1980年代の魔法少女アニメ:魔法少女ララベル・魔法のプリンセス ミンキーモモ・魔法の天使クリィミーマミほか

1980年代の魔法少女アニメ:魔法少女ララベル・魔法のプリンセス ミンキーモモ・魔法の天使クリィミーマミほか

懐かしい1980年代の魔法少女アニメの魔法少女ララベル(立花ララベル)・魔法のプリンセス ミンキーモモ・魔法の天使クリィミーマミ(森沢 優)・魔法の妖精ペルシャ(速水 ペルシャ)・魔法のスターマジカルエミ(香月 舞)・魔法のアイドルパステルユーミ(花園ユーミ)のヒロインの劇中の活躍を振り返ります。


魔法少女ララベル(1980年、制作:東映動画)  立花ララベル

魔法の世界で修行に励んでいたララベルは、ある日魔法の道具が入った魔法のカバンを盗み出したビスカスを見かける。魔法のカバンを取り返そうとするが、ビスカスの使ったフラフープのような魔法の道具により、ともに人間の世界に落ちてしまう。二つあった魔法のカバンは、それぞれの手の中にあった。

魔法界の常識は通用せず、魔法界に帰ることもかなわず、行き場を失うララベルだったが、情に厚い親切な立花老夫婦に助けられ、立花家に居候することとなる。老夫婦の孫で、親元に戻ったテル子ことテコ、その親友のトコ(松宮トシコ)とも仲良くなり、人間界で様々な経験を積み、次第に人間界を好きになっていた。

一方のビスカスは、詐欺師まがいの男、落葉を仲間に引き入れ、盗み出した魔法道具も使って、人間界で小賢しい悪事を次々と働く。しかしどこか詰めが甘く、ララベルの活躍もあってそれらは失敗に終わる。当然彼らへの世間からの風当たりは強くなり、ビスカスの人間嫌いはますますひどくなっていく。

ララベルが人間界にやってきて一年たち、この日を誕生日代わりに祝ってもらっていたその時に、ビスカスがララベルの持つ魔法のカバンを奪おうと画策する。ギャング映画に感化されたのではあるが、ビスカスは咲花町の裏世界のボスを目指し、カバンを奪いライバルに勝利しようとしたのだ。ララベルの「人間と仲良くしたら」との説得も聞かず、「どんなに仲良くなっても魔法使いは人間にはなれない」と毒づく。そして立花老夫婦を誘拐し、魔法のカバンを要求する始末。

立花老夫婦をだまし、首尾よくカバンを奪い取ったビスカス。作戦により魔法でコウモリの姿にかえた落葉のことなど忘れてしまう。元に戻れず困った落葉はララベルに助けを求め、ララベルは落葉に案内されて雪山の隠れ家を突き止めた。そして再びカバンを奪い返し、二人は魔法合戦を繰り広げる。

やがて日も暮れ、お互いの魔法のカバンの中の魔法道具がすべて尽きてしまい「道具が尽きれば魔法は消える」とのメモを見つけ唖然とする。二人は魔法の使えない、ただの人間になってしまっていたのだ。

雪山で遭難しかかる二人。しかしコウモリの姿のままの落葉をはじめ、落葉から居場所を聞いた咲花町のみんなが一晩かけて探し出してくれた。皆と再会したところで、魔法のカバンやララベルの魔法のバトン、ビスカスのシルクハットが消え、魔法は完全に消える。

この一件ですっかり改心したビスカスは、元に戻った落葉とともに人間の修行をするために旅立った。ララベルもまた、普通の人間として友達らと暮らしていける喜びの中にいた。
(出典:Wikipedia)

魔法少女ララベル 立花ララベル

声 - 堀江美都子
主人公。駆け出しの魔法使い。好奇心旺盛で世話好き。ビスカスの人間界行きに巻き込まれ、下町情緒あふれる咲花町に「落っこちた」。魔法界での身長は15アンデルセン、体重380グリム、年齢1980ペロー(人間の単位だと身長150センチ、体重38キロ、年齢9歳となる。)。(第1話)

