London Loves Blur
Blur
自分たちをブラー(ぼんやりしたもの)と名乗って颯爽とデビューした彼ら。最初はそのルックスゆえでしょうね、瞬く間にスターの座についてしまいます。
しかし、華やかな成功とは裏腹に、悩み多き葛藤の日々だったようです。
歌詞を読んでみると決して陽気とはいえませんし、曲もアイドルというには暗いものが多い。
しかし、全体の印象としては何故かキラキラとしてるんですね。
それでは、ブラーの代表作のひとつである、この曲からいってみましょう。
ヴァージン・ラジオが発表した「過去10年間で最も重要な曲ベスト100」の第8位。
モッズ映画『さらば青春の光』で主役を演じた俳優フィル・ダニエルズをコックニー訛りのナレーションを表現するためゲスト・ボーカルとして迎えている。
いかにもイギリスといったシニカルなジョークいっぱいの曲。
それでは、メンバー紹介です。
デーモン・アルバーン
デーモン・アルバーン
ブラーのフロントマン、ボーカル、作詞・作曲を担当している。
2000年代以降はブラーでの活動のほかに、「アフリカ・エクスプレス」という、西洋のミュージャンとアフリカのミュージャンのコラボレーション・イベントを開始。
ヴァーチャルバンドのゴリラズではブラーを上回る世界的な成功を収めている。
イギリス・ロックシーンの重要人物の一人に数えられている。
カッコイイです。何もかもが、カッコイイ!!
グレアム・コクソン
グレアム・コクソン
ブラーのギタリストで、デーモン・アルバーンとは公立中高等学校時代の11歳の時に出会っている。
ブラーが成功したことでの疲弊からうつ状態になり、アルコール中毒を患ってしまった。
2002年10月ブラー脱退。
その後は精力的にソロ活動をおこない、2008年復帰。
英国ロック界のさまざまなギタリストから賞賛されている。
ポール・ウェラー:「個人的にもグレアムの大ファンで、彼の曲は大好きなんだ。一緒に仕事ができることにエキサイティングしている」
レディオヘッド・ジョニー・グリーンウッド:「グレアムのギタープレイはもとより彼の持つすべての才能が僕は好きだ」
オアシス・ノエル・ギャラガー:「彼は同世代で最も優れたギタリストの一人」
ロキシー・ミュージック・フィル・マンザネラ:「過去を振り返っても5本の指に入るギタリスト」
この曲ではリードボーカルをとっています。
アレックス・ジェームス
アレックス・ジェームス
ブラーのベーシスト。気難しいブラーのメンバーの中では最も明るくフレンドリーであり、スポークスマン的役割もこなしている。
各メディアでモデルをしており、GQマガジン2011年度ベスト・ドレッサーの8位に選出されている。
また、2003年にオックスフォードシャーに200エーカーの土地と農場を購入してチーズの生産を始めた。そこで生産されたニュー・オーダーの曲名に因んで名付けられた世界初の正方形ブルーチーズ「ブルーマンデー」が英国チーズ賞を受賞し、イギリス王室御用達として認められている。
これは、もう、ブラーを代表する曲ですね。
ベースがとても印象深く、良い仕事をしてます!