概要です
ストーリーとキャラクターの解説です
悪魔城ドラキュラXX(ダブルエックス)
PCエンジンの「悪魔城ドラキュラX 血の輪廻」と、SFC版を比較して、良くないことを言う人が多いが、実際はどうなんだろうの件
前作の「悪魔城ドラキュラX 血の輪廻」はPCエンジンスーパーCD-ROMROMです。当時のゲームに使われていた容量は軽く数百MB以上ありました。ROMROM自体が500MB以上のデータを処理できる機械ですからね。まあ、そのほとんどのデータ内容は画像データのクオリティに食われていたと推測できますが、相当なものです。当時のパソコンでもまだHDDが1GBに達していなかった時期でしたから、ゲームでその容量は凄いことです。
で、「悪魔城ドラキュラXX」は、スーパファミコン仕様ですので内容量は16メガビット(2MB)。それでも、そこまでクオリティが落ちているわけではありません。
たとえば、分岐要素が最小限に留められ、初代『悪魔城ドラキュラ』に近いシンプルで硬派なアクションゲームへの回帰を図ったゲームデザインになっているという点や、新要素ボスキャラクター分岐があったり、マルチエンディング制に最小限のステージ分岐がある点、などです。
操作性の面でも、鞭の攻撃方向が左右に固定されながらも、画面上の敵に攻撃を与える『アイテムクラッシュ』など、攻撃的で機動性の面で独自の個性を発揮した主人公リヒターのアクションが良いという点や、新規に作り直された全9ステージなども魅力的な要素の一つです。
そして、難易度についても、初代ドラキュラ襲来と言わんばかりの歯応え抜群、やり応え十分の難易度設定が良い点や、渋くてカッコイイ、キャラクターやビジュアルデザインなどが好評でした。
最後に、音色です。内蔵音源で作り直されながらも、その魅力は何ら衰えていない名曲揃いの音楽も定評があります。
セーブではなくステージクリア後の表示になり、若干の改善が図られたパスワードコンティニューシステムも良い点の一つに挙げられていました。
裏技的な要素!
裏技を紹介します。
<無限UP>
まず、ステージ2などの、ゾンビが何匹も続けて歩いている場所で、画面の右端にリヒターを移動させて、ゾンビを倒し続けていきます。すると2万点ごとに1UPしていくのです。
これを繰り返せば、他の敵を倒すよりも楽に自キャラの残数を増やすことができます。
<カギで攻撃ができる!?>
ステージ3でカギを入手して、十字ボタンの上とYを押して、他のサブウェポンと同じように敵を攻撃します。すると、カギを手前に出して、敵にダメージを与えられます。さらに、Xを押して、リヒターがジャンプしてアイテムクラッシュのポーズをとると、リヒターが無敵になります。ただし、このときは敵にダメージは与えられません。
やりこみ要素はあるのか!?
悪魔城ドラキュラXX(ダブルエックス)
引用の通りで、まさに難しさを痛感させられました。結論をいうと、やりこみ要素事態はないです。いや、探せばあるけど、それどころではないということです。やりこむどころか、一つ一つのステージをどう攻略するべきかを真剣に考えないと、本当にクリアできません。まさに前作「血の輪廻」の100倍難しいという表現は決して大げさではありません。
悪魔城ドラキュラXXの皆さんの感想・・・
余談ですが、ドラキュラを倒してもクリアではありません。エンディングに入る前で死ぬとGAMEOVERです。
まとめます。
上の画像を見てください。敵は飛んでいますが、プレイヤーの足元は飛び石状態です。落ちると死にます。そんな中、ドラキュラ伯爵の容赦ない攻撃が繰り出されます。このゲームの最大の山場にして最高に難しいのが、このドラキュラ伯爵との戦闘です。
もともと人気ゲームの続編であって、いろいろな方が賛否両論と言った感じです。良い特徴としても、難点としても、「難しすぎる」の一言に尽きます。しかし、クリアした時の達成感は、はんぱないでしょう。
コナミの作った作品は、こだわりが強いと引用でも述べられていましたが、確かにその通りです。このアクションゲームは、ドラキュラシリーズの本来の面白さを取り戻した、傑作とも言えるのではないでしょうか。もし、機会があったら一度は遊んでみてください。その難しさに心がおどりだすかもしれません。
余談ですが、個人的には「ドラキュラ2 呪いの封印」が好きでした。下の画像のシモンが主人公です。
シモン・ベルモンドさんが主人公の時代は、ディスクシステムの時代でしたね。この時くらいから、「なんかこのゲームの曲いいな・・」と意識していた記憶もありますね。
「ドラキュラ2 呪いの封印」も、もしよかったらプレイしてみてください。オススメです!