イッテQの原型がココに!?ウリナリ名場面集
現在、視聴率的にも3冠王と絶好調の日本テレビ。それを支えているのが笑点から始まる日曜の番組ラインナップ。なかでも大河ドラマを裏に大健闘しているのが「イッテQ」。芸能人が果敢に挑戦していくアドベンチャーバラエティですが、1990年代その原型とも言うべきバラエティが大人気を博していた。その名は「ウリナリ!」。そこで、ここでは涙あり、笑いありのウリナリ名場面をプレイバックしていきます。
ウリナリとは?

「ウリナリ」とは、正式名称「ウッチャンナンチャンのウリナリ!!」と言い、ウッチャンナンチャンがメインで、キャイーン、よゐこ、勝俣州和、千秋、ビビアン・スーなどがレギュラーで活躍していた。日本テレビ系バラエティ番組。イッテQではMCに徹している感じのウッチャンこと内村光良さんですが、若かれし頃だった当時は、先頭を切って体を張っていた。
ポケットビスケッツ(ポケビ)vsブラックビスケッツ(ブラビ)


6年間のウリナリの歴史で、最大の企画とも言えるのが、音楽ユニット「ポケットビスケッツ(内村、千秋、ウド)とそのライバルとして登場したブラックビスケッツ(南原、ビビアン・スー、天野)の対決シリーズだろう。バラエティらしい体を張った対決もあったが、人気はマックスとなり、ミリオンヒットをしたり、紅白にも出場したりと、番組の枠を超えた活躍を果たした。
後半は、本流のポケビより悪役だったブラビ人気に火が付いていた気がする。
ウリナリ芸能人社交ダンス部

上記の「ポケビvsブラビ」と並ぶ看板規格が「ウリナリ芸能人社交ダンス部」。
南原部長(ローズ南原)以下、杉本彩、内村(ブラボー内村)、天野ひろゆき(チューリップ天野)、藤崎奈々子らが、忙しい合間を縫って懸命に社交ダンスを練習、そのひたむきさが涙を誘った。
ドーバー海峡横断部

内村部長以下、ウド、勝俣、有野の4人(+マネージャー千秋)をメンバーとしてスタートして約2年間続いた人気企画。最終的にイギリス-フランス間のドーバー海峡横断に成功すると言う、今の時代では予算的にできないであろうバブリーな企画でもあった。
ウッチャンナンチャンのウリナリ!!の企画 - Wikipedia
マッターホルン(→赤岳)登頂部

マッターホルン登頂を目指し、ウッチャンを中心に結成。結局、マッターホルンは難易度が高すぎて赤岳となったが、その魂はイッテQのイモトアヤコに引き継がれたと言って良いでしょうね。
もてないブラザーズ

当時、結婚できず全くモテなかった内村と勝又が、ピアノをゼロから練習して披露する企画。
会場で披露した「Let it be」は感動そのもので、今も鮮明に覚えている人も多いのでは!?
最終的にはなんとユーミンのコンサートに参加、「春よ来い」をセッションした。
ピアノの先生も美人で人気者となっていた。
ウッチャンナンチャンのウリナリ!!の企画 - Wikipedia
いかがでしたでしょうか?これ以外にも様々な部活動をやっていました。練習時間を考えるとカメラが回っていない時の拘束時間も多く、タレントさんは大変でしたでしょうが、この努力が観るものを惹きつけ高視聴率につながった気がします。
その意味では海外に時間をかけていって挑戦し続けている「イッテQ」に「ウリナリ」の遺伝子は受け継がれているのでしょう。