須永中尉(すながちゅうい)
日露戦争の英雄として称賛されていたが、後のシベリア出兵時に大怪我をして四肢欠損。さらに、声帯、聴覚などを失い、ただ布団の上に寝かされているだけの存在になり果てる。唯一両目だけが正常に機能している。家族や兄妹も須永中尉を見放し、妻の時子のみが看病をしてくれる。
鷲尾少将(わしおしょうしょう)
須永中尉の元上官。現在、邸内の離れを須永夫婦に無償で貸している。根気よく看病する妻の時子を哀れみながらも称賛し、果物の差し入れをしているが、時子をいやらしい目で見ている。
マンガ「芋虫」の見どころ
本作は江戸川乱歩の作品としては、当時あらゆる雑誌への掲載を拒まれたほど悲惨な内容の小説を原作としてしています。それを漫画化した作品なので読む人を選ぶほどに最恐です。特に戦争で両手両足を失い、芋虫のようになってしまった夫の描写がもの凄くインパクトが強いのでホラー好きにはたまらないでしょう。また、その様になってしまった夫を介護する妻が次第に歪んだ愛情を表していく様子が非常にエロティックに描かれています。そして最後には悲劇的な結末を迎えるので、その衝撃に耐えられる方のみご堪能ください。
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