの調査を依頼し以後友人となる。自身はエスパーではないため超能力に恐れを抱くこともあるが、「存在するものは受け入れなければならない」というリアリストで、エスパーに対しても「同じ人間同士」として接する。後にジェシカと結婚し、双子のケン、ハルナをもうける。
その業績は大きく話題にも事欠かなったのか、後の世では彼を題材にした映像作品も作られている。

アメリア / ジェシカ・オーリン
『魔女の世紀』『女神と伝説』『魔女の子供たち』『黄昏の戦士』『エスパーなんてこわくない』に登場。
超能力分解という特殊な超能力を持つ。ロックの暗殺目的でレディ・カーンに目をつけられ、幼少時にロックへの憎しみを植え付けられた後、ESP開発教育を受ける。

リュウ・ヤマキとアメリア / ジェシカ・オーリン

コーネリア・プリム
『魔女の世紀』に登場。
レディ・カーンの部下で、ミレニアムの「闘士」であるエスパー。ジェシカの教育係をつとめ、後にはエスパー部隊を率いてロックと戦った。

コーネリア・プリム

レディ・カーン
『魔女の世紀』に登場。
カーン財閥総帥。自分に忠実なエスパーを道具とし、千年王国(ミレニアム)の建国を目指す。ロックに接触したが協力を拒まれ、以後、ロックの抹殺を画策する。

レディ・カーンの正体

レディ・カーン

レディ・カーン

超人ロックは連載雑誌を必ず廃刊・休刊させ、連載移転先の出版社を倒産させる恐ろしい能力も持っている

超人ロックの連載移転先が小規模な出版社ばかりで発行部数が元々少ない

『ジャスティ』OVA作品・1985年

『ジャスティ』は、岡崎つぐおによる日本の漫画作品、およびこれを原作としたOVA作品。

銀河系監察宇宙局・コズモポリスに所属するエスパー、ジャスティ・カイザード。宇宙全域で発生する、犯罪超人(クリミナル・エスパー)による様々な超能力犯罪を捜査、場合によっては自らの強大なESPで対抗し、彼らを「処分」する。

義理の姉で元エスパーのジェルナ、犯罪超人の娘だったエスパー少女・アスタリス達との生活に僅かばかりの平安を得ながらも、彼は果て無き犯罪超人との戦いに身を投じていく。

そして、太陽系に侵攻する、アンドロメダ反乱軍5000の大艦隊。強大な力を持つエスパーに率いられた彼らに、コズモポリスは「エスパーコマンド」を組織して対抗、ここに銀河系大戦が勃発する。コマンドにはジャスティの他に、失われていたESP能力が復活したジェルナも居た。しかし、想像を超える力を持って侵攻する反乱軍にエスパーコマンドは全滅。愛するジェルナをも失ったジャスティの怒りは百万光年の距離をも超越するESPとして発現し、激しい追撃の末ついに反乱軍の首領を処分するのだった。

地球に漂着したジャスティは、同じく地球に流れ着いたアンドロメダ反乱軍の残党を察知する。しかし大戦終結以後、宇宙最強と称されたESPを発揮できずにいた。コズモポリスに保護され、一旦は帰還したジャスティ。彼は、ESPを封じていたものがジェルナの「魂」である事を知る。彼女の「声」に、失いかけていた己の存在意義とESPを取り戻した彼は、再び地球に降り立ち、残党達を追撃し全て処分するのだった。
宇宙最強のエスパー、ジャスティ・カイザードの戦いは、まだ続く…。

