「プレリュード」「ソアラ」「シルビア」等、かつての「デートカー」を振り返る!-あの頃、男たちはモテるために車を買った-

「プレリュード」「ソアラ」「シルビア」等、かつての「デートカー」を振り返る!-あの頃、男たちはモテるために車を買った-

バブル時期を筆頭に80-90年代は、車でのデートが定番でした。車がデートに欠かせない必須アイテムだったあの頃の定番「デートカー」を振り返ってみましょう!


かつては“クルマ”を持っているヤツがモテるという時代が確かにありました。バブル時期(1980年代後半~1990年代初頭)はその筆頭でしょう。

クルマがデートに欠かせない必須アイテムだったあの頃、世の男たちは“女のコにウケる車”にこぞって乗ったものです。

ということで、バブル時代のモテ車、「デートカー」を振り返ってみましょう!!

ホンダ・プレリュード

2代目プレリュード

デートに特化した「スペシャルティカー」の代表格ともいえるクルマ。
1本だけのワイパー、ボンネットは先代より約10cm低く、日本車離れしたワイド&ローのプロポーションが実にカッコいい。格納式のリトラクタブルヘッドライトは「おしゃれー」と女性にウケました。
このクルマに乗ってるだけでモテまくりの元祖「デートカー」です。

2代目プレリュード(1982-1987年)

ホンダ・プレリュード - Wikipedia

これぞ元祖デートカーたる所以、通称スケベノブ!

プレリュードは運転席から助手席が倒せるムフフなクルマでした(笑)

デートカーの面目躍如と言わんばかりに、助手席リクライニングノブ(通称スケベノブ?)が運転席側にもついてありましたね♪

また、「リトラクタブルヘッドライト」といってライト点灯でフタが開くというメカ的要素が人気でしたね♪

こちらはスポーツカーとして純粋に人気がありましたね。

同じく「リトラクタブルヘッドライト」で、当時、人気を博したマツダの初代RX-7

マツダ・RX-7 - Wikipedia

3代目プレリュード

総生産台数が60万台以上という、「スペシャルティカー」としては異例のヒット作となった2代目の後を受け、1987年に登場した3代目プレリュード。
画期的な装備「4WS」(前輪のハンドル切れ角によって、後輪が逆を向く)も大きな話題を呼び、2代目同様この3代目も大ヒット!シルビア(S13型)の登場まで、デートカーとして一世を風靡しました。

3代目プレリュード(1987-1991年)

ホンダ・プレリュード - Wikipedia

プレリュードといえば、デートに大活躍の「サンルーフ」を標準装備

屋根が開く「サンルーフ」はデートカーの定番。
海辺にクルマを止め、夜空を見上げた人も少なくないはず!?

トヨタ・ソアラ

ヨーロッパの高級・高性能GTと肩を並べるモデルとして1981年に登場してヒットし、ハイソカー・ブームを創出した初代の後を受け、86年にデビューした2代目ソアラ。

ちなみに、プレリュードは赤や紺などのカラーも人気だったのに対し、ソアラは圧倒的に白!

2代目ソアラ[Z20](1986-1991年)

トヨタ・ソアラ - Wikipedia

元祖デートカー・プレリュードの対抗として、ソアラをあげる人は多いのではないでしょうか。ただ、ソアラは、高級ゆえに「ハイソカー」とも言われていました。

若い人には“ハイソ”の意味も通じないでしょうが、ハイソサエティ=上流階級の意味です。今時でいえば“セレブ”といった言葉に該当するといえば通じるでしょうか(笑)

上級車種にはツインカムエンジン・目的地到着予定時刻を自動計算するドライブコンピューター・電子制御式エアサスペンションなどの先端技術を備え、バブル全盛期に生まれた車らしい贅沢の限りがつくされたクルマ。スープラやセリカ、ニッサンシルビアに比べても明らかに格上で、若者が乗っているだけで一目置かれました。

ハイテクのイメージ

指差し呼称のイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

巷では、ゴキブリホイホイならぬ「女子大生ホイホイ」とまで言われたとか

女子大生がゴキブリホイホイのごとく乗り込んで来た“昭和の良き時代”のデートカーです。

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