【1965年生まれ】2025年還暦を迎える意外な人気女優たち!

【1965年生まれ】2025年還暦を迎える意外な人気女優たち!

2025年(令和7年)は、1965年(昭和40年)生まれの人が還暦を迎える年です。ついに、昭和40年代生まれが還暦を迎える時代になりました。今の60歳は若いとはと言っても、数字だけ見るともうすぐ高齢者。今回は、2025年に還暦を迎える意外な人気女性俳優7名をご紹介します。


1965年の主なできごと

今から60年前の1965年は、歴史の転換期とも言える様々なできごとがありました。



・日本初の国産旅客機「YS-11」が就航

・『ジャングル大帝』が日本最初のカラーテレビアニメとして放送開始

・読売ジャイアンツが日本シリーズを制覇し、怒涛の「V9」が始まる

・プロ野球「第1回ドラフト会議」が開催

・日本の高度経済成長期の象徴「いざなぎ景気」が始まる

1965年生まれの人気女性俳優たち

このような歴史の転換期だった1965年。今から60年前に誕生した女性俳優には、どのような人がいるのでしょうか。人気と知名度の高い7名を紹介します。

名前 生年月日
一路真輝 1965年1月9日
草刈民代 1965年5月10日
小林聡美 1965年5月24日
沢口靖子 1965年6月11日
渡辺典子 1965年7月22日
藤田朋子 1965年8月3日
古村比呂 1965年11月24日

こうして見ると、宝塚出身、バレエ団出身、金八先生でデビュー、東宝シンデレラグランプリ、角川映画出身、NHK朝の連ドラヒロインでブレイクなど、同じ女優でも実にバラエティ豊かな顔ぶれがそろっています。そして、近年も第一線で活躍する、とても還暦には見えない女優ばかりです。では、彼女たちの若かりし頃の活躍、代表作、気になる近況を見てみましょう。

一路真輝

元宝塚のトップスターが、宝塚退団後に女性俳優になるケースはとても多く、一路真輝もその一人です。



一路真輝は、1982年に68期生として宝塚歌劇団に入団。1993年に雪組トップスターに就任し、1996年の『エリザベート』千秋楽を最後に退団します。退団後は女性俳優として、多くの舞台、ミュージカルに出演する一方、テレビドラマにも進出し、1997年に大河ドラマ『毛利元就』、1997〜2003年に人気シリーズ『渡る世間は鬼ばかり』などに出演しました。



プライベートでは、2006年、舞台で共演した内野聖陽と結婚(2011年に離婚)。近年では、2023年4月に、TBSスペシャルドラマ『ひとりぼっち ―人と人をつなぐ愛の物語―』にて、3年ぶりのドラマ出演を果たしました。現在も、舞台を中心に活躍を続けています。

草刈民代

元々は、牧阿佐美バレヱ団の有名バレエダンサーとして活躍していた草刈民代。彼女が映画デビューを飾ったのが、1996年の周防正行監督の映画『Shall we ダンス?』です。役所広司とのダブル主演で話題になり、実生活では同じ年になんと周防監督と結婚。2009年にバレエダンサーを引退し、以後は女優業に専念します。



テレビドラマの初出演は、2010年のNHK大河ドラマ『龍馬伝』。以後は、2011年に夫・周防の映画『ダンシング・チャップリン』で主演、テレビでは人気ドラマ『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』、『アルジャーノンに花束を』、『やすらぎの郷』に出演するなど、現在も活躍を続けています。

小林聡美

小林聡美といえば、1988年のテレビドラマ『やっぱり猫が好き』、2006年の映画『かもめ食堂』などで主人公を演じた女性俳優。プライベートでは、1995年に『やっぱり猫が好き』の脚本を担当した三谷幸喜と結婚し、その後16年間夫婦だったことで知られています。



デビューは、1979年の人気学園ドラマ『3年B組金八先生』第1シリーズで、たのきんトリオ、鶴見辰吾、杉田かおる、つちやかおり、三原じゅん子らと共に、生徒役の一人として出演していました。また、1982年には、大林宣彦監督の映画『転校生』で、尾美としのりと共に主人公の男女を演じています。



近年も女優として第一線で活躍しており、最近では、2024年にNHK BS『団地のふたり』で、小泉今日子とダブル主演したことで話題になりました。

沢口靖子

「全日本国民的美少女コンテスト」、「ホリプロタレントスカウトキャラバン」と並ぶ三大オーディションの一つといえば、「東宝シンデレラ」オーディション。1984年、その第1回大会でグランプリを受賞したのが沢口靖子です。同年、東宝映画『刑事物語3 潮騒の詩』で女優デビューを果たします。そして、翌1985年、NHK連続テレビ小説『澪つくし』のヒロインに抜擢され、全国的な人気と知名度を獲得しました。



その後も女性俳優として第一線で活躍し続けており、彼女の代表作は枚挙に暇がありません。中でも、1999年10月放送開始のテレビドラマ『科捜研の女』で演じた榊マリコは彼女の当たり役となり、四半世紀経った2024年現在、season24まで放送されています。

渡辺典子

1980年代、角川映画で主人公を演じ、「角川三人娘」と呼ばれた女性俳優といえば、薬師丸ひろ子、渡辺典子、原田知世の3人です。中でも、渡辺典子は、1982年に "ポスト薬師丸ひろ子" を決める「角川映画大型新人女優募集」で、グランプリを受賞(原田知世は特別賞)。映画『伊賀忍法帖』のヒロインとして、女優デビューを果たします。



翌1983年には、映画『積木くずし』で不良少女役の主人公に抜擢。1984年にはTBSドラマ『探偵物語』でテレビドラマ初主演、主題歌『花の色/少年ケニヤ』で歌手デビューを果たすなど、次々と活躍の場を広げていきます。今日に至るまで、ジャンルを問わず多くの映画・テレビドラマに出演しており、近年では、2020年に、角川春樹最後の監督映画『みをつくし料理帖』に特別出演していました。

藤田朋子

藤田朋子は、玉川大学在学中の1987年に、ミュージカル『レ・ミゼラブル』で女優デビュー。1988年、NHK連続テレビ小説『ノンちゃんの夢』のヒロインに抜擢され、主人公・結城暢子を演じ、全国的な人気と知名度を獲得します。1990年からは、テレビドラマの人気シリーズ『渡る世間は鬼ばかり』に出演。主人公・岡倉大吉の娘・本間長子を演じ、パート1からパート10まで約20年間レギュラー出演を続けました。



プライベートでは、2005年にアコーディオン奏者の桑山哲也と結婚。彼女は元々歌手でもあり、現在も夫とライブ活動を行っています。ライブの様子は夫のYouTubeチャンネルで、彼女の近況は、彼女のYouTubeチャンネルで確認できます。

古村比呂

古村比呂は、地元のローカル番組のアシスタントを務めていた際、共演していた景山民夫に声をかけられ上京。1987年、NHKの連続テレビ小説『チョッちゃん』のヒロインに抜擢され、黒柳徹子の母、チョッちゃんこと黒柳朝を演じ、全国的な人気を博しました。1995年には、NHK教育『母と子のテレビタイム・日曜版』の2代目おねえさんとしてニャンちゅうと共演するなど、幅広い活躍を見せています。



プライベートでは、1992年に俳優の布施博と結婚(2009年に離婚)。2012年に子宮頸がんが見つかり、闘病生活を送る一方、YouTubeチャンネルや一般社団法人を設立し、患者としての情報発信や交流活動を積極的に行っています。

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