当時としては画期的だった!光線銃で射撃の名手に成りきれる「ワイルドガンマン」

当時としては画期的だった!光線銃で射撃の名手に成りきれる「ワイルドガンマン」

ファミコン初期の頃に3作発売された「光線銃シリーズ」。画面に向かって銃を撃つと、ちゃんと画面上の敵や的にヒットするという、当時としてはかなり画期的なものでした。そのシリーズの第1作「ワイルドガンマン」では、子供ながらに西部劇のガンマンに成りきってプレイしてましたね~。


光線銃シリーズとは

「ワイルドガンマン」:1984年2月2日発売
「ダックハント」:1984年4月21日発売
「ホーガンズアレイ」:1984年6月21日発売

以上3作品が専用ゲームとして、任天堂から発売されました。

光線銃シリーズ、全3作

そのシリーズ1作目が「ワイルドガンマン」です

セットの外箱

セットの中身

このゲームを遊ぶには、当然光線銃が必要となるため、第1作目である「ワイルドガンマン」には光線銃・ホルスターとカセットのセット販売がありました。当時、私もこのセットを購入しました。

「ワイルドガンマン」のゲーム内容

「ワイルドガンマン」には、GAME A・B・Cの3つのモードがありました。

まずGAME Aは、西部劇に出てきそうな荒野を思わせる背景に、1人の敵ガンマンが登場します。
そして、真ん中で立ち止まり正面を向くと音楽が変わり、何処かのタイミングで「FIRE!!」という声&文字が出たら銃を撃つ、というものでした。
見事に敵を撃ち倒せれば「YOU WON!!」と表示され、得点が入ります。
「FIRE!!」の後、しばらくしても敵に命中させれなかったら、逆に自分が撃たれてしまい「YOU LOST!!」と表示され、負けとなります。
最初は相手が撃ってくるまでの間隔が長いのですが、だんだん「FIRE!!」と表示されたらすぐ命中させないと、こちらが撃たれてしまうようになります。
ただ、だからといって「FIRE!!」が表示される前に撃ってしまっても、こちらの負けになってしまいます。
…でも、後半になると焦ってしまい、撃っちゃうんですよね~。

そしてGAME Bになると、出てくる敵が2人になります。
「FIRE!!」のタイミングが2人別々になるので、パニックになって違う敵の方をよく撃っちゃったりしましたね。

さて、GAME Cはガラッと変わり、西部劇に出てきそうな酒場の窓から、ランダムに登場する敵を次々に撃ち倒していく、というものでした。
個人的にはこのモードが1番ハマってやり込んだのですが、ちゃんと敵を撃ったつもりが窓枠を撃っていて、敵を倒せず撃たれてしまう、ということが多かった記憶がありますね。

ちゃんとホルスターって使ってました?

ちなみに、先述したとおり「ワイルドガンマン」のセットにはホルスターも付いていて、ちゃんとガンマンっぽく光線銃を腰から下げれるようになっていました。
(下の画像は、あくまでイメージで、実際の商品の画像ではありません)

ホルスター

当時、私も嬉しがってホルスターを装着し、そこに光線銃を挿してプレイしました。
…ところが、当然素早く銃を抜けないわ、抜いたとしても狙いを定めるのに時間がかかるわで、
全くゲームにならなくて、すぐに使わなくなりました(笑)。
もし、ホルスターを使ってゲームをクリア出来た方がおられたなら、それは生まれるべき場所と時間を間違ったと思いますね(笑)。

当時としては画期的だった「ワイルドガンマン」。ただ、価格が…

普通のレビ画面に向かって銃を撃つと、ちゃんと認識してくれるというのは、かなり画期的でしたよね~。
ただ、当時カセット1本3,900円の時代に、この「ワイルドガンマン」と光線銃のセットは7,800円という価格でした。ちょうどカセット2本分と考えると、かなり高価というイメージでしたね。
それが、この光線銃シリーズがヒットしなかった原因の1つじゃないかと思います。

関連する投稿


レトロゲーム配信サービス「プロジェクトEGG」より『トラぶるCHASER 第1話』『3Dテニス』が配信スタート!!

レトロゲーム配信サービス「プロジェクトEGG」より『トラぶるCHASER 第1話』『3Dテニス』が配信スタート!!

レトロゲーム関連の復刻・配信ビジネスなどを行うD4エンタープライズが運営するレトロゲーム配信サービス「プロジェクトEGG」にて、新規コンテンツ『トラぶるCHASER 第1話 トラブルは空から未来から(PC-9801版)』『3Dテニス(MSX版)』の配信がスタートしました。


『オホーツクに消ゆ』と北海道紋別市がコラボ!ゲームに登場するシーンを使用したアクリルジオラマが「ふるさと納税返礼品」に!

『オホーツクに消ゆ』と北海道紋別市がコラボ!ゲームに登場するシーンを使用したアクリルジオラマが「ふるさと納税返礼品」に!

ジー・モードより、推理アドベンチャーゲーム『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ ~追憶の流氷・涙のニポポ人形~』の世界観を再現したオリジナルグッズが、北海道紋別市のふるさと納税返礼品として提供されます。


創刊20周年特集は過去20年間の国内ソフト売上ランキング!ゲーム業界のデータ年鑑「ファミ通ゲーム白書 2025」が発売!

