神取忍  野生的な動き、技のキレ、不屈の闘争心、勝つためには一切妥協しない試合運び、セミヌード写真集、政界入り、そのなにも恐れず進むその男前な生き様をみよ

神取忍 野生的な動き、技のキレ、不屈の闘争心、勝つためには一切妥協しない試合運び、セミヌード写真集、政界入り、そのなにも恐れず進むその男前な生き様をみよ

「女子プロレス最強の男」「Mr.女子プロレス」 。中学時代から柔道をはじめ全日本3連覇、世界選手権3位。プロレスでも一時代を築いた。2006~10年には参院議員も務めた。現在は社長。その明るいキャラクターはテレビ・ラジオでも大人気である。


――対戦相手のジャッキー佐藤は大スターで、 ある種「ジャパン女子は私の団体だ」ぐらいに思ってた人じゃないですか 非常にプライドの高く 全女のスーパースターとしてトップを張ってきた人と初めて試合をしてみて いい試合をするために神取さんがやったことはなんだったんですか? 向こうが「こういう試合にするよ」って決めてくるのか それとも打ち合わせは最小限にして緊張感を高めたのか 「当時のジャパン女子は プロレスに関する教育とかはすべて山本小鉄先生に委ねていたので 新日本流のプロレスだったんだと思う だから組み手にしてもロープへの走り方にしても全女と男子プロレスは逆だったから ジャッキーさんも小鉄さんの指導どおりに“新日流”に直して 自分らとともにジャッキーさんもそれを学びっていう感じだったの」 ――なるほど ジャッキーさんは大先輩だけど 男子の左構えでやるのは初めてだったんですね 面白いなあ じゃあデビュー戦をどんな試合にするのかという基本プランを作ったのも小鉄さんなんですか? 「それは何人かでやってたと思うんだけど 自分的にそのへんはまったく畑の違うとこだと思ってるから言われるがまま ヘンなところは妙に素直だから、「はい!」みたいな」

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【Dropkickアンコール劇場】神取忍ロングインタビュー<前編> | 人間風車

ジャッキー佐藤と険悪に

桂三枝(現:桂文枝)と明石屋さんま
横山やすしとダウンタウン
明石屋さんまと松本人志
うなぎのぼりの後輩と大先輩は対立することがある
神取とジャッキー佐藤にも同じ現象が起きた
嫌がらせをして挑発してくるジャッキー佐藤に対して神取は
「そのつもりなら、そういう試合をしましょうよ」
と希望した

――デビュー戦は素晴らしい試合だと周りからも評価されたと思うんですけど そのうちだんだんジャッキーさんとの関係が険悪になっていくわけじゃないですか? 「ハハハハハ! そうだねえ」 ――普段の何気ないタッグマッチでもギクシャクして ジャッキーさんが場外でラリアットにいくふりをして神取さんの目に指を入れてきたみたいですね? 「そうなんだよ 「へ~、こういうことしていいんだ、プロレスって 山本先生はそんなこと言ってなかったよ」みたいな」 ――そもそもどうしてジャッキーさんとギクシャクし始めたんですか? 「やっぱりジャッキーさんはずっと女子プロの世界で生きてきて私は違う世界から来たわけで 世間の常識が女子プロの世界では非常識、 またその逆もあって 「おまえ、何言ってんの?」ってことが多々あったの」 ――なるほど 神取さんはじつは世間的にはまともなことを言ってるんだけど非常識な女子プロの世界では異端に見えてしまうということなんですね 「そうそう たとえば当時の女子プロには公傷制度がなくて 試合でケガさせられても「ケガをしたお前が悪い」って世界でさ でも体一つで生きてきたこっちとしては 仕事でのケガは会社が面倒みてくれなきゃやってられない でもそういうことを主張すると会社やジャッキーさんは「全体を乱す」って目でこっちを見るようになったんだよね」 ――なるほど 女子プロの世界に“常識”を持ち込むことが悪とされてしまったと でも目に入れてくるって、よっぽどのことですよ 「だからこっちは「へえ、プロレスにはそういうやり方があるんだ」って感じで でも私は自分からケンカは売らないけど、売られたケンカは大好きだから 「そういうことをするんだったら最初っからそのつもりでやろうよ」っていうね」 ――神取さんが「じゃあ、いいよ、シュートで決着つけよう」と言ったわけですか 「うん それで向こうも納得したんだもん でも当時はそんな試合をやるのは異端だし 「リング上でそんなことをやるのはプロじゃない」って言われたけどね」

