『ロマンシング サ・ガ3』(略称は「ロマサガ3」)のボス「四魔貴族」とラスボス「破壊するもの」との戦い

『ロマンシング サ・ガ3』(略称は「ロマサガ3」)のボス「四魔貴族」とラスボス「破壊するもの」との戦い

SFC時代の後期の傑作RPG「ロマサガ3」のラスボス「破壊するもの」と四魔貴族(魔戦士公アラケス、魔龍公ビューネイ、魔海侯フォルネウス、魔炎長アウナス)を一人ずつ、おさらいしていきましょう!


『ロマンシング サ・ガ3』(略称は「ロマサガ3」)

『ロマンシング サ・ガ3』 (Romancing Sa・Ga3) は1995年11月11日にスクウェア(現スクウェア・エニックス)から発売されたスーパーファミコン用コンピュータRPG。出荷本数 130 万本。略称は「ロマサガ3」。2010年9月21日より Wii のバーチャルコンソールで、2014年2月26日よりWii Uのバーチャルコンソールで配信されている。

サガシリーズ第6作。うち「ロマンシング サ・ガ」シリーズでは第3作。シリーズ最後のSFC版である。本作はSFC時代の後期に作られた事もあり、緻密に描き込まれたグラフィックや、戦闘中のアニメーションによって、SFC作品としては高度な演出が行われている。今回は戦闘中にキャラクター複数が同時に攻撃を行うなどの要素が加わっている。

「フリーシナリオシステム」
ゲーム開始時にて8人の男女の中から好きな主人公を選択する方式を採っている。『ロマンシング サ・ガ』で採用された、選択肢や行動で展開が変わるフリーシナリオシステムを採用しているが、本作ではどの主人公でもオープニングの発生イベントはある程度共通。

また、今回は戦闘回数でイベントが発生・変化する要素がほとんどなく、主要なシナリオ以外はほとんどが「参加の有無」のみとなっている(次回作『サガ フロンティア』に近い)。シリーズで初めて、主人公ごとに複数のパターンのエンディングが用意されている。

「マップ・フィールドシステム」
地域間の移動はマップを選択・指定する方式で、「世界全体のマップ」「地域ごとの小マップ」に分かれている。船で新地域に行ったり、街などで情報収集をすると、マップに地名が書き込まれ、基本的には以降自由に行き来できる。

物語を進めると世界地図自体が広がり、より多くの地域に行ける。
フィールド(町やダンジョンを含む)では、方向キーによって上下左右への移動が可能(斜め方向への移動は原則不可能)。

特定のボタンを押しながらの移動はダッシュとなり、移動速度は上がるが、ダンジョンでは敵の姿を視認しにくくなり、その状態で戦闘に突入すると不利になる。町などの原則戦闘が発生しないフィールドでは、特定のボタンを押すことで、屋内にいる場合は屋外へ、屋外にいる場合は「地域ごとの小マップ」に簡易移動できる機能がある。

出典 ロマンシング サ・ガ3 - Wikipedia

『ロマンシング サ・ガ3』(略称は「ロマサガ3」)

『ロマンシング サ・ガ3』のボス「四魔貴族」

『ロマンシング サ・ガ3』のボス「四魔貴族」は魔戦士公アラケス、魔龍公ビューネイ、魔海侯フォルネウス、魔炎長アウナスの4人からなる。

「四魔貴族」は死食の影響で再び現世に現れたが、ゲートが半開きのためヒト型の本体が通れず、まずはそれぞれが思い描く理想の姿である巨大な怪物姿の幻影を送り込んだ。

「四魔貴族」の幻影

「アビスゲート」
アビスに通じるゲート。600年前に魔王が開き、300年前に聖王が魔貴族を追い返して閉じたが、15年前の死食の影響で再び開いた。現在は半開き状態であり、閉じるためにはここを守る四魔貴族に勝った上で、中心の光る部分を破壊する必要がある。星の位置にズレを生むため、星のズレを読めばゲートの位置を探れる。