人間界では当初小学4年生、第8話で小学5年生に進級する。魔法が使える以外はごく普通の喜怒哀楽に富んだ女の子であり、魔法界にはなかった人間界での様々な出来事や人々の機微にふれ、少しずつ成長していく。
お供にビラ(声 - 松島みのり)という、ちょっと太めの魔法界のオス猫を連れている。胸の星型のペンダントから魔法のバトンを取り出し、簡単な魔法を使う。呪文は「ベラルル ベラルル ベララルラ(ー)」だが「ベララルラー」と略すことが多い。この呪文はエンディングに印象的なフレーズとして使われている。ピンク色のワンピースは、ウメおばあさんの手づくり。
(出典:Wikipedia)

立花ララベル(たちばなララベル)

日本の人情味あふれる下町にやってきた魔法少女ララベル

日本の町中、それも人情味あふれる古き良き下町を舞台にして、もし魔法少女がやってきたらどうなるか?という面白さを突き詰めているところが特徴になっている。町というコミュニティの中で親などの血縁者がいない状態のララベルが居場所を見つけていく。

”従来の東映動画魔女少女アニメでは、日本を舞台としたものでも、比較的無国籍な要素を持っていたものが多いが、本作は日本の下町を舞台としており、より日本らしさを打ち出しているのが特徴。ことわざや格言をストーリーに織り込んで展開しているのもその一つで、殆どの回で作造おじいさんが取り上げたことわざや格言を語って話を締めくくっていた。これは前作「花の子ルンルン」での花言葉からの引き継ぎでもある。”
(出典:Wikipedia)

日本の下町にやってきた魔法少女ララベル

立花ララベルは魔法の小道具を使い果たすと魔法使いでなく、ただの人間になってしまう

ララベルは見習い魔法使いのため、魔法のカバンから取り出す魔法の小道具がなければ、魔法は使えないに等しいレベルだった。

ララベルは胸の星型のペンダントから魔法のバトンを取り出し、簡単な魔法を使う。呪文は「ベラルル ベラルル ベララルラ(ー)」だが「ベララルラー」と略すことが多い。

ララベルとビスカスの二人は魔法合戦を繰り広げる。やがて日も暮れ、お互いの魔法のカバンの中の魔法道具がすべて尽きてしまい「道具が尽きれば魔法は消える」とのメモを見つけ唖然とする。二人は魔法の使えない、ただの人間になってしまっていたのだ。

立花ララベルとビスカスは魔法の小道具が尽きてしまうと魔法使いではなく、ただの人間になってしまうという衝撃のクライマックス

立花ララベルは、故郷の魔法の国に帰らず、普通の女の子として日本で暮らす決断をする

魔法を使えないただの人間になったララベルは、そのまま日本で普通の人間として友達らと暮らしていける喜びの中にいた。当時のララベルのファンには魔法の国に帰れないことを心配する人も多かったようだ。

魔法少女アニメ「魔法少女ララベル」(東映魔女っ子シリーズ)

魔法少女ララベル(まほうしょうじょ ララベル)は、藤原栄子原作の少女漫画で東映動画製作の魔法少女アニメである。1980年2月15日 - 1981年2月27日 にテレビ朝日系列にて放映。全49話。15年に渡って製作された東映魔女っ子シリーズの最終作。

原作 藤原栄子
放送期間 1980年2月15日 - 1981年2月27日
声の出演:立花ララベル…堀江美都子、ビスカス高林…田中崇、ほか
話数 全49話

従来の東映動画魔女少女アニメでは、日本を舞台としたものでも、比較的無国籍な要素を持っていたものが多いが、本作は日本の下町を舞台としており、より日本らしさを打ち出しているのが特徴。ことわざや格言をストーリーに織り込んで展開しているのもその一つで、殆どの回で作造おじいさんが取り上げたことわざや格言を語って話を締めくくっていた。これは前作「花の子ルンルン」での花言葉からの引き継ぎでもある。