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【Dropkickアンコール劇場】神取忍ロングインタビュー<前編> | 人間風車

「あの試合のとき、考えていたことは勝つことじゃないもん。相手の心を折ることだった­もん。骨でも、肉でもない、心を折ることだけ考えていた」

ジャッキー佐藤の心を折る

こうして神取が「(ジャッキー佐藤の)心を折る」シュートマッチが行われた
試合は握手から始まったが
開始直後から
神取がナックルの連打で追い込み
グラウンドでも一方的に関節技で圧倒していった

「「あの試合のとき、考えていたことは勝つことじゃないもん
相手の心を折ることだった­もん
骨でも、肉でもない、心を折ることだけ考えていた」」

――レフェリーはたしかグラン浜田さんでしょ? 「そういえば、そうかもしれない」 ――浜田さんもシュートマッチなんて裁いたことないからどうしたらいいかわからなくて 誰も試合を止められなかった 顔面殴るわ、関節極めるわの異常な試合になっちゃいましたけど もともと神取さんはそういう試合をお客さんに見せたかったわけじゃないでしょう? 「見せたいわけじゃない でもいろんな過程でやらなきゃいけなかったし そういう試合を先方も納得して 会社にも「こういう試合でいいんですね?」って話をして お互いにその試合に向けて練習してやったことだから」 ――ちゃんと段階を踏んでると 「うん 不意打ちをしかけたわけじゃないし そういう試合をやるってお互い納得の上のことだから まあ、やるのがPRIDEより20年早かったかな」 ――あんな凄惨な試合になって お客も周りも引いてしまう結果になるとは思ってなかったんじゃないですか? 「そんなことよりあのあとが大変だったんだよ プロモーターが「こっち来い、この野郎!」ってなっちゃって その日の興行主がたまたまジャッキーさんの後援会長だったのよ」 ――うわっ それはヤバいですね 神取  「ヤバい、ヤバい」 ――その筋の人だったんですか? 「そこまでいかないけど、それに近い」 ――あの当時の地方の興行関係者ですからね 「それで「おまえ、わかってんのか! 事務所に来い!」なんて言われて、 こっも「なんで、そんなこと言われなくちゃいけねえんだよ!」とか返して そうやって揉めてるところをジャパン女子の人が気づいて守ってくれてなんとか事務所に行かずにすんだのよ 危なく拉致されそうになっちゃったみたいな ガハハハハ!」 ――笑いごとじゃないですよ

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【Dropkickアンコール劇場】神取忍ロングインタビュー<前編> | 人間風車

「とにかくジャッキーに謝れ!!!」

「でもそのあとも会社の上のほうから「とにかくジャッキーに謝れ」って言われて こっちは「謝る必要ないし」って返したり そんなやり取りが続いて、「やってられない!」ってアメリカに逃げちゃったの」 ――そのときはもうプロレス辞めようと思ったんですよね? 「そう。こっちは「もうや~めた」ってなってたんだけど 「また戻ってこい」みたいな話にもなってて そのときに井田さんがなんだかんだ電話くれていろいろ言ってくれたの」 ――井田さんとしては素晴らしいプロレスラーである神取忍が お互い納得ずくでやったシュートマッチによって業界から排除されてしまうのはあまりにも惜しいと思ったんでしょうね 「帰国したあとプラプラしてたんだけど、 井田さんが『デラプロ』や『週プロ』でいろいろ企画を考えてくれて、 その企画で藤原組長(藤原喜明)に出会ったの」 ――そうだったんですか 「ジャッキーさんとの試合については誰に聞いても批判的だったんだけど そのとき唯一、組長だけは 「おまえはよくやった!おまえみたいなレスラーじゃなきゃダメなんだ」みたいなことを言ってくれて 関節技を教えてくれたあと「また来いよ」なんて言ってもらってね こういう性格だから「もういいや」ってなっちゃうとホントにどうでもよくなるんだけど 井田さんがそういう企画を通して、うまく引き止めてくれたんだよね」

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【Dropkickアンコール劇場】神取忍ロングインタビュー<前編> | 人間風車

長与千種

神取はプロレス界初の“フリー宣言”し
同時に、
絶大な人気を誇っていた長与千種に対戦を申し込む
長与が乗り気だったが
実現はしなかった

最強の女子レスラー

やがてジャパン女子プロレスの経営が悪化し
神取はフリーとしてジャパンで試合することになった
その後、ジャパン女子プロレスは倒産してしまったが
神取は女子プロレスのリングで戦い続けた

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