主人公の当面の目標は、4つのアビスゲートに現れる「四魔貴族」の幻影を倒し、4つのアビスゲートを閉じてアビスの勢力を地上から駆逐する事である。

4つのアビスゲートに現れる「四魔貴族」の幻影を倒す

300年に一度、死の星が太陽を覆い隠す「死食」が起こり、その年に生まれた全ての生命が絶命する。 ところが600年前の死食で1人の赤子が生き残った。人々は死食を跳ね返した神の子として祝福したが、死に魅入られ、死の定めを負ったその子は「魔王」として世界に君臨。 人々を恐怖と圧政で苦しめ、「アビス」と呼ばれる地に住む四魔貴族をも支配した。やがて魔王は消息不明となり、四魔貴族が新たな支配者となった。魔王のような野心はなかったが、気まぐれで強大な力を持つため多くの人々を苦しめた。 それから300年後、次の死食でも1人の赤子が生き残る。魔王の再出現を恐れた人々に殺されそうになったが、生き延びたその子は死の誘惑に耐え、死の定めを退けた。 やがて成長したその子は多くの仲間に支えられると共に、世界を蹂躙していた四魔貴族をアビスに追い返し、アビスとの出入り口「アビスゲート」を封印、世界を復興した偉業を称えられ「聖王」と呼ばれた。 そしてさらに300年後、またも死食が発生する。しかし今回も生き残りがいた。その運命は魔王か、聖王か、果たしてどうなるのか。 この3度目の死食から15年が経過。聖王による秩序が崩れたこの時代に生まれた物語の主人公8人は、ロアーヌ侯国で発生しようとしていた反乱に、境遇の違いこそあれどいずれも巻き込まれてしまう。 ほどなくしてロアーヌの反乱は鎮められたが、世界は動乱の時代を迎えており、そして世間では、再び四魔貴族が活動を始めたとも、死食の影響でアビスゲートが再び開いたとも囁かれていた。 そしてその噂通り、出現したアビスゲートからはかつて聖王が追い払った四魔貴族が再び現れようとしていた。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B0_%E3%82%B5%E3%83%BB%E3%82%AC3

ロマンシング サ・ガ3 - Wikipedia

次々と「四魔貴族」の幻影を倒し、アビスゲ-トを閉じる

「四魔貴族」の幻影を倒した後、本体を倒すかどうかは任意だが、ここで本体を倒しておかなければ最終ボス『破壊するもの』が強化される。

魔王の時代より以前からアビスに住んでいた4体の魔物。魔貴族とも呼ばれる。魔王が開いたアビスゲートからこの世界に現れて魔王の配下となり、魔王が姿を消した後は世界を支配したが、聖王によってアビスに追い返された。

死食の影響で再び現世に現れたが、ゲートが半開きのためヒト型の本体が通れず、まずはそれぞれが思い描く理想の姿である巨大な怪物姿の幻影を送り込んだ。本体が通れるよう完全に開くためゲートを守護する。オープニングデモ(かつての死食)では、アビスゲートが完全に開いていたため、本体の姿が表示されている。

主人公の当面の目標は、この幻影を倒し、ゲートを閉じてアビスの勢力を地上から駆逐する事である。アビスゲートを閉じれば、アビスからの力に邪魔されて使えなかった各系統の最強術を使える。

出典 ロマンシング サ・ガ3 - Wikipedia

「四魔貴族」のヒト型の本体(アビス空間の住人)

それでは四魔貴族を一人ずつ、おさらいしていきましょう!

四魔貴族「魔戦士公アラケス」(幻影・本体)

魔戦士公アラケスの幻影と戦う(目的:「ピドナ」旧市街の奥にある魔王の宮殿「魔王殿」のアビスゲートを閉じる)

魔戦士公アラケス」
声 - 杉田智和(LORD of VERMILION III/LORD of VERMILION ARENA)
白虎の性質を司り、魔王殿の封印された深部のゲートを守る。血を何よりも愛する残虐さを持つ。魔槍を聖王に奪われ、現在は新たに鍛えたばかりの熱も冷めていない槍を使っている。幻影は双頭獣に跨った巨人、本体は筋骨隆々とした精悍な男性の姿をしており片腕が巨大な義手となっている(あるいはナックルダスターを装着している)。

『LORD of VERMILION』のフレバーテキストによると、魔王から覇道のための流血の戦いに向かうよう協力を受けると共に、もし自分(魔王)が戦いを捨てたら躊躇わず殺してかまわないと言われ、魔王を気に入ったとされる。また、天文学の知識の持ち主とされる。
名前はソロモン72柱の第52柱・アロケルの別名から。

魔戦士公アラケスの幻影「血を流せ・・・」

戦闘では剣や斧をはじめ様々な武器を用いた力押しの戦いが特徴で、大震撃、最強打、やきごて、大回転等の直接攻撃が主体であるため、対策は比較的容易である。

(各種見切り技や、鳳天舞の陣orデザートランス+カウンター、等)だが、双頭獣の繰り出す「テラーボイス」で混乱状態にされると戦列をガタガタにされてしまうのが地味に痛い。

出典 四魔貴族とは (ヨンマキゾクとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

魔戦士公アラケスの幻影と戦う

魔戦士公アラケスのヒト型の本体との戦い(アビス)

本体は筋骨隆々とした精悍な男性の姿をしており片腕が巨大な義手となっている(あるいはナックルダスターを装着している)。

魔戦士公アラケスのヒト型の本体「血と汗となみだを流せ!」

本体は筋骨隆々とした男性。流す物は血だけじゃ足りなくなったようである。
幻影以上に攻撃パターンが多彩だが、基本的には上記に同じでカウンター技で対応が可能なものや見切り可能な攻撃も少なくないので、四魔貴族のボスでは苦労が少ない方。

出典 四魔貴族とは (ヨンマキゾクとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

魔戦士公アラケスのヒト型の本体と戦う

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