主演映画やCM出演も!【大江千里】出演作まとめ!現在の活動もチェック!

主演映画やCM出演も!【大江千里】出演作まとめ!現在の活動もチェック!

シンガーソングライターとして多くのヒット曲をリリースした大江千里さん。歌手としてはもちろんですが、俳優としてもドラマや映画に出演されていました。この記事では、そんな大江千里さんの懐かしい出演作について振り返ってみました。


大江千里

名前:大江千里
生年月日:1960年9月6日
身長:174cm
血液型:O型
出身地:大阪府藤井寺市

3歳からクラシックピアノを習い、中学生の頃から作曲を始めた大江千里さん。
大学時代には軽音楽部に所属しライブハウスなどにも出演していました。
1983年5月21日発売のシングル曲「ワラビーぬぎすてて」とアルバム「WAKU WAKU」で、シンガーソングライターとして本格デビュー。
「十人十色」(1984年11月1日発売)
「あいたい」(1990年12月1日発売)
「格好悪いふられ方」(1991年7月18日発売)
「ありがとう」(1992年11月6日発売)
などなど、ヒット曲は数え切れません。

音楽活動の他にも、ドラマ、映画、CM、ラジオパーソナリティと様々な分野で活躍。
現在はジャズピアニストとして活躍中です。

ドラマ「君が嘘をついた」

1988年10月24日~12月19日 フジテレビ系にて放送
全9話

大学のヨット部の仲間、日高涼(三上博史さん)、山下克巳(大江千里さん)、戸田輝也(布施博さん)は、平凡なサラリーマンでありながら、ある日弁護士とお嬢様が集まるというパーティーに身分を偽って潜り込んだ。
そこで、「横浜のお嬢様」だという、渡辺亜紀子( 麻生祐未さん)、坂本恵美( 鈴木保奈美さん)、中村美佐 (井上彩名さん)と出会うが、実は彼女たちも身分を偽り、お嬢様になりすましてパーティー参加していたのである。
お互いが身分を偽りながら展開していくラブストーリー。
果たして、お互いの嘘がバレても変わらず相手を好きでいられるのか・・・

本作が連続ドラマ初出演となった大江千里さん。
ヨット部の先輩である丹羽洋介(地井武男さん)の娘・加奈子(工藤静香さん)のことを好きになりますが、加奈子は涼が好き。
自分の想いを胸の奥にしまい込んで加奈子を見守るという、何とも辛く切ない役どころでした。

映画「君は僕をスキになる」

1989年11月3日公開

積極的にアプローチをするもクリスマスイブの前になると振られてしまう浜田知佳(山田邦子さん)と、恋愛をするより好きな本を読んでいた方がいいという恋に内気な神林苫子(斉藤由貴さん)は、共に25歳で親友同士。
そんな2人の共通点は、クリスマスイブに恋人と過ごしたことがないということ。

知佳の勤務する会社には「野性の太宰享輔(加藤雅也さん)、知性の芥川純平(大江千里さん)」と呼ばれている2人の男がおり、知佳は享輔と付き合っていますが、ある日苫子と偶然出会った享輔は知佳の親友だとは知らずに苫子に一目惚れ。

事実を知った知佳は傷つきますが、親友を思い、享輔と苫子の仲を取り持とうとします。
そんな姿をそばで見ていた純平は、やがて知佳のやさしい人柄に思いを寄せるように。
果たして、4人はどんなクリスマスイブを迎えることになるのか・・・

本作で映画初出演となった大江千里さん。
山田邦子さんとの共演がきっかけで「邦ちゃんのやまだかつてないテレビ」(1989年10月18日 ~1992年3月25日 フジテレビ)に出演し、「やまだかつてないWink」にも楽曲提供をされました。

映画「スキ!」

1990年12月15日公開

大手建設会社勤務の二宮氷介(大江千里さん)はコネも学歴もない平凡なサラリーマン。
ところが「顔が愛犬に似ている」というだけの理由で、社長令嬢の小百合(藤田朋子さん)に気に入られ婚約までこぎつけ、異例の出世を遂げることに。
思いがけない幸運に恵まれてバラ色の人生を送る氷介は、ある日ツキに見放された女子高生・椎名双葉(島崎和歌子さん)と出会います。
それ以来双葉から一方的にアプローチされ、最初は迷惑がっていた氷介でしたが次第に恋心が芽生え始めます。
しかし、それを機に絶好調だった氷介の人生に狂いが生じ始めて・・・