『ジャスティ』OVA作品・1985年

ジャスティ・カイザード
銀河系 ペルウィング恒星系 第6惑星 サファーヤ出身
銀河系監察宇宙局 (ギャラクシーパトロールシステム) コズモ・ポリス所属のエスパー。所属ナンバーはΣ04-1。
宇宙最強のESP使いと称され怖れられるが、心優しい性格の為「犯罪超人の処分屋」としての非情な任務に手を染めねばならない事に心を痛めてもいる。ヘアバンド状のESP制御リングを常に着用しそのESPを10万分の一に抑えているが、強大なESPを制御しきれず、無意識に力を開放してしまう事もある(通常、ESP制御リングを着用すると超能力は実質的に無効化されるが、彼はESP制御リングを着用した状態で、非着用のエスパー以上の超能力を発揮する)。
作中、犯罪超人の罠に掛かって片腕を失い、現在は機械の腕をつけている(本人いわく全く違和感が無いという)。
アンドロメダ反乱軍との銀河系大戦の際は、エスパーコマンド No.09としてジェルナ達と共に前線に参加。
家族は義理の姉ジェルナただ一人。過酷な戦いの中、肉親の情を超えて互いに惹かれあい、結ばれる。また犯罪超人マグナマム・ベガの娘アスタリスを引き取り、実の妹の様に可愛がっている。
地球上での任務の際は「神名代純(かみなだい じゅん)」を名乗る。

ジェルナ・フレアスター
コズモポリス所属の元エスパー。ある事件が元でESP能力を失い、内勤に転属していた。
かつて天涯孤独だった幼少の頃のジャスティを引き取り、実の弟の様に育てる。しかし互いに肉親以上の感情が芽生え、結ばれる。その後ESP能力が復活し、銀河系大戦においてエスパーコマンドとして前線復帰するも、アンドロメダ反乱軍の首領の手に掛かり殺されてしまう。死してなお、その「魂」は、復讐心の為に増大し続けるジャスティのESPを封じてしまった。
作者のデビュー作「2年A組星子先生」の主役でもあり、同作にはジャスティとボルバーも登場している。

ジェルナ・フレアスターとジャスティ・カイザード

月刊少年漫画雑誌『少年サンデー増刊号』(小学館)の1981年8月号に第一話『CP・Σ04-1』が読切掲載され、その後1981年11月号から1984年8月号にかけて連載された。単行本は小学館:少年サンデーコミックスより全5巻。絶版後はスコラ:バーガーSCより全5巻が再版された。

原作漫画『ジャスティ』 月刊少年漫画雑誌『少年サンデー増刊号』(小学館)の1981年11月号から1984年8月号にかけて連載

『那由他』(1986年)

関連する投稿


集英社創業100周年!記念サイト「SHUEISHA MANGA EXPO」が公開

集英社創業100周年!記念サイト「SHUEISHA MANGA EXPO」が公開

集英社は創業100周年を記念し、特設サイト「SHUEISHA MANGA EXPO」をオープンしました。世界中のファンに向けて同社の豊かなマンガ文化を発信するこのサイトでは、歴史的名作から最新作までを網羅した特別コンテンツを展開。100年の歩みを振り返りつつ、未来のマンガ体験を提示する、出版社としての集大成ともいえる一大プロジェクトの全容を詳しく紹介します。


完璧・無量大数軍の一人「完肉」の称号を持つキン肉マン『ネメシス』が、SpiceSeedキン肉マンシリーズに登場!!

完璧・無量大数軍の一人「完肉」の称号を持つキン肉マン『ネメシス』が、SpiceSeedキン肉マンシリーズに登場!!

ハイクオリティフィギュアの製造・販売で好評を博している株式会社SpiceSeed フィギュア事業部より、キン肉マンシリーズのフィギュア『ネメシス』が発売されます。


懐かしの名作が勢揃い!特製クリアしおりが貰える書店フェア「藤子・F・不二雄 S(すこし)★F(ふしぎ)な世界」が開催!!

懐かしの名作が勢揃い!特製クリアしおりが貰える書店フェア「藤子・F・不二雄 S(すこし)★F(ふしぎ)な世界」が開催!!

