島崎和歌子

本名:島崎和歌子(漢字の表記は同じですが、しまさきわかこと読みます)
生年月日:1973年3月2日
血液型:O型
身長:155cm
出身地:高知県南国市
所属事務所:ゴールデンミュージックプロモーション
今ではみんなを元気にする明るい笑顔がトレードマークの島崎和歌子さんですが、幼少期はとても人見知りで家にお客さんが訪ねてきただけでも泣き出すような女の子だったそう。
そんな島崎和歌子さんが芸能オーディションを受けたのが1987年の夏。
「このまま何事もなく何となく過ぎていく人生に疑問を抱いた」という思いから、「第2回 ロッテ CMアイドルはキミだ!」に応募。
準グランプリに輝いた島崎和歌子さんは、芸能プロダクション「ゴールデンミュージックプロモーション」からスカウトを受け芸能界入りを果たします。
1991年から放送されている「オールスター感謝祭」(TBS系列)で司会を務めたことを機にバラエティ番組への出演が増加し、今ではバラエティタレントとしての地位を確立している島崎和歌子さんですが、歌手としてもシングル12曲、アルバム2枚をリリース。
さらに、女優としても30作品以上のドラマに出演されているなど幅広い活躍をみせています。
ドラマ「魔法少女ちゅうかないぱねま!」

ドラマ「こまらせないで!」(1989年1月11日~3月22日放送 フジテレビ系列 荻野目洋子さん主演)で女優デビューをした後、ドラマ初主演を飾ったのが「魔法少女ちゅうかないぱねま!」です。
中華魔界で大富豪のお嬢様として育ったいぱねまが、破産と同時に失踪した両親を探すために人間界にやってきて、家政婦をしながら様々な騒動を解決しつつ一家の再興を模索していくというストーリー。
特撮ドラマのヒロインを務めたことで子供たちの間で広く人気を得てブレイクした島崎和歌子さんは、その後様々なテレビ番組に出演するようになり、広く活躍されるようになります。

「魔法少女ちゅうかないぱねま!」のアイテムとして外せないのが、まほうステッキ。
「リンパラ、イパネマ、シャオシャオパイ」の呪文でペンダントを使って変身した際に、ペンダントから形を変えて登場するのがこのステッキです。
バンダイから発売されたまほうステッキは、当時大人気!
まほうステッキのCMに出演されている島崎和歌子さんが初々しくてかわいいです!
映画「スキ!」

人生絶好調の青年・二宮氷介(大江千里さん)と、ことごとく運に見放されていた女子高生・椎名双葉(島崎和歌子さん)が、占い師のお告げにより運命的に出会ったことがきっかけで2人の運勢が大逆転していく様子を描いたコメディ。
「魔法少女ちゅうかないぱねま!」でヒロインを務めたことを機に、ドラマ出演が増えていった島崎和歌子さんは、本作で映画初出演にして主演を務めました。
愛の劇場「三代目のヨメ!」

2008年1月から放送された本作は、草加の老舗せんべい屋「米屋」を舞台にした笑って泣けるホームドラマ。
島崎和歌子さんはこの物語の主人公・米田菜津子を演じています。
キャンプ場で知り合い意気投合した老舗せんべい屋「米屋」の三代目・米田優太郎(南周平さん)と、優太郎より7歳年上の派遣社員・菜津子。
そんな二人が結婚し米屋の三代目の嫁となった菜津子が、お姑さんの美佐子(根岸季衣さん)にも気を遣いつつ奮闘するストーリーです。
本作への出演が決まってから、周囲の既婚者に嫁姑関係について徹底的にリサーチをしたという島崎和歌子さん。
それにより、現実はドラマのようなバチバチの嫁姑バトルというよりも、お互い嫌われたくないという思いが優先して疲れるくらいの気遣いの応酬が繰り広げられていることが分かったんだとか。
そんなリサーチを活かした島崎和歌子さんの演技に注目です!
ひるドラ「オーバー30」

子育て中の専業主婦と独身キャリアウーマンという立場も価値観もまったく違う二人の30代女性が、本音でぶつかりケンカをしながらも、互いに影響を受けてやがて人生観が変化していく様子が描かれたストーリー。
田舎で暮らす子育て中の専業主婦・江藤愛子(島崎和歌子さん)は、夫の直之(高知東生さん)が東京出張と偽り浮気していることを知ってしまいます。
二人の子供を連れて上京した愛子は、浮気相手の若山美香(遊井亮子さん)の家を訪ねると、なんと美香の家にそのままに居座り、一人の男の妻と子供と愛人の同居生活が始まることに・・・。
放送当時のインタビューでは、美香とのケンカのシーンはすごくパワーを使うとしながらも「女の本音の掛け合いを楽しんで頂けたら」とお話されている島崎和歌子さん。
頑張っている女性たちを応援するようなドラマになっています。
朝の連続テレビ小説「らんまん」
神木隆之介さんを主演に、高知県出身の日本の植物学者・牧野富太郎さんの人生をモデルにして描いたストーリーです。
造り酒屋「峰屋」の一人息子として生まれた主人公・槙野万太郎が、峰屋の若旦那として生きるべきか、幼い頃から学び続けていた植物学の道を歩むか悩んでいた時に、自由民権運動家の早川逸馬(宮野真守さん)と出会い刺激を受けます。
島崎和歌子さんは、早川逸馬の運動を支援する楠野喜江役として登場。
喜江は、日本で初めて女性参政権を訴えた婦人運動家・楠瀬喜多がモデルとなっていて、通称「民権ばあさん」と呼ばれていた実在の人物です。
高知県出身の島崎和歌子さんにとって、セリフにあった土佐弁はお手の物。
ご本人曰く「役作りいらずでした」というほど、違和感のない自然な演技を披露していました。
朝ドラ出演は「すずらん」(1999年4月5日~10月2日)以来24年ぶりとなった島崎和歌子さん。
バラエティタレントとしての印象が強いですが、デビュー以来30作品以上のドラマに出演されてきた実績は本物です。
これからも、島崎和歌子さんが女優としてどんな表情を見せてくれるのか楽しみにしたいですね!