「Stand by Me」とは

スタンドバイミーの一場面
『スタンド・バイ・ミー』あらすじ&ネタバレ考察・ストーリー解説 | MIHOシネマ
まさに少年時代!あの頃は、ひたすら共感する気持ちで胸がいっぱいでしたが、今見るとまた違った感情が沸いてきますね。もう二度と戻れない、あの頃に対する郷愁感がじんわり広がってきます。
ベン・E・キングが歌う同名主題歌も、この映画のヒットによりリバイバル・ヒットしましたね。ノスタルジックな雰囲気が映画とピッタリです。
リヴァー・フェニックスは、リーダー格のクリス役を演じました。憂いを帯びた表情や存在感のある演技で、人々にその印象を濃く残したのでした。
リヴァー・フェニックスとは
リヴァー・フェニックスを覚えていますか…?(第1回)その生い立ちからデビューまで(紀平照幸) - 個人 - Yahoo!ニュース

幼少期は特異な環境で育ったようです。そのことで彼は悩み、あの哀愁あふれる雰囲気を漂わせることになったのかもしれません。
主な出演作品は
モスキート・コースト

モスキート・コースト

長男役を演じたリバー・フェニックス
1986年制作のアメリカ映画。文明を捨て、自然の中で生きようとする独裁的な男の生き方を描いた作品。
リヴァーは長男役を演じ、ハリソン・フォードと親子役を演じたことも話題となりました。
当時16歳ですか...!イケメンですね!
ジミー さよならのキスもしてくれない

ジミー さよならのキスもしてくれない
1987年制作のアメリカ映画。父親に反抗する17歳の少年が愛や友情を通して大人へと成長する姿を好演しています。
しかし、評価や興行的にはいまひとつだったようで、その後は青年俳優へと成長を遂げるリヴァーの、少年らしい姿を見るには良い作品だと言えそうです。
旅立ちの時

旅立ちの時
1988年制作のアメリカ映画。指名手配中の両親を持つ少年が、やがて親の手を離れ自立するまでを描くヒューマンドラマ。夢と愛と家族の間で葛藤し、成長していくダニー役を見事に演じています。
アカデミー助演男優賞にノミネートされ、その実力が認められた作品となりました。

旅立ちの時 一場面
この表情!グッときます。
マイ・プライベート・アイダホ

マイ・プライベート・アイダホ
1991年制作のアメリカ映画。キアヌ・リーブスとの共演で話題を呼んだロードムービー。
路上に立ち男性に体を売って暮らす青年マイク(リヴァー)。緊張すると突然意識を失う彼は、自分を捨てた母親を探すため、市長の息子で同じく男娼のスコット(キアヌ)と共に故郷アイダホへ向かいますが…。
難しい役どころを見事に演じ、ヴェネツィア国際映画賞の男優賞を受賞し、本作品は彼の代表作となりました。

キアヌ・リーヴスとリバー・フェニックス
ダーク・ブラッド

ダーク・ブラッド
彼の遺作となった作品。砂漠の荒れ地で生活する青年と、車が故障したため彼のもとを訪れたリッチな夫婦の不穏な成り行きを描いています。
1993年10月31日に主役のリヴァーが亡くなったため、長い間お蔵入りとなっていました。監督のジョルジュ・シュルイツァーが2007年に大病を患い、本作の完成を決意して2009年に制作を再開します。フィルムの権利問題や未撮影シーンの再現などさまざまな問題を乗り越えて、2012年に完成させました。ちょうどリヴァーの没後20周年にあたる2013年に公開にこぎつけたのです。

リバー・フェニックスの笑顔にクラッ。
笑顔にクラッ。
死について
23歳という若さで逝ってしまったリヴァー。その訃報は瞬く間に世界中に知れ渡り、人々に強い衝撃を与え、深い悲しみに突き落としました。
音楽にも傾倒していた彼の歌声はコチラ。
ということで、永遠の美少年、リヴァー・フェニックスを振り返ってみました。