神取忍  野生的な動き、技のキレ、不屈の闘争心、勝つためには一切妥協しない試合運び、セミヌード写真集、政界入り、そのなにも恐れず進むその男前な生き様をみよ

神取忍 野生的な動き、技のキレ、不屈の闘争心、勝つためには一切妥協しない試合運び、セミヌード写真集、政界入り、そのなにも恐れず進むその男前な生き様をみよ

「女子プロレス最強の男」「Mr.女子プロレス」 。中学時代から柔道をはじめ全日本3連覇、世界選手権3位。プロレスでも一時代を築いた。2006~10年には参院議員も務めた。現在は社長。その明るいキャラクターはテレビ・ラジオでも大人気である。


天才柔道家

中学から柔道を始めて6年の間に 全日本3連覇、 世界3位

神取忍は
15歳から柔道を始め
その後、6年の間に
全日本3連覇、
世界3位
ほかにも国際大会で輝かしい成績をおさめた
しかし
ソウルオリンピックにモチベーションを維持できず
プロレスラーになることを決めた

町道場出身

神取忍は
名門学校の柔道部ではなく
町道場出身である
こういうトップ選手になることは稀ですごいことである
一部の名門学校出身者は
柔道のコネを利用して有利な進学や就職もあり得るだろうが
恐らく神取のような選手にはそういう機会は少ないと思われる
そういう点でも
神取の強さにはすごい説得力があるし
いっていることにも素直に共感できる

――神取さんは女子柔道で世界3位までいかれましたよね あの「世界3位」は自分にとってはMAXだったんですか それとももっと行けたけど途中で辞めたくなったということなんですか? 「スポーツ選手には運もあって またピークのときにどの大会にぶつかるかっていうこともあるわけじゃない?  自分はソウル五輪前の世界選手権がピークだったと思うけど ソウル五輪はまだ女子柔道が公開種目だったの (88年ソウル五輪が公開種目で正式種目になったのは92年のバルセロナ五輪から) でさ公開種目って三位以内に入ってもメダルのうちには入らないんだよね 「だったらやってもしょうがないじゃん」って 正式種目になるのはさらに4年後だよってなったときに 「こんな練習、嫌!」みたいな」 ――う~ん、さすがですね(笑)。 「日本人が最も得意としてるしがらみってもんが町道場にいた自分にはまったくないから 「じゃ、辞めま~す」って感じで辞めちゃったんだよね あれがどこかの大学なり実業団なりに入ってたら辞められなかったと思うけど あくまで町道場なんで、「なにか問題でも?」みたいな」 ――凄いなあ!  じゃあ、山口香なんかとは全然、人種が違うと 「人種が違うね でもあの子、会話してたら凄く気が合うのよ 全然異質な分、お互いに興味があるみたいな」 ――神取さんはソウル五輪には出ないで「柔道じゃご飯が食べられないから、これで食べていくよ」ってジャパン女子プロレスに入るわけじゃないですか どうして老舗の全女じゃなかったんですか? 「私はもともと女子プロレスラーになるとは思ってなかったから 柔道やってるときにちょうどクラッシュ・ギャルズが全盛でテレビでバンバンやってたんだけど 柔道家の目から見ると「なんで技を受けるんだ?」って感じだったの」 ――競技をやってる人間からすると当然そうなりますよね 「なかには柔道やってても凄くプロレス好きな人もいるじゃない 「クラッシュがカッコいい」とか「おもしろいよね」とか でも、私の場合はおもしろさよりクエスチョンのほうが先に来てたから、 「こんなの返せばいいじゃん」とかプロレスを斜めから観るタイプだった それを日頃から言ってたから「プロレス嫌い」って言われてたんだけど」 ――柔道家の頃はプロレスに批判的だったんですね 「だからプロレスラーになるつもりなんて全然なくて、 ジムのインストラクターとか、そういう職業につくつもりだったの でもそのときちょうどジャッキーさんが新団体を旗揚げするときで プロレスが好きな昔からの友だちが 「あんたはプロレスを批判してるけど、絶対にプロレスラーになったほうがいいよ、性格的にプロ向きだよ」 とか言ってて冗談半分で履歴書送っちゃったんだよね そしたらジャパン女子から実家に連絡が入ったらしく 親もびっくりしちゃってさ 家に帰ったら「あんた、プロレスラーになるの?」なんて言われて でも私は知らないし(笑) で、「連絡先を聞いてあるから、電話しなさい」って言われて、そこからだよね」 ――自分の意思じゃなかったんだ。 「一応社長と話したんだけど、 ジャパン女子ってイケイケだったじゃない?」 ――時代もあってバブリーな感じでしたよね 「なんか(当時のトップアイドルである)少女隊が応援したり みんなのリングネームを秋元康さんがつけてくれたりさ 社長は「プロレスラー税金対策だ」とか言ってて こっちは「税金対策ってなに?」って感じなんだけど 若かったし社会経験もないから「凄いことなの、それ?」みたいな感じでいろんな話を聞いて そういうなかで「闘って人前で表現できて、それが仕事になるのは確かにいいかも」って思うようになって、 それで入ったんだよね」

