1996年公開の日本映画「Shall we ダンス?」
『Shall we ダンス?』は、1996年1月27日に公開された日本のロマンティックコメディドラマ映画。配給収入は16億円で1996年の日本映画第2位を記録しました。
本作の人気を受け、日本では「時代遅れ」と思われがちだった社交ダンスが見直されて、新たなブームとなりました。
また、世界19か国で公開されて高い評価を得ており、アメリカ合衆国においては200万人を動員、興行収入は約950万米ドルを記録し、当時のアニメ映画を除く米国での日本映画の興行収入記録を作りました。そして2004年にはアメリカにて『Shall We Dance?』のタイトルで、リチャード・ギア、ジェニファー・ロペス、スーザン・サランドンらが出演するリメイク作品が製作されています。
Shall we ダンス?
「Shall we ダンス?」のあらすじ
真面目でごく普通のサラリーマン杉山正平は、ある晩、ダンス教室の窓べにものうげにたたずむ美しい女性を通勤電車から見た。家庭にも会社にも何の不満もなかったが、どこか空しさを感じていた彼が、数日後、ためらいながらもダンス教室の扉を開くと、そこには「社交ダンス」の摩訶不思議な世界が広がっていた…。
「Shall we ダンス?」の見どころ
冴えないサラリーマンが社交ダンスを始め、生き生きとしていく様を演じる役所広司がとてもいいです。ちょっとした表情や動きにもリアリティがあり、心の機微も読み取れる、素晴らしい演技です。また、竹中直人や渡辺えり子(現芸名は渡辺えり)など、濃いキャラクターの役者陣も面白くて、クスッと笑えます。
何かに熱中できる人は素敵だな、と感じさせられる作品です。今やりたいことがある方もない方も、これを見たら何か始めたくなるかもしれません。日常がつまらないなぁと思っている方にこそ見ていただきたい映画です。
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