島崎和歌子さんとのW主演となった本作で、大江千里さんは映画初主演を果たしました。
本作のテーマ曲として起用されたのは、大江千里さん22枚目のシングル曲「あいたい」。
SUZUKI「カルタス」のCMソングとしても起用された曲です。

ドラマ「パパとなっちゃん」

1991年4月19日~6月21日 TBS系にて放送
全10話

早くに妻を亡くし、一人娘の夏実(小泉今日子さん)を男手一つで育ててきた志村五郎(田村正和さん)。
溺愛する娘とケンカして、仲直りして、寄り添いながら過ごしてきた父と娘の様子を、娘の20歳の誕生日から25歳で嫁いでいくまでの日々を中心に描いたホームコメディ。

大江千里さんは、夏実の会社の同僚であり婚約者の杉本正として出演されました。
宮崎県にある実家で家業を継ぐことになっている杉本ですが、これまで父一人子一人で暮らしてきたことを思うと、「娘さんをください」となかなか言い出せず、父もまた娘には結婚後も近くで生活してほしいと願っており結婚話は難攻してしまいます・・・

なかなか子離れできない父性愛がテーマとなった本作。
田村正和さんとキョンキョンのまるで恋人同士のような父娘関係も話題になりました。

ドラマ「十年愛」

1992年10月16日~12月25日 TBS系にて放送
全11話

大江千里さんの出演ドラマとして、どうしても外せないのが「十年愛」ではないでしょうか。

嵐(浜田雅功さん)と青空(田中美佐子さん)の「友達以上恋人未満」の2人が繰り広げる10年間にわたるつかず離れずの関係性を描いた物語。
人を愛するがゆえの嫉妬や苦しみ、さらにストーカー行為ありと様々な要素が盛り込まれながら展開していきます。

大江千里さんが演じた田村雅一は、仕事で知り合った吉野文(斉藤慶子さん)との結婚を決意するものの、文の高校時代の親友・青空に思いを寄せており、結婚式当日に青空と共に逃走してしまいます。

その後2人は家庭を持ち一人娘の雅美を授かりますが、雅一と青空を憎み続け復讐を企んでいた文が雅美を誘拐。
雅一は、遊園地のメリーゴーランド内にいる雅美を発見しますが、文が操作盤を破壊したことにより有り得ないほどの高速回転をしているメリーゴーランド!
決死の覚悟でメリーゴーランドに乗り込み何とか手すりに手をかける雅一でしたが、強烈な遠心力により地面に叩きつけられ死亡してしまうというショッキングな展開に!

全11話のうち雅一のこの死亡シーンは第6話。
音楽活動と撮影スケジュールの調整が難しくなってしまったことからこのような展開としたそうですが、あまりにも強烈なインパクトを残し「荒唐無稽な死亡シーン」とまで言われ話題となりました。

主題歌には、大江千里さん25枚目のシングル曲「ありがとう」が起用されています。

CM出演も!

ドラマや映画の他にCM出演もされていた大江千里さん。

・ぴあ「ミュージックコンプレックス」
・NEC「98NOTE」「HANDY98」
・不二家「アメリカンバー」
・SUZUKI「カルタス」

などなど、いろいろなCMに出演されていました。
CMソングとして流れている曲も懐かしい!

現在はジャズピアニストとして活躍

2007年12月、ご自身のブログ「千里の森」にて日本国内での音楽活動を休業することを発表された大江千里さん。

2008年1月にニューヨークに渡り、10代の頃からの夢だったというジャズピアニストを目指して音楽大学のニュースクールへ留学されました。
そして、2012年5月に卒業されたのと同時に個人レーベル「PND Records & Music Publishing Inc.」を設立。
同年7月には1stアルバム「Boys Mature Slow」をリリースされ、ジャズピアニストとしてデビューを果たしました。

2015年に発売された著書「9番目の音を探して」では、47歳でニューヨークへの留学を決意し、20代のクラスメイトから「ジャズができていない」と言われ自信喪失したことや、仲間に励まされたことなど、様々なエピソードが綴られています。

2023年でデビューから40周年を迎え、ピアノコンサート「大江千里 Premium Piano Concert “Door Number “YOU”」の開催も決定しています。
こちらの方も楽しみですね。

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