本作はアニメオリジナル作品であり、藤原栄子はキャラクター原案としての参加である。小学館の学年別学習雑誌での連載漫画はいわゆる原作ではなく漫画版である。もともとは藤原のヒット作『うわさの姫子』をアニメ化したいと打診があったが、同作はシンエイ動画でアニメ企画が進行中だったため、藤原がキャラクターを担当する魔法ものになったというのが企画経緯である。
(出典:Wikipedia)

魔法少女ララベル(まほうしょうじょ ララベル)(1980年2月15日 - 1981年2月27日)

魔法のプリンセス ミンキーモモ(1982年、制作:葦プロダクション(第1作、通称:「空モモ」) ) ミンキーモモ

この物語はどこかの国のどこかの町に住む夫婦が、子供のいないことを切々と語る場面から始まる。そこに夢の国フェナリナーサのプリンセス、ミンキーモモ(以下、モモ)が3匹のお供を連れて空から降りてくる。そして夫婦はモモを、始めから自分たちの本当の子供であったかのように受け入れてしまう。

第2話以降もモモは事件に遭遇し、魔法で大人に変身するが、プロットそのものには決まったパターンがなく多様な展開を見せる。各回ごとにエピソードの主要人物となるゲストが登場し、モモはゲストの夢を叶えようと奔走する。モモが何かいいことをすると各回の最後にモモのペンダントが光り、その4回ごとに夢の国の王冠にハッピーティアと呼ばれる宝石(誕生石)が出現する。宝石が12個そろうと、夢の国が再び地球に降りてくると言われている(第4話)。

物語は第43話から第46話にかけて終盤を迎える。モモは、魔法で他人の夢をかなえることはできないことを知り、魔法の力を失い、ついには命を落としてしまう。

そして、モモは人間に生まれ変わり、地球でのパパとママの本当の子供となる。モモが大人になり自分の夢を叶えた時、最後のハッピーティアが出現し夢の国が降りてくるだろうと語られ、『ミンキーモモ』の物語はここで一旦、幕となる。

このあとも物語は続き、物語の大筋は人々の夢と希望を奪うためモモを付け狙う悪夢との戦いが中心となる。最終的には、後期のエピソード全てが人間の赤ちゃんとなったモモの見る夢だったことが判明する。夢の中での戦いはモモの勝利に終わり前期最終話に回帰する形で物語は完結する。
(出典:Wikipedia)

魔法のプリンセス ミンキーモモ

空にある夢の国「フェナリナーサ」のプリンセス。
好奇心の強い女の子で、思い立ったら空飛ぶ魔法のキャンピングカー「グルメポッポ」で世界中どこにでも飛び出していく。
楽観的な性格で、「なるようになる」と前向きに生きている。事件が起きると、変身魔法で様々な職業のプロフェッショナルの技能を身につけた18歳の大人に変身し、事件解決に奔走する。髪飾りについた星形のアクセサリがトレードマーク。
(出典:Wikipedia)

ミンキーモモは笑顔と行動力で問題を解決していくキュートな魔法少女

モモが大人に変身するシーンでは、小道具(ミンキーステッキ)に呪文・ダンスを組み合わせた演出がなされた。

モモが大人に変身するシーンでは、小道具(ミンキーステッキ)に呪文・ダンスを組み合わせた演出がなされた。シリーズ中には幾度かの変遷があり、第11話から第46話で使用されたシーンでは当時ブームだった新体操のリボンをモチーフとしていた。この演出は斬新なものと受け止められ、後の魔法少女アニメに影響を与えた。
(出典:Wikipedia)

魔法の呪文は「ピピルマ ピピルマ プリリンパ パパレホ パパレホ ドリミンパ アダルトタッチで - になれ」

放送当時は、女性が社会で活躍するというのは、女の子にしてみればまだまだ大きな憧れだった。どんな職業の大人にでも変身できるという設定は、文字通り女の子に夢を与え、かなりの人気を博したと言える。
(出典:Wikipedia)

ミンキーモモは魔法で18歳のモモ(どんな職業の大人でも可能)に変身

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