http://www.ningenfusha.com/?eid=131

【Dropkickアンコール劇場】神取忍ロングインタビュー<前編> | 人間風車

ジャパン女子プロレス

新団体「ジャパン女子プロレス」

当時
女子プロレスの団体といえば「全日本女子プロレス」だけだったが
新団体「ジャパン女子プロレス」が旗揚げしようとしていた
コンセプトは「プロレス版おニャン子クラブ」
神取は
この「ジャパン女子プロレス」に参加した

デビュー戦がメインイベント

東京・後楽園ホールで
ジャパン女子プロレスの旗揚げ興行が行われた
神取はメインイベントに登場しジャッキー佐藤とシングル・マッチで対戦
ジャッキーといえば
かつて全女でビューティー・ペアの1人として活躍
試合前のリングで歌を披露する際は
リングに紙テープや紙吹雪がいっぱいになるほど人気、実績とも他の追随を許さないレスラーだった
そのジャッキーを相手に
敗れたとはいえ互角の勝負を繰り広げ
神取はデビュー戦でレスラーとしての確固たる地位を築き上げた
そしてその後も
柔道で鍛え上げた肉体、持ち前の闘争心と格闘センスで
瞬く間にトップレスラーに上りつめていった

山本小鉄に鍛えられる

2013年10月07日 : プロレスマニア必見☆びっしびし速報・マニア話

――ジャッキーさんとのデビュー戦の時期は やる気満々というか、プロレスに前向きだったんですか? 「もちろん ただプロレス知らないのにいきなりジャッキー佐藤、ナンシー久美、風間ルミ、神取忍で四天王ってことにされちゃったから 必死だったよ で、当時は新日本プロレスさんと提携してて コーチが鬼コーチで有名な山本小鉄さん ホントにメチャクチャな練習で凄かったんだよ 新日本の道場に行って練習してたから ――えっ!?  上野毛の道場に行ってたの? 「行ってたのよ それで道場は夏でも窓閉め切りでね 小鉄さんは「プロレスラーはコレ(シュートサインをしながら)が強くなくちゃいけないんだ」って言って 私に新人の男子レスラーとスパーリングやらせるのよ ――神取さんって当時は体重60kg台でしょ? 「そうそう」 ――それと90kgぐらいはある男子レスラーとやらせるって、どう考えても無謀でしょう その体格差でシュートでやらせるの? 「もちろん 新日本はまずシュートでやらせるからって」 ――すっごいねえ でもそんなスパーリングやらされたのって神取さんだけでしょ? 「うん、私だけなんだよね」 ――アハハハハ!そりゃそうですよね 「関節技知ってるの私だけだからって でも、スパーリングやると柔道の癖でついつい握っちゃうわけよ 道着を着てないから相手のTシャツとか肉をつかんじゃって そしたらそのレスラーに「何やってんだよ!」ってバーンと殴られたりして いつも顔腫らせてたもん」 ――うわぁ、ひどいねえ そのとき、誰とスパーしたか覚えてます? 「誰とやったのかは覚えてないんだよなあ でもみんな私が 男子レスラーとスパーリングやったり 天龍さんと試合したりするのを「凄い」って言うんだけど 自分としては違和感ないんだよね もともと柔道も町道場でやってたから 練習はいつも男子とばっかりだったし こういう格闘技っていうのは、男とやるもんだと思ってるから」

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【Dropkickアンコール劇場】神取忍ロングインタビュー<前編> | 人間風車

「やらなきゃいけなかったね」

ヘンなところは妙に素直だから、「はい!」みたいな

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