怒涛のメディアミックス!
当時は実在の芸能人とか人を主人公にしたファミコンソフトが多かったとはいえ、高橋名人はついにゲームの主人公にまでなってしまいました!
Bugってハニーゲームブック
スーパーファミコン発売と「冒険島Ⅱ」発売、その因果関係を考える
1990年には、スーパーファミコンの後続機「スーパーファミコン」が発売されました。
あずき色でごつごつしたフォルム、どこか骨太な感じがした初代ファミコンに対し、スーパーファミコンは緑、黄、赤などボタンがポップな色使いで、コントローラーも機体も丸みを帯びたフォルムでした。「入れ方を誤ると色が反転したり、ドットがズレたりする」「イジェクトレバーがしぶい」「ソフトがなかなか抜けない」という初代の弱点を克服し、本体部分に滑らかな動作感があったように思います。軽量化はしましたが、コントローラーがあまりにも軽すぎて、ややチープになった感はありました。
スーパーファミコン
スーパーファミコン元年翌年、敢えて「ファミコン」で発売された謎
高橋名人の冒険島Ⅱの新要素
高橋名人の冒険島II - YouTube
高橋名人の冒険島Ⅱの新要素②
ハドソンゲームコレクション
Amazon.co.jp: ハドソンベストコレクション VOL.6 冒険島コレクション (高橋名人の冒険島、II、III、IV 収録): ゲーム
子供の夢を守ろうとした大人たち
「高橋名人の冒険島」と「冒険島2」の比較画像
実は「リボン」が描かれているのは「冒険島」だけです。この「リボン」は、当初発売前に水着の女性が敵に攫われている、という表現を、子供たちにゲームを買い与える立場のお母さんたちに「いやらしい」と思われるのではないか、という危惧から付けられたものなのだそうなのです。リボンを付けることで、きわどい部分を隠したのだそうなのです。あんまり隠れてない気もするのですが・・・。
いくつかの高橋名人のインタビュー記事のなかに出てくるエピソードですが、高橋名人はブレイク当時、会社の偉い人に、いかがわしい界隈をたまたま通りかかることすら制限されたことなど、語っています。「週刊誌の写真に撮られでもしたら、子供たちにどう説明すればいいんだよ!」と諭されたという言葉が印象に残りました。
あのころ、ファミコンはまるで魔法の詰まった宝箱でした。そんな宝の山の中で遊ぶことができたことと、あの頃子供であったことを心から良かったと思うのです。
16連射、ゲームは1日1時間の裏側――高橋利幸氏、ファミコンブームを振り返る(後編) (1/5) - ITmedia ビジネスオンライン
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