Heavy Weather
初期こそ実験的電子音楽の要素が強かったものの、徐々に音楽は変化していき「ヘヴィ・ウェザー」ではマイルスの「ビッチェズ・ブリュー」と比べて、この軽やかさはどうだと言わんばかりのウェザー・リポートとなっています。
特にジャズのスタンダード・ナンバーとなった「バードランド」なんてポップですもんね。多くの日本人が抱くフュージョンってこんな感じなのではないでしょうか?!
こうして改めて見ると、フュージョン期のアルバムがかなりの売り上げをあげていたのが分かりますね。
そしてもう1枚、最期は「Ken Burns Jazz」です。このアルバムは現在日本ではなかなか入手が難しいようですが、このアルバムはコンピレーションで、マイルス・デイヴィスやジョン・コルトレーンといった有名アーティストの代表曲を集めたものとなっています。
プラチナ・ディスクを獲得したアルバムはどれも流石に名盤。聴いて損なしの物ばかりですが、ジャズの初心者には「Ken Burns Jazz」から入るのも良いかもしれませんね。