永井豪原作、未完の大作『マジンサーガ』が多関節キャラの「2D対戦」と「ベルトスクロールアクション」をひっさげて甦ったんだゼェェェェッーーーーーーーーーーート!!

永井豪原作、未完の大作『マジンサーガ』が多関節キャラの「2D対戦」と「ベルトスクロールアクション」をひっさげて甦ったんだゼェェェェッーーーーーーーーーーート!!

「マジンサーガ」は1990年に「週刊ヤングジャンプ」に連載されていた「永井豪」氏の漫画作品で、ストーリーは未完結のまま現在に至っている。そんな「マジンサーガ」を「メガドライブオリジナルタイトル」として発売した本作品。「ベルトスクロールアクション」と「2D対戦」をミックスさせた、非常に良くまとまった意欲作である。


1993年2月26日「セガ」からリリースされた

1993年頃に発売される「メガドライブタイトル」といえば、開発に慣れた各社がプレイヤーの満足する一定水準を満たしたゲームをリリースしていた。
「マジンサーガ」も例外ではなく、家庭用ゲームで評判の「ベルトスクロールアクション」と、当時大人気だった「2D対戦」を1本のゲームで遊べるというオイシイ作品だった。
しかし「良くできている」「良くまとまっている」という印象はあっても、記憶に残るほどの「遊べるタイトル」かと言うと、そうでもなく「普通」だった。

プロローグ

1999年
ゴットカイザーヘル率いるバイオビースト軍団は地球を急襲し、わずか数ヶ月で人類を制圧した。
地上は彼等が使用した兵器によって破壊、汚染されて生態系が狂いその様相を一変させた。
生き残った人々は地下に逃げ、鉄仮面軍団の攻撃に怯えながら生き続けた・・・。
だが、その恐怖と絶望の中で、兜博士はヘルの目を逃れて「マジンガーZ」を、完成させたのだった。

「ROUND 1」スタート

画面いっぱいに映る「マジンガーZ」
1993年発売の「メガドライブ」タイトルだけあって、グラフィックのクオリティは高い。

・ボス戦以外は「チビキャラ」による「ベルトスクロールアクションゲーム」になっている。

・「マジンガーZ」の動きは素早くキビキビしている。剣での攻撃以外にも「飛び蹴り」「回転切り」「下突き」「投げ」等、一定数のバリエーションはある。(※難易度は若干高めの印象)

「ベルトスクロールアクション」部分

ステージ途中に登場する巨大な「足」や「手」の正体は、ビースト「ガラダ-K7」だった。こいつを倒すとボス戦に突入する。

ボスとの戦闘は「2D対戦」

・ボス戦は、多関節動作する「巨大キャラ」による1対1の「2D対戦」になっていて迫力がある。(※動作の印象は、攻撃の初動は遅く、ガード、ジャンプの反応は早い。)

・ボスは通常攻撃に加え、腹部の口から「火の玉」を飛ばして攻撃してくる。(※マジンガーZには飛び道具は存在しない)

VS.「ガラダ-K7」

勝利の雄たけび「ヤッ!」(※実際には小声なので、見た目とのギャップが面白い)

見事勝利「ヤッ!」

「ROUND 2」スタート

「敵」に接触してもダメージをくらう。

この「敵」を倒せばボス戦に突入する

攻撃のスタイルは「ガラダ-K7」と同じだがリーチが長く感じる。
「ヤッ!」

VS.「スラッグヘッド」

「ROUND 3」のボス

ボスの「タックル」に注意。多重スクロール画面は圧巻。見ているこちらが酔いそうになる。

VS.「ダイノビースト」

「ROUND 4」のボス

リーチの長い「腕」と「尾」の攻撃に注意。

VS.「バスタークロー」

「ROUND 5」のボス

こちらと同じ性能+剣から「ウェーブ状の弾」を飛ばして攻撃してくる。

VS.「ネガティブマジンガー」

「ROUND 6」はボスラッシュ

ROUND 1~5 までのボスと順番に再戦していく。
ボスの「火の玉」に注意。画面が多重スクロールするので、見ているこちらが酔いそうになる。

VS.「スラッグヘッド」

「マジンガーZ」の攻撃で最も威力の高い技が
当たると大ダメージの「後ろ+B」
しかし、大きく振りかぶるのでスキが多い。
当たればラッキー!!