藤子・F・不二雄による名作の数々を紹介する書店フェア「藤子・F・不二雄 S(すこし)★F(ふしぎ)な世界」が、8月7日(木)より全国のフェア参加書店にて順次開催されます。


南斗孤鷲拳伝承者で、南斗六聖拳において殉星の宿命を背負う「北斗の拳」のキャラ『シン』のフィギュアが登場!!

南斗孤鷲拳伝承者で、南斗六聖拳において殉星の宿命を背負う「北斗の拳」のキャラ『シン』のフィギュアが登場!!

ハイクオリティフィギュアの製造・販売で好評を博している株式会社SpiceSeed フィギュア事業部より、北斗の拳シリーズのフィギュア『シン』の発売が決定しました。


JR池袋駅で「キン肉マンSTATION」が開催中!フィギュアメーカー・CCPJAPANから多数の新作限定アイテムが登場!

JR池袋駅で「キン肉マンSTATION」が開催中!フィギュアメーカー・CCPJAPANから多数の新作限定アイテムが登場!

フィギュアメーカーのCCPJAPANが、JR池袋駅南改札前スペースで8月11日(月)まで開催中の「キン肉マンSTATION」にて、限定商品および新作商品の販売を行っています。


最新の投稿


国立科学博物館で企画展「かこさとしの科学絵本」が生誕100年を記念し開催

国立科学博物館で企画展「かこさとしの科学絵本」が生誕100年を記念し開催

国立科学博物館では、2026年3月24日(火)から6月14日(日)まで、生誕100年を記念した企画展「かこさとしの科学絵本」を開催します。『かわ』などの科学絵本を中心に、かこさとしの科学教育への熱い思いと自然科学への探求心を原画とともに紹介する特別な展示です。


ガンプラ45周年記念!『ガンダムウェポンズ RX-93 νガンダム編』発売

ガンプラ45周年記念!『ガンダムウェポンズ RX-93 νガンダム編』発売

株式会社ホビージャパンは、ガンプラ45周年を記念したシリーズ最新刊『ガンダムウェポンズ ガンプラ45周年記念 RX-93 νガンダム編』を2026年3月12日に発売しました。最新のPG UNLEASHEDや多彩なグレードのνガンダム作例を一挙に掲載し、ファン必携の一冊となっています。


『キン肉マンFESTIVAL』が京王百貨店新宿店で開催!限定グッズやフォトスポットも

『キン肉マンFESTIVAL』が京王百貨店新宿店で開催!限定グッズやフォトスポットも

累計発行部数8,500万部を誇る大人気漫画『キン肉マン』の物販イベント「キン肉マンFESTIVAL」が、2026年3月19日から3月31日まで京王百貨店新宿店で開催されます。300点以上のグッズ販売や限定ノベルティ、等身大フォトスポットなどファン必見の企画が目白押しです。


ビートルズ来日60周年記念!伝統工芸や再生素材と融合したPOP UP STOREが阪神梅田本店に登場

ビートルズ来日60周年記念!伝統工芸や再生素材と融合したPOP UP STOREが阪神梅田本店に登場

ビートルズ来日60周年を記念し、日本の伝統工芸や再生素材を活用して彼らの名曲やビジュアルを再現するイベント「ビートルズ来日60周年、昭和のあの日、日本を変えた=温故知新=」が、2026年4月1日から6日まで阪神梅田本店で開催されます。世代を超えて新たなビートルズ体験を提供する注目の催しです。


『頭文字D』の世界が千葉に!名車モチーフの雑貨が揃うポップアップストアが期間限定オープン

『頭文字D』の世界が千葉に!名車モチーフの雑貨が揃うポップアップストアが期間限定オープン

人気漫画『頭文字D』のポップアップストアが、グランサックス イオンモール千葉ニュータウン店に登場。伝説のハチロク(AE86)を再現したウェットティッシュケースや、RX-7型の無線マウス、366日分のバースデーキーチェーンなど、ファン垂涎の公式ライセンスグッズが勢ぞろい。日常を彩る名車アイテムの魅力を紹介します。