デビュー当初は時代劇出演が多かった!役所広司さんの出演ドラマまとめ

デビュー当初は時代劇出演が多かった!役所広司さんの出演ドラマまとめ

日本を代表する映画俳優の1人ともいわれる役所広司さん。映画だけでなく、もちろんドラマにも出演されています。役所さんの出演ドラマをまとめてみました。


ドラマデビューまで

役所広司さんは長崎県出身。長崎市の高校を卒業したのちに上京し、千代田区役所の土木工事課で働いていました。

ある日、友人の勧めで仲代達矢さん主演の舞台「どん底」を見て感銘を受け、俳優の道を志すようになります。仲代さんの主催していた無名塾の試験を受け、倍率200倍という難関の中、合格しました。

本名は橋本広司というのですが、前職が区役所だったことと、「役の幅が広くなるように」という思いを込めて仲代さんが「役所広司」と命名しました。役者デビューしたのは22歳でした。

1978年に無名塾に入り、最初の2年間は劇団の公演などに出演していました。

そして1980年に連続テレビ小説「なっちゃんの写真館」でドラマデビューをします。男性上位の時代にカメラマンを目指し、仕事と家庭を両立させた女性の人生を描いたドラマです。

太平洋戦争を挟んだお話で、役所さんは香山少尉という役を演じました。

連続テレビ小説は1987年の「チョッちゃん」にも出演。こちらはヒロインの恩師の役でした。

大河ドラマには6度出演!

今は映画俳優のイメージが強い役所さんですが、80年代、90年代は主に時代劇で活躍されていました。大河ドラマには6度も出演されています。

ドラマデビューした1980年には「獅子の時代」に出演。こちらは架空の人物が主人公になった大河ドラマで庶民にスポットを当てたドラマでした。役所さんは自由党員の村上泰治を演じています。

そして翌年の「おんな太閤記」にも出演。織田信長の三男・織田信孝を演じました。そして19823年の「徳川家康」では織田信長を演じています。この時まだ役所さんは無名だったのですが、織田信長という重要な役に抜擢されたんですね。そしてこの役での演技が評価され、注目を集めるようになります。

1986年の「いのち」では主人公の初恋の相手を(こちらは戦後を舞台にした現代劇)、1994年の「花の乱」では主人公の日野富子の許嫁・伊吹三郎信綱を演じました。

その後はしばらく大河ドラマに出演していませんでしたが、2019年の「いだてん〜東京オリムピック噺〜」で柔道の創始者・嘉納治五郎を演じました。

「宮本武蔵」で初主演

1984年にはNHK新大型時代劇「宮本武蔵」で主演の宮本武蔵を演じています。

新大型時代劇は1984年から1986年まで放送されていた時代劇枠。大河ドラマでは「近代大河3部作」を放送していて従来の大河ファンに向けて作られて重厚な時代劇枠です。大河ドラマと同様1年間の放送でした。結局は1987年から大河ドラマが従来の路線の戻ったため3作で終了しています。

その第一弾として放送された「宮本武蔵」は吉川英治の小説『宮本武蔵』を原作にして宮本武蔵の青年時代から巌流島の決闘までを描きました。ほぼ原作に忠実なドラマで、今まで映像では描かれていなかった部分もしっかり描いていました。

20話、21話で流れた挿入歌「独行道」も役所さんが歌っていたのですが、「イメージに合わない」と原作者からクレームが入ったため、総集編ではBGMが変更になっています。歌は好評だったのですが残念ですね。

「三匹が斬る!」シリーズ

民放の時代劇では「三匹が斬る!」などに出演。

「三匹が斬る!」は1987年から1995年まで放送された人気シリーズ(2002年にリニューアル版が放送されていますがキャストを一掃しています)。

別々の旅をしている浪人の3人が、毎回事件のたびに偶然集まり悪党をやっつけるというコメディタッチの痛快時代劇です。原作などはなくドラマオリジナル作品ですね。

役所さんは三匹の一人、久慈 慎之介・通称「千石」を演じています。大藩に禄高千石で仕官する、という夢を持ち、用心棒として生活をしている男です。九州男児で曲がったことは大嫌いな性格でした。

高橋英樹さん演じる矢坂 平四郎と、春風亭小朝さん演じる燕 陣内との3人のお話です。

「モナリザたちの冒険」

時代劇出演が多かった役所さんですが、1987年の「モナリザたちの冒険」では主人公の恋人を演じています。

主演は大竹しのぶさん。大竹さん演じる桂ほなみは離婚歴があり、保育士の仕事をしながら娘を1人で育てていました。役所さん演じる恋人の竹内紀久雄もいるのですがなんだか物足りなさを感じていました。

市民サークル「いのくら会」という会に所属していたのですがその関係で市議会議員選挙に出馬することになります。紀久雄は反対するのですが、反対を押し切って出馬し、トラブルを乗り越えながら投票日までを描いた作品です。

「合い言葉は勇気」

その後も時代劇と現代劇に出演してきた役所さん。1997年には日曜劇場の「オトナの男」で主演を務めます。

そして2000年には「合言葉は勇気」で主演の暁 仁太郎(本名佐藤学)という役者を演じています。

暁 仁太郎は一度だけ名誉ある賞を受賞したことがあるのですが現在は落ち目の俳優。ですが弁護士役を演じていたところを、弁護士を探していた富増村村長・犬塚 守孝(田中邦衛さん)が見つけ、本物の弁護士だと信じ込んでしまいます。

暁は一度だけ弁護士のふりをするつもりが、村民に裁判を起こすように元気づけてしまい・・・というコメディドラマ。脚本は三谷幸喜さんです。

時代劇ではシリアスな役を演じていた役所さんがコメディで主演するようになるとは、とびっくりされた方も多いのではないでしょうか。

2000年以降はドラマはスペシャルドラマなどが多くなり、映画出演が多くなった役所さん。60歳を超えた今でも主演映画が公開されていますよ。

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