創刊20周年特集は過去20年間の国内ソフト売上ランキング!ゲーム業界のデータ年鑑「ファミ通ゲーム白書 2025」が発売!

角川アスキー総合研究所より、国内外ゲーム業界のデータ年鑑『ファミ通ゲーム白書2025』が発売されます。発売予定日は8月7日。


伝説のレトロゲームに有野課長が果敢に挑む!『ゲームセンターCX DVD-BOX22』が発売決定!初回限定版も要チェック!

伝説のレトロゲームに有野課長が果敢に挑む!『ゲームセンターCX DVD-BOX22』が発売決定!初回限定版も要チェック!

伝説のレトロゲームに有野課長が果敢に挑む、超人気ゲームバラエティ番組「ゲームセンターCX」(CS放送フジテレビONE スポーツ・バラエティで放送中)のDVDシリーズ第22弾、『ゲームセンターCX DVD-BOX22』が発売されます。


X68000 Z専用ソフト『ソル・フィース・夢幻戦士ヴァリスⅡPACK』が好評発売中!!

X68000 Z専用ソフト『ソル・フィース・夢幻戦士ヴァリスⅡPACK』が好評発売中!!

株式会社エディアより、1989年から1990年にかけて発売されたX68000用ゲーム「ソル・フィース」「夢幻戦士ヴァリスⅡ」を収録したX68000 Z専用ソフト『ソル・フィース・夢幻戦士ヴァリスⅡPACK』が現在好評発売中となっています。


最新の投稿


プロレス界の歴史が動く今こそ読むべき一冊! 『ようこそ、プロレスの世界へ 棚橋弘至のプロレス観戦入門』2025年12月18日(木)発売!

プロレス界の歴史が動く今こそ読むべき一冊! 『ようこそ、プロレスの世界へ 棚橋弘至のプロレス観戦入門』2025年12月18日(木)発売!

新日本プロレスの“100年に一人の逸材”棚橋弘至氏による著書『ようこそ、プロレスの世界へ 棚橋弘至のプロレス観戦入門』が2025年12月18日にKADOKAWAより発売されます。引退が迫る棚橋氏が、26年の現役生活で培った視点から、プロレスの魅力、技の奥義、名勝負の裏側を徹底解説。ビギナーの素朴な疑問にも明快に答え、プロレス観戦をさらに面白くする「令和の観戦バイブル」です。


ウルトラふろく200点以上を一挙収録!『学年誌 ウルトラふろく大全』発売

ウルトラふろく200点以上を一挙収録!『学年誌 ウルトラふろく大全』発売

小学館クリエイティブは、ウルトラマンシリーズ60周年、『小学一年生』100周年の節目に『学年誌 ウルトラふろく大全』を11月28日に発売しました。『ウルトラQ』から『ウルトラマン80』までの学年誌・幼児誌のウルトラふろく200点以上を網羅的に掲載。組み立て済み写真や当時の記事も収録し、ふろく全盛時代の熱気を再現します。特典として、1970年の人気ふろく「ウルトラかいじゅう大パノラマ」を復刻し同梱。


伝説のプロレス団体 UWF40周年記念イベント“無限大記念日”開催!

伝説のプロレス団体 UWF40周年記念イベント“無限大記念日”開催!

伝説のプロレス団体『UWF(ユニバーサル・レスリング・フェデレーション)』が、設立40周年を記念し、特別イベント「無限大記念日」を書泉ブックタワー(東京・秋葉原)にて開催します(2025年12月24日~2026年1月12日)。第1次UWFの貴重な試合映像や控室、オフショットなど、4,000枚以上のアーカイブから厳選された写真が展示されます。復刻グッズや開催記念商品も販売され、当時の熱狂が蘇ります。


グラニフ×『幽☆遊☆白書』初コラボ実現!幽助、蔵馬、飛影など全21アイテム登場

グラニフ×『幽☆遊☆白書』初コラボ実現!幽助、蔵馬、飛影など全21アイテム登場

株式会社グラニフは、TVアニメ『幽☆遊☆白書』との初コラボレーションアイテム全21種類を、2025年12月2日(火)より国内店舗および公式オンラインストアで販売開始します。主人公の浦飯幽助をはじめ、桑原、蔵馬、飛影のメインキャラクターに加え、戸愚呂、コエンマなど欠かせないキャラクターをデザイン。11月26日より先行予約も開始され、ファン必見のラインナップです。


全長20cmの迫力!1/18スケール『国産名車コレクション』創刊

全長20cmの迫力!1/18スケール『国産名車コレクション』創刊

アシェット・コレクションズ・ジャパンは、隔週刊『1/18 エクストラスケール 国産名車コレクション』を2026年1月7日に創刊します。全長約20cm、1/18スケールのダイキャスト製で、日本の自動車史を彩る名車を精巧に再現。ボディラインやエンジンルーム、インパネなどの細部ディテールにこだわった「エクストラ」なコレクション体験を提供し、マガジンでは名車の開発秘話や技術を深掘りします。