VS.「ダイノビースト」

安定の強さがある「ネガティブマジンガー」

VS.「ネガティブマジンガー」

「ROUND 7」スタート

ラウンド開始直後から、1対1での戦闘が始まります。

1対1の最終決戦

・移動スピードも速く、今までのボスと比べ桁違いに強い。「敵」の「飛び道具」を防御しても体力を削られていく始末・・・。

・ボスに負けると「ウッハッハッハッハッ」と笑われてしまう。

VS.「ヘルマジンガー」

最後の雄たけび「ヤッ!」

「ヤッ!」

エンディング

断末魔を上げ消えるボス

去っていく宇宙船

マジンガーZの活躍により、地球は平和を取り戻したが、破壊された地球の生態系は二度と元には戻らなかった・・・。
2016年。人類は新天地を求め「火星移住計画」を開始させ、希望を乗せたロケットをいくつも飛び立たせていった。しかし同じ頃、そんな人類の夢を打ち砕くかのように、ヘル軍団も火星侵攻を開始した。マジンガーZは再び旅立つ。今度こそヘルの野望をたたきつぶすために!
そして、人類の未来のために・・・。

勇者「マジンガーZ」

スタッフロール

「巨大キャラ」戦だけを遊べるようになる「裏技」

「OPTIONS」画面で「SOUND TEST」を(18)、「SE TEST」を(72)に合わせる。「EXIT」を選択し「タイトル画面」へ、「START」を押すとゲーム中のボス戦(巨大キャラモード)だけが遊べるようになる。

関連する投稿


レトロゲーム配信サービス「プロジェクトEGG」より『トラぶるCHASER 第1話』『3Dテニス』が配信スタート!!

レトロゲーム配信サービス「プロジェクトEGG」より『トラぶるCHASER 第1話』『3Dテニス』が配信スタート!!

レトロゲーム関連の復刻・配信ビジネスなどを行うD4エンタープライズが運営するレトロゲーム配信サービス「プロジェクトEGG」にて、新規コンテンツ『トラぶるCHASER 第1話 トラブルは空から未来から(PC-9801版)』『3Dテニス(MSX版)』の配信がスタートしました。


『オホーツクに消ゆ』と北海道紋別市がコラボ!ゲームに登場するシーンを使用したアクリルジオラマが「ふるさと納税返礼品」に!

『オホーツクに消ゆ』と北海道紋別市がコラボ!ゲームに登場するシーンを使用したアクリルジオラマが「ふるさと納税返礼品」に!

ジー・モードより、推理アドベンチャーゲーム『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ ~追憶の流氷・涙のニポポ人形~』の世界観を再現したオリジナルグッズが、北海道紋別市のふるさと納税返礼品として提供されます。


X68000 Z専用ソフト『ソル・フィース・夢幻戦士ヴァリスⅡPACK』が好評発売中!!

X68000 Z専用ソフト『ソル・フィース・夢幻戦士ヴァリスⅡPACK』が好評発売中!!

株式会社エディアより、1989年から1990年にかけて発売されたX68000用ゲーム「ソル・フィース」「夢幻戦士ヴァリスⅡ」を収録したX68000 Z専用ソフト『ソル・フィース・夢幻戦士ヴァリスⅡPACK』が現在好評発売中となっています。


レトロゲーム配信サービス「プロジェクトEGG」より『ハイドライド3SV』『アークスロード』が配信スタート!!

レトロゲーム配信サービス「プロジェクトEGG」より『ハイドライド3SV』『アークスロード』が配信スタート!!

レトロゲーム関連の復刻・配信ビジネスなどを行うD4エンタープライズが運営するレトロゲーム配信サービス「プロジェクトEGG」にて、新規コンテンツ『ハイドライド3SV(X68000・Windows11対応版)』『アークスロード(PC-8801版)』の配信がスタートしました。


「UFOロボ グレンダイザー」がついに50周年!シリアルナンバー入りの『純金小判 浮世絵セット』が発売決定!!

「UFOロボ グレンダイザー」がついに50周年!シリアルナンバー入りの『純金小判 浮世絵セット』が発売決定!!

ユートレジャーより、スーパーロボット漫画「UFOロボ グレンダイザー」とコラボレーションした『純金製小判 浮世絵セット』の発売が決定しました。


最新の投稿


世界が熱狂!葛飾商店街×『キャプテン翼』コラボ「シーズン2」開催!新エリア&限定メニューで街を駆け抜けろ!

世界が熱狂!葛飾商店街×『キャプテン翼』コラボ「シーズン2」開催!新エリア&限定メニューで街を駆け抜けろ!

葛飾区商店街連合会は、2025年10月10日より『キャプテン翼』とのコラボイベント「シーズン2」を亀有・金町・柴又エリアで開催。キャラクターをイメージした限定メニューやスタンプラリーを展開し、聖地巡礼と地域活性化を促進します。


キン肉マン愛が英語力に!超人たちの名言・名場面で学ぶ『キン肉マン超人英会話』発売

キン肉マン愛が英語力に!超人たちの名言・名場面で学ぶ『キン肉マン超人英会話』発売

人気アニメ『キン肉マン』の「完璧超人始祖編」の名言・名場面を題材にした英会話学習書『キン肉マン超人英会話』が、2025年11月29日(土)にKADOKAWAより発売されます。超人たちの熱い言葉を通じて、楽しみながら実用的な英語表現をインプットできます。TOEIC満点保持者やプロレスキャスターなど、豪華プロ集団が監修・翻訳を担当した、ファン必携の英語学習本です。


【カウントダウン】あと2日!古舘伊知郎&友近「昭和100年スーパーソングブックショウ」いよいよ開催迫る!豪華ゲスト集結の東京国際フォーラムは「昭和愛」で熱狂へ!

【カウントダウン】あと2日!古舘伊知郎&友近「昭和100年スーパーソングブックショウ」いよいよ開催迫る!豪華ゲスト集結の東京国際フォーラムは「昭和愛」で熱狂へ!

開催直前!TOKYO MX開局30周年記念「昭和100年スーパーソングブックショウ」が10月16日に迫る。古舘伊知郎と友近がMC、豪華ゲストと共に贈る一夜限りの昭和ベストヒットに期待高まる!


ギタリスト 鈴木茂「BAND WAGON」発売50周年記念ライブを東阪ビルボードで開催!

ギタリスト 鈴木茂「BAND WAGON」発売50周年記念ライブを東阪ビルボードで開催!

ギタリスト 鈴木茂が、『鈴木茂「BAND WAGON」発売50周年記念ライブ~Autumn Season~』を11月13日にビルボードライブ大阪、16日にビルボードライブ東京にて開催する。今回は、1975年にリリースされた1stソロアルバム「BAND WAGON」の発売50周年を記念したプレミアム公演となる。


【1965年生まれ】2025年還暦を迎える意外な海外アーティストたち!

【1965年生まれ】2025年還暦を迎える意外な海外アーティストたち!

2025年(令和7年)は、1965年(昭和40年)生まれの人が還暦を迎える年です。ついに、昭和40年代生まれが還暦を迎える時代になりました。今の60歳は若いとはと言っても、数字だけ見るともうすぐ高齢者。今回は、2025年に還暦を迎える7名の人気海外アーティストをご紹介します。